「ガチャコンまつり2017」と近江鉄道・信楽高原鉄道を巡る日帰りの旅 その1 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。今日の話題です。

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先日の10日(土)、滋賀県を走る「近江鉄道(おうみてつどう)」でこの「ガチャコンまつり」というイベントがこの鉄道の「彦根駅(ひこねえき、滋賀県彦根市)」で行われました。

いわゆる「車庫開放のイベント」のようですが、この場所には「近江鉄道ミュージアム」という、年に幾回だけ開放される資料館があり、その開館に合わせて年に一回だけ行われるおまつり、だとのこと。
資料の展示だけでなく、かつてこの鉄道で使用されていた車両の展示も多くなされているということで、いちど訪問してみたいと思っていました。

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これ幸いに…ということで、その10日(土)、早起きして訪問したその「ガチャコンまつり」、そして近江鉄道と、同じ県内を走る「信楽高原鉄道(しがらきこうげんてつどう)」に乗り鉄して来た様子を、今日からはシリーズでお送りしたいと思います。よろしければどうぞおつきあいください。

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6月10日(土)。最寄り駅から、まず京橋駅(大阪市都島区)へとやってきました。まだ閑散とした感じですが、トランクを持った人々をこの駅でもよく見かけるようになりました。

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今日も天気は良さそうです。なによりです。

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そして、大阪駅(同北区)に到着。ここまで乗車して来た列車ですが…

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「OSAKA POWER LOOP」のラッピングが施された、いまや貴重な存在になった103系電車でした。

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環状線のあたらしい顔となった323系。新今宮駅にて。

幾度か取り上げておりますが、環状線では新型電車・323系というのが数を増やしていて、長年活躍していた103系の廃車が進んでいます。
それを見聞するに連れ、これがひょっとすると103系に乗るのは最後かもなあ…と思ったりします。なかなか、複雑な心境です。

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大屋根に、朝日がじりじりと構内を照らして行きます。
果たして、どのような旅になるのでしょうか。楽しみです。

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京都方面へのホームへと降りて来ました。
この駅からは、まず新快速で米原駅(滋賀県米原市)へと向かいます。

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ここで新快速を待つのですが、目の前に特急「サンダーバード」が発車待ちをしていました。金沢へ行く便です。

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ちょうどというのか、目の前のところで先頭車両同士が連結されていました。
よくよく見ますと、左側が未更新のもの、右側がリニューアルされた編成でした。塗装でその違いがはっきりわかるのですが、個人的にはどちらもカッコいいと思える「サンダーバード」車両です。

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新快速を待つのですが、この駅始発なので余裕で着席出来ました。
米原までは1時間20分ほど、そこそこの所要時間なので助かります。

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いよいよ、大阪駅を出発です。
まだ朝の7時過ぎですが、車内でも陽射しが暑いくらいでした。
しかし、それが心地よいのがこの季節ならではでしょうか。

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京都駅で乗客が半分ほど入れ替わり、長いトンネルを抜けて滋賀県へ。
びわ湖から流れ出す唯一の川、瀬田川を渡ります。いつ見ても心が落ち着くような景色です。

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新快速はそのあともスピードを上げ、田園地帯を突っ走ります。

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正面の小高い山は安土城跡。
いつか行ってみたいと、見るたびに感じる場所です。

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沿線を見ていますと、田植えはおおむね済んでいるような感を受けます。
緑の多い、穏やかな風景が続きます。

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さて、今回の米原入りには事前に金券ショップで入手した、こちらの「昼間特割きっぷ(通称、昼特)」と回数券とを使っています。
「青春18きっぷ」があればなおさら廉価なのですが、これでも片道6、700円は安く行けるので助かりました。

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大阪駅から飽きることのない車窓でした。スピード感があるのもそう感じるからでしょうか。気がつけば、左側に東海道新幹線が寄り添っていました。

もうすぐ米原です。

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米原駅に到着。12両編成の長い列車から、乗り換え客がどっと階段へと向かって行きます。わたしはそれを外れて、ぶらぶらとホームを歩くのですが…

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米原駅に降り立ちますと、いつもこのような実にいい情景があります。

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米原駅弁を発売している「井筒屋」さんの立ち食いそば屋、昔から変わらぬ光景です。旅情を感じますね。

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米原駅は、昔から重要な交通の要衝です。
東海道新幹線・東海道本線が経由するほか、北陸本線の起点駅ともなっていて、在来線に関しては「JR西日本・JR東海との境界駅」ともなっています。

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ちょうど向かいのホームに、名古屋方面からのオレンジ帯のJR東海の車両が入って来ました。JR東海から会社が変わり、JR西日本の新快速で京都・大阪方面へと向かう乗り換え客でしょうか、ホームにはずらっと乗車待ちの列が出来ていました。

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さらに言うと、この米原駅の管轄は、東海道新幹線は「JR東海」、在来線は「JR西日本」になっています。そういうことで、岐阜・名古屋方面への「JR東海」の列車案内も「JR西日本仕様」になっているのも、この駅でしか見られない、珍しい光景です。

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さて、改札を出ます。
「ようこそ米原」の大きいイメージデザインが目に留まります。

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意外にも、駅構内の人の多さに比べて改札前の通路は閑散していました。
「目的地」というよりかは「乗り換え駅」という性格が強いのでしょうか。

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自動券売機を見てみますと、こちらもやはり「JR西日本仕様」です。
もちろん、「JR東海圏内」への乗車券も購入出来るのですが…

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名古屋へ1320円、岐阜へ840円。そして京都は1140円、大阪は1940円。

「関西」に分類される滋賀県の駅ではあるものの、米原は県の東端にあたる場所なので、岐阜や名古屋の方が近いことがよくわかります。
こういったことを見つけるのも、なかなか興味深いもののように感じます。

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通路を歩いていますと…
そうですね、毎年、話題になる「SL北びわ湖号」も運転されていますね。
関西で定期的に運転されているSL列車、というとこれだけなので、自然に注目も集まりますね。

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下車してからあちこち寄り道、もう恒例行事のようですが(笑)
まだあたらしい東口へと出て来ました。

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「東海道新幹線開業50周年」の時のものでしょうか。団子鼻の0系がかわいらしく感じます。絵本などでは、こんな感じで描写されていましたね。

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ところで、この米原駅には本題の「近江鉄道」が乗り入れしています。
それでは、さっそく今回の主目的のひとつ、近江鉄道の乗り鉄をはじめたいと思います。

次回に続きます。
今日はこんなところです。