「青春18きっぷ」で初秋の旅2016~その3 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。
先日、「青春18きっぷ」で「岐阜」へと日帰り旅行をした際の様子をシリーズでお送りしています。

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さて、ただいま「米原駅(まいばらえき、滋賀県米原市)」です。

街の反対側に当たる「東口」周辺を散策しているのですが、前回取り上げました「米原湊跡」の記念モニュメントの後ろに、JR線のものより少し短いホームが設けられていることに気づきます。

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ここ「米原駅」には、JRの他にも「近江鉄道(おうみてつどう)」というローカル私鉄が乗り入れていることで知られています。先ほどのはその「近江鉄道の米原駅」でした。その専用の改札はここ「東口」に設けられているので、こちらも少し覗いてみたいと思います。

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「Wikipedia #近江鉄道」より。

この「近江鉄道」とは、ここ「米原駅」から「琵琶湖線(JR東海道本線)」の南側、内陸部へと路線を延ばしている鉄道会社です。

現在の「JR東海道本線」が敷設された時、そのルートの選から外れた「びわ湖」から見て内陸部の「八日市(ようかいち、滋賀県東近江市)」、古くから名所旧跡として知られた「多賀大社(たがたいしゃ、滋賀県犬上郡多賀町)」などといった「旧東海道筋」の街々を結ぶべく、地元有力者の出資によって建設されたものです。

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ただ、「ローカル私鉄」とあなどることなかれ、終着の「貴生川駅(きぶかわえき、滋賀県甲賀市)」は「三重・京都」との境界に近いところで、鉄道の路線延長も60km超という、地方私鉄としてはわりあいに規模の大きい会社です。

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改札からホームをのぞいてみますと、2両編成のこじんまりとした電車が発車を待っているところでした。

実は、この「近江鉄道」は関東の大手私鉄である「西武鉄道」の傘下ということもありまして、使用されている車両も「西武の中古車両」が中心なのですが(この車両もそうですが)特筆すべきはそれを自社で大規模に改造の上、使用しているということでしょうか。古くから「高い技術力を誇る」という点でも、注目されているそうです。

機会を設けて、次回はこちらにも乗車してみたいと思います。
ちなみに、この「近江鉄道」は「ガチャコン」とか「ガチャ」という愛称で呼ばれています(「列車がよく揺れる」という様子から自然発生的に名づけられたそうですが…)。

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ぼちぼちとJR駅に戻ることにしたいと思います。
構内の立派な自由通路にはさまざまな広告があるのですが、こちらは「米原みやげ」と記載があります。

「醤油、牛乳、味噌やパン…」さまざまなものがあるのですね。そんな中…

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「米原の人気駅弁」という「牛肉弁当」(@1000円)もありました!

ここの駅弁には実はさまざまな種類があり、わたしもいくつか食したことがあるのですが、この「牛肉弁当」は何回か買い求めた記憶があります。
見た目とおりといいますか個人的には「シンプルなメニュー」というのにいつもひかれます。

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気が付けば、こちらで30分ほどうろうろしていることに気づきました。
今回の目的地は「岐阜」ということで、ここからですと1時間ほどで到達出来るので、どうものんびりしています。

旅の途中でこのようなぜいたくな時間の使い方をあまりしたことがありません(汗)

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とはいいつつも、先へ進むことにします。
「岐阜・名古屋方面」へのホームへ向かう途中にあった、こちらは「新幹線改札」。

実に閑散としていますが、あの「東海道新幹線」のものだとはにわかに信じられないような気分にもなります。「のぞみが停車しない駅」ということもあるのでしょうか。

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さて、遅まきながら「岐阜・名古屋方面」ホームへとやって来ました。

そんな中、「金沢駅(かなざわえき、石川県金沢市)」から「北陸本線」を通って到着したばかりの「特急 しらさぎ4号」の切り離し作業が行われています。
この先「名古屋駅」まで行く列車なのですが、そのうちの3両をここで切り落とすとのこと。実に素早く、目の前でその作業が展開されて行きます。


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運転台の下には「貫通扉」というものがあり、連結している際には互いに通り抜けが出来るようこのように開放されているのですが、そこに係員さんが乗り込み…

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この部分で切り離すので、その「貫通扉」を閉鎖。実に手際がいいです。

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ものの2~3分ほどでしょうか、あっという間に作業は終了。
このような作業を見ているのは、実に興味深いものがあります。

少し引いてみますと、乗務員さんからも熱い?視線を浴びての作業だったようです('ω')ノ

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これで作業は終了のようですが、一人の係員さんが手に持っておられるのは「連結器カバー」でしょうか。
使用しない時にはフタをするのでしょうが、結構な大きさのように思えます。

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さて、いろいろと寄り道をしてしまいましたが、「東海道本線」の上り列車、つまり「岐阜・名古屋方面」への列車が入線して来ました。
ここからは「中京圏」、「JR東海」の管轄に入ります。

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乗車したのは「普通 大垣ゆき」。ここからでは40分強で到着出来るのですが、8両という長い編成でした。そのおかげで、このようにゆったりとした様子の車内です。

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「米原駅」を発車。「東海道新幹線」と並走するとともに、しばらくすると北へ向かう「北陸本線」が下をくぐって行きます。

次回に続きます。
今日はこんなところです。