湖北・長浜でぶどう狩りとぶらり街歩き その2 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。
先日、家族で湖北・長浜へお出かけした際の様子をお送りしています。

イメージ 1

さて、「草津パーキングエリア」を出て、滋賀県の大動脈「名神高速道路」を
東へ向かいます。長浜へはまだまだ先なのですが、栗東(りっとう、同栗東市)を過ぎたあたりだったでしょうか、正面にきれいな形の、小高い山が見えて来ました。

イメージ 2

その形の美しさから「近江富士」と呼ばれる「三上山(みかみやま、標高432m)」でした。JRの草津線からでも見ることが出来るのですが、名神の方が山に近いので、迫力という点ではこちらの方が上でしょうか。

「打ち出でて 三上の山を 詠れば 雪こそなけれ 富士のあけぼの」現代意訳…「大津の打出浜(うちではま)に出て、そこから見える三上山を歌に詠もうとしたところ、雪はなかったけれどもそれは『富士山の夜明け』のようだった」という、紫式部のこの歌が有名なのだそうです。古くから歌にも詠まれるものだったようですね。いつも、通る度に楽しみにしている風景です。

イメージ 3

さて、東へ進むほど道は空いていまして、気が付けば「北陸道」との分岐点、「米原ジャンクション」が近づいていました。だいぶ、滋賀も東へ来ています。

イメージ 4

今回、目的地にしている「長浜」は、左へ分かれる「北陸自動車道」の沿線なのですが、同じ長浜市域でも、まず向かおうとするぶどう狩りは、中心地からかなり東に位置しているので、そのまま名神を先へと進むことにしています。

イメージ 5

イメージ 6

関ケ原、一宮、小牧、そして名古屋市内…という文字を見るにつけ、遠くへ来たのだなと感じます。そういえば、滋賀の他にも岐阜や名古屋ナンバーのクルマもかなり増えて来ました。

イメージ 8

「伊吹山」と看板があるのですが、ここからは見えません…
この先「東名高速道路」へ進むと、東京まで400kmという地点でした。

イメージ 7

「米原ジャンクション」から15分ほどだったでしょうか、到着したのは、この「伊吹(いぶき)パーキングエリア」(同米原市)でした。

イメージ 14

先ほどの「草津パーキングエリア」とは異なり、どことなくのんびりとした雰囲気です。
おそらくは、ここから20kmほど手前にあり、ドライバー用ホテルやたくさんの種類のお土産物を取り扱っているなど、設備が格段に充実している「多賀サービスエリア」(同犬上郡多賀町)が主に利用されているからでしょうか。

しかし、秋ならではの広い空…いい天気ですし、気持ちがよいものです。

イメージ 9

次の「関ケ原インターチェンジ」で、名神を降りることにしているので、ここで高速最後の休憩。草津からは1時間ちょっとかかったでしょうか。

わたしもここでいっぷくするのですが、目に入ったこの地図、所在地は「滋賀県」なのですが、これは「岐阜県」のものですね。

イメージ 10

それもそのはず、もうここは「岐阜県のすぐ手前」でした。

ここはちょうど、先ほど「北陸道」が分岐していった「米原ジャンクション」と、「関ケ原インターチェンジ」との中間に近いところのようで、急に山間部に入って来たことを思い出します。

イメージ 15

でも、ここあたりまで来ると、大垣や岐阜といった県内の主要都市や、名古屋市内までも、実に近いことがわかります。
ちょうど、名阪間の中間に当たるところなのでしょうね。

イメージ 11

イメージ 16

施設内の公園からは、霊峰「伊吹山(いぶきやま、1,377m)」が雄大な姿を見せてくれていました。山肌に、鉄塔がずらり並んでいるのが特徴的なのですが、同時に、山肌のあちこちが削られているのも目に留まります。良質の石灰岩の産出地としても有名なのだとのこと。

イメージ 17

パーキングエリア内には、このように立派な「伊吹山」の貼り絵もありました。これはなかなかの力作、しげしげと眺めてしまいます。

イメージ 18

イメージ 19

イメージ 20

イメージ 21

その他にも、実に琴線に触れるような、情緒あふれる作品がこちらではたくさん飾られていました。なんだかほっと、ほっこりとさせられます。

「見る人が楽しんでくれたら」と思いながら、作られているのでしょうね。
若い時には、こういった情景というのはどうにも思わなかったのでしょうが、そう思えるとは、やはりわたしも年取ってるんですよね、当たり前ですが(笑)

イメージ 12

という、手作り感であふれる「伊吹パーキングエリア」でした。

イメージ 13

がらんどうの駐車場に立ち、反対側の空を眺めてみます。
変わった形の雲ですが、ピリッとさえする朝の空気に、ああ秋やなあ、ええ季節なんやねんなあと感じます。
四季を味わえる幸せを、ささいなこの光景から感じた次第です。

次回に続きます。
今日はこんなところです。