
連日にわたり、年始の京阪電車の話題をお送りしているのですが、初詣の際に活用した「京阪線フリーチケット」、特典としてついていたくじが運よく当たりました。
景品は「2017 おけいはん卓上カレンダー」。
毎回、なかなかクオリティーの高いもので、わたしも毎年、入手出来るのを楽しみにしているのですが(くじに当たればですが笑)、今日はこちらについて取り上げてみたいと思います。

今年の「おけいはんカレンダー」はこちらです。

「おけいはん」とは、その名称でなんとなく想像がつくのですが「京阪電車のイメージキャラクター」のことです。
「けい子」という女性の名前を上方言葉風に呼んだもので(実際にはそう呼ぶことはないそうですが)、現在のおけいはん(6代目)は、沿線の出町柳駅(でまちやなぎえき、京都市左京区)に因んで「出町柳けい子」という名前になっています(歴代おけいはんの苗字も全て京阪沿線の駅名に因んだもの、名前はすべて「けい子」です)。
キャッチフレーズも一貫して「京阪のる人、おけいはん。」です。

「おけいはん」は京阪沿線に住んでいて、沿線の名所を実際に訪問、体験しその魅力をPRしているということが、これまで一貫したテーマになっています。
現在の6代目は沿線の達人、「沿達おけいはん」ということで、このようにいろいろと活動?している姿を見かけます。

では、さっそく見て行きたいと思います。
1月は晴れ着のおけいはんが平安神宮に。そういえば、初詣で着物の人というのはあまり見なくなったように思えます。

2月、これは宇治駅です。
宇治といえば、あの平等院鳳凰堂も修復工事が終わり、再び人気を博しているようですね。10円玉のデザインとしても有名ですが、近年では、大阪から直通の臨時列車も設定されたりしました。
実際に乗車した際の記録はこちらもどうぞ↓
当ブログ
京阪電車「宇治・伏見 おうじちゃまEXPRESS あじさいスペシャル」号で宇治・伏見散策 その1(2014年7月1日アップ シリーズものです)

四季折々の風景が、毎月にわたって展開されていました。
京都、滋賀などという土地柄でしょうか、沿線の名所旧跡と四季の移ろい、また自然の豊かさを感じさせられます。

さて、続いてはこちらの「2017京阪カレンダー」に移りたいと思います。
こちらは前年の10月頃から、駅事務室や沿線の書店などで市販されているもので(@900円)、やはり毎年入手しています。こちらも、毎月の美しい写真を楽しみにしています。

1月、この2400系が最初でした。
通勤車両としては関西初の冷房車として昭和44(1969)年に登場した形式で、頭上にずらっと設置されている、大きい箱型のクーラーが最大の特徴です。
守口市~西三荘間。

2月は雪の交野線(かたのせん)。
大阪・京都の中間に位置する枚方市駅(ひらかたしえき)から南東へ分岐する路線なのですが、沿線はここ10年ほどですっかり開発が進みました。
この場所、以前は延々と田畑が広がるというのどかなところでしたが、背景には近代的な第二京阪道路の姿も見えます。河内森~私市間。

こちらは、菜の花がいい感じですね。春がやって来た、中書島~淀間。

4月はやはり桜です。
しかし、うまいこと構図を考えるものだなと毎年思います。寝屋川市~萱島間。

こちらは、近年看板列車となった「ノンストップ快速特急 洛楽(らくらく)号」。
大阪から京都への観光客輸送に特化した列車です。京阪沿線で最も山が迫る場所のひとつ、橋本~八幡市間。

これはびわ湖花火大会、この時期はたびたび雪がちらつくところです。浜大津駅。

こちらは、京都の奥座敷、鞍馬・貴船へと向かう、系列の叡山電車のものでした。
沿線には「紅葉のトンネル」という区間があり、シーズンにはそれらをライトアップ(逆に車内灯を滅光し、車内を暗くすることで、ライトアップを際立たせる)など、こちらも人気のものです。二ノ瀬駅。

そして12月。京都市内では珍しい大雪の様子で締められています。
宇治線を走る、最新型車両の13000系でした。観月橋~中書島間。
いや、どちらも期待以上のものでした。
おけいはんの笑顔、また四季折々の風情を、身近に感じられる両カレンダーですが、家でこれを見てほっと一息ついて、今年もがんばらないといけないですね。
来年も、両カレンダーを楽しみにしたいと思います…
いやいや、新年、はじまったばかりでした(笑)気が早過ぎました(・∀・)
今日はこんなところです。