先日、「青春18きっぷ」で「岐阜」へ小旅行をした際の様子をお送りしています。













大阪からあちこち寄り道すること4時間ほど、ようやく「岐阜駅」に到着しました。
時刻はすでに午前11時過ぎ。
相も変わらず強い陽射しが照り付けて来る中、屋根に設けられたドライミストにほっとさせられます。

駅前にこのようなものを見つけました。
「水道水を用いている水飲み場」なのですがわざわざ「岐阜のおいしい水」と銘打たれています。
「岐阜市」といいますと駅の北側を流れている雄大な「長良川」が殊に有名ですが、そのような「豊かな水資源」というのをきっと誇りにされているのでしょうね。
ひとくち水分補給してみましたが、そういった所以か心地よい味に感じられました。

もうすでにいい時間になっていますので、歩を先へと進めることにします。
高架の駅舎の前には、広いバスターミナルと休憩スペースが設けられているのですが、その中心には…

「織田信長公」、それも「金の銅像」が建っています。
「岐阜の英雄」と言える人物ですね。
このようにしてお会い?するのは5年ぶりなのですが「全身が金一色」というのは他にあまり見たことのない、実に印象に残るものだなと感じます。

もともと、この周辺は「井ノ口(いのくち)」という名称で呼ばれていたのですが、この地に入った「信長公」が中国、周の故事をもとに「日の当たる丘」という意味に相当する「岐阜」という名前へと改めた、という史実が知られているそうですが、それから来年で「450年」となるとのこと。古い歴史を感じさせられます。
ところで、今回の「岐阜への旅」に当たって「動物をテーマにしている」と初回の記事で触れました。あわせて、それが「最大の旅の目的」でもあるのですが・・・

それがこちら、先月6日より上映されている「ルドルフとイッパイアッテナ」
(原作:斉藤洋、原作挿絵:杉浦範茂。映画版は監督:湯山邦彦、榊原幹典)という映画です(東宝系劇場にて上映)。
(参考)
映画「ルドルフとイッパイアッテナ」公式サイト
映画.com 「ルドルフとイッパイアッテナ」
原作についてはこちらもどうぞ↓
Wikipedia 「#ルドルフとイッパイアッテナ」

娘が夏休み期間中、わたしも同伴して「イオンモール大日」(大阪府守口市)に併設されている「イオンシネマ大日」へその「ルドルフとイッパイアッテナ」を観に行って来ました。

ピースサインしているのは娘ですが、それは置いといて(笑)
映画のあらすじを見て行きますと…
…大好きなリエちゃんから愛情をたっぷり受けて、岐阜で暮らしていた黒猫のルドルフ。ある日ひょんなことから長距離トラックの荷台に迷い込んでしまい、気づいたら大都会・東京に。そこで出会ったのは、なんと人間の文字を理解するボス猫・イッパイアッテナ。自分が住んでいた場所がわからないルドルフは、イッパイアッテナから故郷には帰れないことを教えられる。そして、ルドルフのノラ猫ライフが始まる…。はたして、ルドルフは大好きなリエちゃんの元に帰れるのか…私たちの近くでたくましく生きるノラ猫たちの大冒険が始まる!! (東宝公式サイトより)

もともと、この「ルドルフとイッパイアッテナ」という作品は「児童図書」として知られているもので、なにを隠そうわたしがいまの娘と同じ頃、つまり小学校の中学年あたりにはじめて読んだものです。
ですので、原作は昭和時代には世に出ていたものなのですが、先ほどの「あらすじ」には記せないほどの、実に奥深いさまざまな思いがこのシリーズにはありまして、幾度も小学校の図書室で本を借りて読むほど熱中した、わたしにとっては「思い出の作品」です。

原作や、その今夏に公開された映画のストーリーなどについて少しずつ触れて行ければとも思うのですが、主人公の黒猫、「ルドルフ」が飼い主の「リエちゃん」にかわいがられ、生活していたのがここ「岐阜市」、という設定になっていまして、作中においてそれらがかなり詳細に記されていることが特徴です。
つまり、アニメやマンガ、映画などでいまはやりの「聖地巡り」なるものを、この機会に人生はじめて敢行してみようと企んでいる次第です('ω')ノ

その中で、物語りの描写の中において特にその描写が細かくなされているものということで、今回は「長良川」に架かる「金華橋(きんかはし)」、そして「岐阜のシンボル」といえる「岐阜城」をめぐってみたいと思っています。楽しみです。

さっそく、駅前のバス案内所で「岐阜バス一日乗車券」(@550円)を購入。
ここからは、主人公「ルドルフ」が生まれ育った思い出の街、「岐阜」を巡って行きたいと思います。
次回に続きます。
今日はこんなところです。