
「大人の夏休み」を終えたばかりのわたしなのですが、そのさなか、7月も下旬に入った頃、嫁と娘たちは少し早い里帰りをしてしまいました。
そういうことで、どこかへでも行けたらええなあ…と考えていたのですが、以前から行きたかった、信州・諏訪湖へと思い立って日帰りで旅して来ました。今日からは、その様子をシリーズでお送りしたいと思います。
よろしければどうぞおつきあいください。

7月も下旬に入った先月21日(金)。
まずやって来たのは、毎度おなじみ「京橋駅(大阪市都島区)」です。
地元駅から始発電車に乗っての到着だったのですが、意外にもというのか結構混みあっていました。ここから環状線に乗車します。

ほどなく「大阪駅(大阪市北区)」に到着。
このがらんどうさは早朝ならではです。

コンコースもご覧のとおり。日中の混み具合からは想像もつきません。

ですが、JR京都線のホームに降りて来ますとこの人の列。
スーツケースやキャリーバッグなどを持った人の多さに驚かされます。
方角が一緒なので、わたしと同じく始発の新幹線に乗車しようという人たちでしょうか。


新大阪駅に到着したのは5時45分頃でした。
東京方面へ向かう新幹線の始発は「6時ちょうど」なのですが、それ以降にもこまかい間隔で列車が続いています。これだけ東京行きが並んでいると、ぜひに行きたいなあ…


実は、名古屋駅からの列車の発車時刻の関係で、始発の「のぞみ200号」でなくとも一本あとの「のぞみ202号」でもよかったのですが、空いているようなのでそちらに乗車することにしました。


乗り込んだ「のぞみ200号」、つまり新大阪始発の東京ゆきの車内はこんな感じでした。座席は埋まっているのですが、おのおのくつろいだり、朝食を摂ったり…と、どことなくのんびりした感も受けます。

今回、名古屋までの新幹線は「自由席」でした。短い乗車時間なのですが、ゆっくり座れたのは助かりました。「のぞみ号」の自由席は3両だけですもんね。

さて、始発の「のぞみ200号」は定刻の6時ちょうど、新大阪を出発。
どんよりとした曇り空の下、一路、東へと向かいます。

京都からはそれに加えてさらに乗車があり、座席はすべて埋まるような状況になりました。こちらも曇天ですね。

鴨川を渡ります。そして、長いトンネルを抜けた先は早くも滋賀県です。

新大阪からですと30分ほど経ったところでしょうか、車窓の左手に単線の線路が近づいて来ました。これはというと…

近江平野を走る、ローカル私鉄「近江鉄道(おうみてつどう)」でした。
地図で見るとよくわかるのですが、この数キロの区間では東海道新幹線と並走しています。


さすが新幹線…というべきか、隣に並行している近江鉄道の線路はあっという間に流れて行きます。電車と出会わないか?といつもちょっと期待するのですが、結局、すれ違うことはありませんでした。

ちなみに、近江鉄道の側から新幹線を見るとこんな感じです。

16両編成でぶっ飛ばす新幹線と、2両編成でゆっくり走るローカル線のワンマン電車…このギャップは結構なものがあります。
こちらもどうぞ↓
当ブログ
「ガチャコンまつり2017」と近江鉄道・信楽高原鉄道を巡る日帰りの旅 その10(2017年6月23日アップ)
(この並走区間を近江鉄道側から乗車した際の記事です)


渡っているのは愛知川(えちがわ)。近江鉄道は赤いトラス橋で、ここから先はぷいと方向を変えて、草むらの向こうに線路は消えてしまいました。

しばらくすると米原駅を通過。車窓には「伊吹山(いぶきやま)」が見えて来ました。早くも次の県境、関ケ原が近づいています。

このあとも順調に列車は進んで行きます。
岐阜羽島を過ぎ、木曽川を渡ると愛知県に入りました。

名神高速が近づいて来るのも、この岐阜・愛知県境の特徴でしょうか。
この光景になると、もうすぐ名古屋市内の高層ビル群が見えて来ます。


およそ50分で、無事に名古屋に到着。


さすがにこの時間帯、東京方面への列車は次々に入って来ます。
ホームもたくさんの人波です。
東京へは8時から9時前頃に到着出来る時間帯なので余計にですね。

しかし、こちらへ来ても結構な雨…乗り換え改札へと向かいます。

さて、ここからは在来線、中央線に乗り換えます。10番線です。


その10番線に上がりますと、この列車が発車待ちをしていました。

中央線へと向かう、長野ゆきの「特急しなの1号」です。

新幹線からの乗り換え時間は10分ほど、新大阪からの始発やその次の便でも余裕を持って乗り換えが出来る列車でした。


そういうことで、売店で朝食を仕入れることも出来ました。

午前7時ちょうど、雨の名古屋を出発。
この先、「しなの号」は山深い木曽路へと入って行くのですが、果たして天候はどんなものになるでしょうか。ちょっと気になります。
次回に続きます。
今日はこんなところです。