JR西日本 全線完乗への道!その11~可部線・あき亀山駅へ | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。今日の話題です。
まずは、こちらをご覧ください。

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朝日大阪夕刊 平成29(2017)年3月4日付け、社会面より。
広島市を南北に走る、JR可部線(かべせん)の延伸が行われたという記事です。今春のJRダイヤ改正の中でも、大きく注目される点とされています。

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ところで、路線の延伸というと、さほど珍しいことではない話です。
ですが、この可部線延伸は「いったん廃線になった区間の一部を復活させた」という、大変珍しい例だということです。

記事にもあるのですが、この可部線は、終着駅だった「可部駅(かべえき、広島市安佐北区)」からさらに北、山深い「三段峡駅(さんだんきょうえき、広島県山県郡戸河内町※当時)」までを結んでいたのですが、利用客の減少などで平成15(2003)年、可部以北の非電化区間が廃止されてしまいました。

ですが、可部駅から先の区間の開発が進んだこと、沿線から復活の強い要望があったことなどから、かつての廃線跡を活用、「あき亀山駅(あきかめやまえき、同)」までの延伸(電化整備の上で復活)が今回、実現したそうです。

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「JTB時刻表 2017年3月号」付録より。
相撲番付を模したこの付録では、この可部線延伸は西の横綱でした。

ということで、全国的に見ても珍しい「廃線区間の復活」という可部線の延伸区間に乗車すべく先日、広島へと行って来ました。
まったくの私事ですが、JR西日本の路線は完乗を果たしているので、以下のシリーズの続きということになりました。

当ブログ
「JR西日本 全線完乗への道!その10」(2015年12月24日アップ)
(北陸新幹線・上越妙高~金沢間の乗車を終えた時点で、JR西日本の路線は完乗となっていました)

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そういうことで広島へと行くことにしたのですが、ちょっと気になる切符を見つけました。それがこの「松山・広島割引きっぷ」なるもの、さっそく手配しました。

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広島駅までの新幹線乗車券と広島周辺のJRフリー乗車券、呉港~松山観光港の高速船チケット引換券、そして松山周辺のJRフリー乗車券と松山から新大阪までの在来線特急券、新幹線乗車券がセットになっているものです。

往路と復路はそれぞれ別ルートの選択が必要だとのこと。

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この切符ですが、大阪市内発着では大人一名14,500円。新幹線で大阪から往復するよりも約5000円も安いので、これは助かります。
利用出来る列車が限定されているという制約がありますが。

ただ「四国に行く」という想像しなかった?行程になるのですが、それはそれで楽しみです。ということで、この切符を使い、その可部線の乗りつぶしを主に、広島や松山へ旅した様子を、今日からはお送りしたいと思います。

よろしければどうぞおつきあいください。

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迎えた当日。地元駅を6時前に出発、環状線に乗り換えて大阪駅(大阪市北区)へ。平日でしたので、朝のラッシュに入る時間帯になって来ました。

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朝の陽射しもこの時期、またこの時間になると、なにかしら優しいものになって来たように感じます。果たして、どのような旅になるのでしょうか。楽しみです。

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大阪駅から一駅、新大阪駅(大阪市淀川区)に到着。
ここからは山陽新幹線に乗車します。

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駅コンコースも、最近大変きれいに改装されました。
関西空港や南紀方面、さらに北近畿方面や北陸方面などへの特急列車が頻繁に出発する駅ということで、新幹線との乗り継ぎでも大変にぎわっています。

少し時間があるので、構内をあれこれと見てまわることにしました。

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「エキマルシェ」というグルメゾーンが拡張された、というニュースはテレビで観た記憶がありました。やはりここにも入居していた、551蓬莱の豚まん。

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いつもブログに来てくださる、きんにくんさんが以前取り上げられていましたが、紀勢線で運転されている「特急くろしお号」の海南駅(かいなんえき、和歌山県海南市)以南の各停車駅で、ICカード「ICOCA」が使用出来るようになったという、このポスターを見つけました。

特急停車駅という、ピンポイントでの対応というのは便利な方式だなと感じます。京阪神などのJR各駅から普段のように自動改札を入り、ICOCAでそのまま南紀の目的地まで行けるのですから…

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さて、新幹線の改札へと向かいます。

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まだ朝の6時半をまわったところなのですが、さすがに東京方面へは頻発です。

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新幹線の新大阪駅はJR東海の管轄になるので、改札を入りますと、貼られているポスターや店舗などが違ったりして、雰囲気が変わるのがわかります。
「リニア・鉄道館」の企画展についてでした。ドクターイエローの初代ですね。

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さて、まだ時間があります。
新幹線・新大阪駅で最も南側にあるホーム、20番線~22番線は山陽新幹線が発着しています。

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その20番線に上がったところ、この塗装と車体フォルムは…

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500系「こだま号」でした。かつては「のぞみ号」として東海道区間へも乗り入れしていた記憶も新しいのですが、短編成化され、山陽区間のこだま専用になってから久しいですね。

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各駅停車専用となったのちも、まだまだ人気のようです。
カメラを構えている人の姿もまま見かけました。

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さて、ここから乗車するのは「のぞみ95号」博多ゆきです。

名古屋発の列車で、なおかつ名古屋から西へ行く「のぞみ」の始発列車です。
今回、利用している「松山・広島割引きっぷ」で利用出来る、5本の「のぞみ」のうち、いちばん早い時間帯の列車でもあります。

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これを待っていますと、先ほどの500系「こだま号」が出発したのちの20番線に、すぐ列車が入って来ました。

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今度は「さくら号」でした。鹿児島中央まで行く便です。
なかなか、見るべきものがたくさんあって忙しいですね(笑)新幹線に乗ることはそうそうありませんので…

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そして、「のぞみ95号」が到着。N700A編成でした。

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座席が指定されていた、7号車で車掌さんの交代が行われるようで、目の前でこういった光景を見ることが出来ました。
それでは、さっそく乗車します。

次回に続きます。
今日はこんなところです。