みなさんこんにちは。今日の話題です。
昨日までのシリーズに引き続き、今日から二回にわたって、またまた京阪電車の話題をお送りしたいと思います。今度は最近のものです(笑)

























その見た目から「ガイコツ型テール」という人も居るとか居ないとかだそうですが、これが両方とも点灯しているのは、京阪の場合「急行以上の優等列車」だということを示しています。



朝のラッシュが一段落したこの時間帯、通勤用車両で運行されている「特急列車」と、淀屋橋駅で運用を差し替えるための回送列車(通称「送り込み列車」)です。




先日の17日、公休を頂いていたので、久しぶりに「京阪撮り鉄」をして参りました。やって来たのはここ「守口市駅(大阪府守口市)」。
雨のそぼ降る、実に寒い日だったのですが、久しぶりならではの、いろいろな光景をカメラに収めることが出来ました。よろしければ、先日に引き続いておつきあいください。


さて、やって来たのはこの駅の、下り(大阪方面)ホームの先頭部分でした。
最初にやって来たのは「快速特急 洛楽(らくらく)」にも充当される「3000系」という車両だったのですが…
どこか、いままでと違う顔つきです。

今年、2月のダイヤ改正の際に撮影した、同じく「3000系」。車番の「3053」のあたりにご注目頂きたいのですが…

車番は向かって左横の、車掌台側に移設されていて、その場所には「LCD」のような装置が取り付けられています。
そういうことで、以前とはだいぶ、顔つきが変わっているのが気になるのですが、これは果たして…後ほど、取り上げたいと思います。

さて、時刻は朝の9時を回ったところでした。ですので、大阪方面への列車はそれこそ頻繁にやって来ます。
次にやって来たのは、ヘッドマークを掲げた古参の「2600系」、区間急行でした。

「京都地下線開業30周年」のヘッドマークを掲出した編成でした。
京都の中心部を南北に流れる「鴨川(かもがわ)」沿いに走っていた、京阪本線が地下化され、今年の5月で30周年を迎える記念のものです。

当時、主役だった「旧3000系特急車」があしらわれたデザイン。
個人的には、とても秀逸なものだと感じます。

そんなことを思っていますと、その区間急行は発車して行きました。
この守口市駅をはさむ区間は「複々線(ふくふくせん、同一方向に向かう線路が二本ずつあるもの。京阪では『外側線=B線』を普通列車が、『内側線=A線』を特急・急行列車などの速達列車が使用するもの)」です。
下りの「区間急行」はこの駅までは各駅停車なので「B線」を走行し、ここから「A線」へ転線、ノンストップで「京橋駅(大阪市都島区)」へと向かいます(列車によっては、転線せずそのままB線を走破するものも存在)。

そういうことで「外側のB線からA線へと転線していく」というのが、この駅で見られる独特の光景です(京都方面ではその逆)。
しかと見届けました。

先ほども触れたように、結構、雨が降りしきっています。
時々、おさまったり止んだりするのですが、それでも発着する電車は、ヘッドライトを点灯させてやって来ます。2400系の普通列車でした。

さて、この場所でカメラを構えたり、やって来る電車を観察していますと、最新型車両・13000系の多さに驚かされます。

しばらく乗車していないうちに、増備がなされたのかも知れません。
同系の準急淀屋橋ゆきが到着。

京都方面へも、普通列車としてやって来ました。


それに引き続いて、京都方面への「A線」に「急行」も到着。2編成の並びになりました。


その後も、どんどんと13000系がやって来ます。京都方面への区間急行ですので、A線を走行して来たのち…

ここでB線へ転線、1番線へと入線して行きます。

と、その後ろに、冒頭で取り上げた「3000系」が機外停車しています。
回送列車のようです。

その、1番線から「区間急行」が発車し、ホームが空きますと…

その間隙を縫うようにして、機外停車していた3000系が1番線へと入線して行きます。
この先にある「寝屋川車庫(大阪府寝屋川市)」への回送列車ですが、こういった風景を見ていますと複々線ならではだなと感じます。

ところで、乗車した車内にはこんな気になるものも。
この13000系の鉄道模型「鉄道コレクション」が限定発売されるようです。
徐々に数を増やしつつあるこの最新型形式のモデル、ぜひ入手したいところです。28日は並んで入手して来たいと思います(入手次第、また「細見リポート」したいと思っております)。

そこから一転、今度は「最古参車両」もやって来ました。
昭和39(1964)年製造初年の「2200系車両」、それも「快速急行」です。

クラシックな形状の尾灯(テールライト)。
この「2200系」と「2600系」の一部でしか現存していないものです。
その見た目から「ガイコツ型テール」という人も居るとか居ないとかだそうですが、これが両方とも点灯しているのは、京阪の場合「急行以上の優等列車」だということを示しています。
この「快速急行」、もとい「ガイコツテールの両方点灯」の姿は最近、あまり記憶にないものなので、なんだか貴重な体験をしたかのようです。


その後には、これも「京都地下線開業30周年」のヘッドマークを掲げた、今度は10000系がやって来て…

「4番線を、電車が通過します…」とアナウンスがありまして、この8000系特急車が通り過ぎて行くではないですか。
朝のラッシュが一段落したこの時間帯、通勤用車両で運行されている「特急列車」と、淀屋橋駅で運用を差し替えるための回送列車(通称「送り込み列車」)です。

ゆっくりと通り過ぎる列車には、話題の全席座席指定車両「プレミアムカー」も連結されています。
この8000系の「送り込み列車」は「回送」となっているのですが、以前は「普通列車」として始発の淀屋橋駅まで運行する例が多々ありました。

これが「特急以外の列車」でやって来たりしますと「豪華な乗り得な列車」といったところなのですが、座席指定の「プレミアムカー」の今夏からの導入で、そういった運用は以前に比べ、数が見られなくなりました。
ただ「プレミアムカー」を連結した「急行列車」は土休日ダイヤで設定があるので、なかなか興味深いところです。まだ乗車したことはありませんが…

そして、回送列車はA線ではなく、そのままB線へと進んで行きました。
次回に続きます。
今日はこんなところです。