大阪にゆかりの3列車+αをゲット!エビスビールヘッドマークチャーム「L特急 くろしお」編 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

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普段、絶対に買うことのないであろう(笑)高級ビールの「エビスビール」に「期間限定ノベルティ」としてつけられている、JRの「特急絵入りヘッドマーク」を模した「ヘッドマークチャーム」について取り上げています(セブンイレブンでの限定販売です)。

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そのラインナップの中でも「大阪にゆかりのある特急列車」ということで取り上げているのですが、今日はこの「くろしお」についてです。

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さて、やって来たのは早朝の「新大阪駅」(大阪市淀川区)です。
くだんの「くろしお」は、この駅やまだ先の「京都駅」から、和歌山・南紀方面へと運転されている特急列車です。

いまから10年ほど前の記録なのですが、この駅から「くろしお」で南紀白浜(和歌山県西牟婁郡白浜町)へと向かおうというところです。
肝心の車両が写っていないのですが、それはまたのちほどということで…

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新大阪駅を出た「くろしお」は、貨物線に入り淀川の長い鉄橋を渡ります。

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後方に高層ビル群が見えますが…
JR大阪駅の北側にあった「梅田貨物駅」の端っこを、申し訳なさそうに徐行して行きます。この「くろしお」のみならず、関西空港への「はるか」なども経由するという貨物線です。
現在では貨物駅は廃止となり、広大な更地になっています。

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「梅田貨物駅」の脇を抜けると、先日も取り上げました「なにわ筋」を踏切で渡ります。まだこの早朝の時間では車も少ないようですが、単線ということもあって、日中などでは大変な混雑が生じているようです。

これ以外にも、この周辺に踏切が数箇所あり、現在でも同様の状況だといいます。このところ「なにわ筋線」建設の計画が進んでいるのは、この「開かずの踏切」問題もその要因のひとつとしてあるようです。

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新大阪から2時間半ほど、ようやく「白浜駅」に到着しました。
車両もようやく登場しましたが、海辺を走るにふさわしいというのか、青を基調にした、さわやかな塗装です。

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「南紀白浜」というのは、関西の人間にとっては「一大観光地」です。

この案内にもありますが、千畳敷(せんじょうじき)、三段壁(さんだんぺき)、そして円月島(えんげつとう)、他にも「アドベンチャーワールド」など、日帰りでも、泊まりでも見どころのたくさんあるリゾート地です。
その例に漏れず、わたしも幼少の頃から「夏の旅行」というとここ「白浜」へやって来ることが多かったので、その度「くろしお」にも乗りました。

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さて、その白浜駅の構内を観察してみますと…なにやら気になる光景です。

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引込み線に停車していたのが、その「くろしお」に使用されていた「381系」という形式の電車です。「振り子式台車」というのを装備していて、カーブでも速度を落とさずに走行出来る、というのが最大の特徴でした。

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そして、ホームには同じ「381系」が停まっていましたが…
目の前の車両は中間車ですね。どうやら、増結に使用する車両のようです。

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中間車が切り離しされた姿というのは、そうそう見られるものではないのでじっくり観察してみます。

先ほど、この「くろしお」は「振り子式台車」、ということを述べたのですが、それに関連して車両の重心を極力低くするため、車体の下部が下膨れになっていることがわかります(他にも、クーラーがすべて床下に設けられているので屋上にパンタグラフ以外のものがない…など)。

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こちらは「和歌山駅」(和歌山県和歌山市)での「くろしお」ですが…
「パンダ列車」というステッカーの一文が目に留まります。

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車内の座席の一部が、このようにパンダを模したものに改造されていることもありました。白浜にある「アドベンチャーワールド」といえば、関西では「パンダの聖地」として知られていることからです。
しかし、これは目立ちますね…この席が指定されたらネタに出来そうですが(笑)

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さて、再び白浜駅へと戻って来ました。もう夕暮れ近い頃です。

ここからは14年ほど前、平成15(2003)年2月のことです。
私事で恐縮ですが、結婚前に嫁と白浜へ日帰りデートした時のものだと記憶しているのですが…その時にも行きには「くろしお」に乗っていました。

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ただ、帰路は「スーパーくろしお」でした。
車両自体は先ほども取り上げた「381系」ということで同じものなのですが、停車駅の少ないいわゆる「速達型」の列車は「スーパーくろしお」という命名がなされていました。ヘッドマークも従来のそれとは異なりますね。

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わたしには珍しく、きっぷも残していました。

天王寺駅(大阪市天王寺区)までは2時間ほど、果たして車内ではどのような会話をしたのでしょうか。いまとなってはすべて忘れてしまいました(笑)

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それはさておき、この「381系振り子式電車」もすでに引退してしまいました。「くろしお」というと、真っ先にこの下膨れの電車を思い出すほどなので少々残念な思いもあるのですが、現在では「やくも」(岡山~出雲市間)ででしか見ることが出来なくなってしまいました。

また、この頃には「くろしお」と同じ区間を運転しているのにも関わらず、使用される車両によって列車名称が異なるという状況になっていました(当時は「オーシャンアロー」「スーパーくろしお」「くろしお」の三種類があった)。
事情がわかっている人にはともかくですが、こちらもなかなかややこしいですね。

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幼少の頃から、そして嫁とのデート…
関西人の身近なリゾート観光地「白浜」の思い出とともにあるのが、わたしの「くろしお」というと想起する思い出でした。

次回に続きます。
今日はこんなところです。