JR東日本 全線完乗への道!その73~仙台駅から「仙石東北ライン」で石巻へ | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。
初夏の東北をひとり旅した際の様子を、先日よりお送りしています。
第2日目、7月3日(月曜日)の朝を仙台で迎えました。

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朝の6時を過ぎたところですが、予報通り、結構な雨です(>_<)
慌てて、ホテルの向かいにあるファミマへ傘を買いに行ったのですが…

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ホテルの朝食にはちょっと早かったので、いったん部屋に戻ってテレビを点けてみますと…

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幾度見てもこれは雨ですね('Д') 
ですが、雨ならば雨ならではの楽しみもあるかと思うので(そう言い聞かせている部分もありますが)、未乗線区の乗り鉄を楽しみたいと思います。

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朝食は6時半からでした。野菜がたっぷり入ったお味噌汁が大変おいしかったです。「仙台みそ」を使用しているとのこと。旅先の朝はがっつりです。

「東横イン」では、宿泊料金に朝食代が含まれているので、旅で利用する際にはいつも助かっているのですが、最近ではこのようにその土地土地の名物が出て来たりするので、それも楽しみにしている次第です。

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8時前にホテルを出発。仙台駅へと向かいます。

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昨日から、幾度となく通っている中央口へとやって来ました。
今日は、朝から仙台を出発、太平洋岸に沿ってJR線を北上、岩手県に入り、盛岡(岩手県盛岡市)へと向かう行程にしています。

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「JR 私鉄乗りつぶし地図帳」(JTBパブリッシング刊 2013年発行)より。
地図中、赤い線はすでに乗車したことのある路線なのですが、このあたり、ところどころ白色、つまり未乗の区間が残っています。

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今日乗車する予定にしているのは宮城・岩手県境にまたがる区間が主です。あの6年前の「東日本大震災」、石巻・気仙沼・大船渡…と、大津波で大きな被害を受けたところです。

その一部は、鉄路での復旧ではなく「BRT」(Bus Rail Transit、バス高速輸送システム)という、専用のバスを用いての運行がなされているということで、いままでにない形態だと注目されているようです。

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昨日、手配しておいた盛岡までの乗車券ですが…
「BRT線」の文字も見えます。果たして、どのような路線なのでしょうか。

そういうことで、今日の旅の様子は「JR全線の完乗を目指す」というわたしのブログで続けていたこのタイトルシリーズの続編、ということになりました。
引き続き、おつきあいくだされば幸いです。

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さて、まず乗車するのは「仙石東北ライン」という路線です。

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地図の左側が仙台駅なのですが、山側(左側)から「東北本線・東北新幹線・仙石線(せんせきせん)」と、東方面へと複数の路線が延びています。

列車はまず東北本線を走り、「仙石東北ライン」という愛称名の通り、途中から海側を走る仙石線へ乗り入れ、県内有数の港町がある太平洋岸の石巻(いしのまき、宮城県石巻市)へと向かうことにしています。

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ホームに降りてみますと、まだ石巻ゆきは入線していませんでした。

反対側のホーム、仙台停まりの列車からたくさんの乗客が降りて来ました。
朝のラッシュ、ピークの時間帯は過ぎたといえどまだまだのようですね。

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待つことしばし。「仙石東北ライン」の「石巻ゆき」が入線して来ました。

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ところで、この列車…車体に「HYBRID TRAIN」の文字が見えます。
ここから石巻までの区間、すべて電化されているのですがこれ如何に…?

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その理由を探るべく、さっそく車内へ入ってみることにします。

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車内に掲出されていた車番ですが…
「ハイブリッド」の「HB」という付番がなされているのが特徴です。

そういえば、まるでディーゼルカーに乗っているようなアイドリング音がします。

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興味深いものを見つけました。
この列車、動力源のエンジンの他に「バッテリー」を搭載していまして、車内のこのモニターでその様子を確認出来るようになっていました。

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実は、ここ仙台から塩釜(しおがま、宮城県塩釜市)から少し先までの東北本線は「交流20000V」、そして、その先の仙石線は「直流1500V」という、異なる電流、電圧の区間になっています。

同じ「電化区間」といえど、本来であれば、この両区間を走るには「交直流電車」という、双方の区間に対応出来る設備を持つ車両を使用するのですが、地上設備の改良が必要だったり、交流・直流双方に対応する車両自体は高価なものになる、などの理由で「仙石東北ライン」ではこの「ハイブリット型ディーゼルカー」の導入につながったといいます。

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さて、午前8時20分、ハイブリット車両の石巻ゆきは出発しました。

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東北新幹線が高架で覆う、少し薄暗いところです。

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しかし、雨は一向に止む気配はありません。
今日一日は、雨とのおつきあいになりそうです。

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仙台を出て10分ほどでしょうか、広大な田園の向こうに東北新幹線の高架が延々と続く景色が広がります。

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そこからしばらく走りますと、車窓には小さな島がちらほらと見えるようになって来ました。日本三景のひとつ、松島が近づいているようです。

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地図でこのように見てみますと、実に大小、たくさんの島があるのですね。
そして、この「仙石東北ライン」のみどころ、東北本線と仙石線との切り替え地点も近づいているようです。

次回に続きます。
今日はこんなところです。