秋といいますと、10月14日の「鉄道の日」に関連しての鉄道イベントが全国あちこちで開催されています。

そんな中、昨日、京阪電車で「大津線感謝祭2017」が開催されました。
本線とは異なり、同じ京阪でも「路線の規格がひとまわり小さい」という「大津線(おおつせん。京津線・石山坂本線の総称)」にちなんだ車庫の開放イベントなのですが、これに行って参りました。
なかなか多忙で、10月にも行きたかったイベントはたくさんあったのですが、今秋ようやく?はじめて鉄道イベントに参加することが出来ました。
今日からは、その様子をシリーズでお送りしたいと思います。
よろしければどうぞおつきあいください。

さて、最寄り駅からまずやって来たのは、毎度おなじみ「京橋駅(大阪市都島区)」です。会場が大津市内なので、今日は早起きです('ω')ノ

改札を入りますと、早くも、こちらでは紅葉が見頃になっていました(^^)v
以前にも幾度か取り上げたことがあるのですが、ここの中央改札口付近は、その時期にあわせたこまめな装飾がなされています。いつも楽しみです。

「京都の紅葉」…というと、耳にするだけで、ぜひにゆっくりと鑑賞したいなと思えます。特に今年は、全車座席指定「プレミアムカー」が登場して初の紅葉シーズンということで、ノンストップ快速特急「洛楽(らくらく)」にもこれが連結されるなど、京都への観光にまたひとつ選択肢が増えたように感じます。趣味的にも、もちろん興味深いものがまた増えました。

京都方面ホームに上がって来ますと…その「プレミアムカー」の空席案内を見ていますと、朝早い時間帯なのにも関わらずなかなかの人気のようです。

「特急」で京橋を出発したところで、朝日が徐々に昇って来ます。明るくなるのも、徐々に遅くなって来たなあと感じますが、気持ちの良い光景です。

車内は結構、空いていたのでここで朝寝しようとするのですが…

今回、「大津線感謝祭2017」が行われる沿線の「錦織車庫(にしごおりしゃこ)」の最寄り駅は「近江神宮前駅(滋賀県大津市)」なのですが、大阪からの往復という点で、この「水の路1dayチケット」という、なかなかお得な企画乗車券を活用することが出来ました。
大阪から京都までは「京阪線全線」、京都から大津までは、京阪が乗り入れている「地下鉄東西線」の一部区間と、そこから先の「大津線(京津線、石山坂本線全線)」が乗り降り自由と、今回の趣旨?にピッタリのものでした。さらに、単純往復するよりも結構、お得なので助かります。

朝寝をはさみつつ、40分ほどで「三条駅(京都市東山区)」に到着。

乗車して来たのは、先ほども触れた「プレミアムカー」が連結されていない「3000系」という電車でした。ですが…

正面には、京阪特急伝統の「鳩マーク」がこのように、くっきりと浮かび上がっています。この3000系の正面顔、今年9月から液晶ディスプレイに改造された状態で運行が開始されています。

また、この「鳩マーク」以外にも「快速特急 洛楽」運用に充当される際には、専用の違った装飾が出来るようになっています。守口市にて。

さて、ここからは大津・びわ湖へ向かう「京津線(けいしんせん)」に乗り換えです。


ここから「大津・びわ湖方面」へは「京都市地下鉄東西線」に乗車します。
もともとは、この地下にある「三条駅」の真上、「京津三条駅」から京津線は大津方面へと発着していたのですが、20年前の平成9(1997)年10月、それと並行して「京都市地下鉄東西線」が開業したため、京都から大津方面へ向かう京阪電車の京都方の起点は「御陵駅(みささぎえき、同山科区)」へと後退してしまい、この駅から御陵駅までは京阪が「地下鉄東西線」へと乗り入れる、という運転形態に変更されたためです。
そのあたりの経過は、こちらもどうぞ↓
当ブログ
部分廃止から20年「京阪電車京津線」路面電車時代の思い出を回顧する
その1(2017年10月13日アップ)

長いエスカレーターを降り、地下のホームにたどり着くと、次がちょうど「浜大津ゆき」でした。

先ほどの話に戻りますが…
赤いラインの「東西線」から、3つ先の「御陵駅」で水色の「京津線」が浜大津へと分岐しているのが、路線案内をこうして見ますとよくわかります。
それでは、「浜大津ゆき」を待ちながら次回に続きます。
今日はこんなところです。