
旅も最終盤、帰阪の途を残すのみとなった「新千歳空港」です。
大きなガラス張りの天井から陽の光が降り注ぎ、大変明るく開放的な印象です。
みやげものは先ほど「札幌駅」でまとめ買いしているのですが、実にたくさんの店舗や施設があるということなので、搭乗手続きまで散策してみることにします。

店舗街の様子。これが実に多数、それもさまざまな種類の店が入っていました!
同じようなおみやげを扱っているようでも、各店舗ではやはり結構、品揃えが違っていたり、またタラバガニや帆立貝などといった生鮮食料品が並んでいたりと、ここでも興味深い時間を過ごすことが出来ました。
しかし、どこへ行っても大変な人の出でした。見慣れている関空とは全然、趣きが違います。

そんな中、書店の店先にこのような商品ががずらっと並んでいました。

日高本線・鵡川駅(むかわえき、胆振管内むかわ町)、第1日目に訪問。

根室本線・石勝線 新得駅(しんとくえき、十勝管内新得町)、第2日目に訪問。

そして、札沼線・新十津川駅(しんとつかわえき、空知管内新十津川町)、
第3日目に訪問。
ということで、「JR北海道」の各駅で掲出されている「駅名板」を模したミニチュアのマグネット製プレートが、このように発売されていました。
こちらで見かけたのはこれだけ(といっても多数)ですが、ただし書きにあるように「道内全468駅」分が実際に発売されているようです。
個人的には全部揃って売っているところを一度見てみたいですね('Д')

店舗街のメインストリートをさんざん?楽しんだのち、上階に行ってみます。

エスカレーターを上がったところには、前面に滑走路が一望出来るこちらのスペースがありました。ここはいったいなにかといいますと…

「フードコート」でした。しかし、こういった立地条件はとても素晴らしいですね。

ところで、こちらには北海道で人気グルメとして知られる「松尾ジンギスカン」のお店が入っていました。
第2日目の夕食で頂いたジンギスカンですが、「肉やたくさんの野菜が入っているジンギスカン鍋」という印象があまりにも強かったので、「フードコートで安く手軽に食べられる形になっている」というのは、これは考えたものだなと感心します。
「第2日目」に訪問した「松尾ジンギスカン 滝川本店」についてはこちらもどうぞ↓
当ブログ
「JR北海道 全線完乗への道!その31」(2016年7月9日アップ)
しかし、おいしかったです。

その「フードコート」から至近場所からは、展望デッキへ出ることが出来ました。
相変わらずの強風なのですが、少し見学して行くことにします。


ちょうど、日航の飛行機が離陸するところでした。
飛行機の場合は、当たり前ですが電車のように「○○ゆき」と車体に記されているわけでないので、なおさら「どこへ行くのか」と気になります。
後ほど調べてみますと「新潟ゆき」のようでした。


このあと、滑走路には次々と飛行機がやって来ました。
殊に「羽田~新千歳便」というのは、実は世界でも有数の高密度な運行がなされている路線だそうで、こういった混雑も合点が行くような気がします。

さて、ぼちぼちと搭乗手続きに向かいたいと思います。
時刻も夕方に近づき、どちらへの便も混雑して来るような時間なのですが、目指す「出発口N」というエントランスはターミナルビルの最奥ということで、それに比例してか人の波もどことなく少ないように感じられます。
空いていて、なおかつ待たなくてよいのには越したことないですが( ^^)

自動チェックイン機もご覧の様子。時間に十分余裕を持って手続き出来ました。

さて、搭乗するのは往路と同じLCC(格安航空会社)の「ジェットスター航空」、「JJP156便 17:20発 関西空港ゆき」です。大阪までは2時間ほどで帰れます。
このあと、すこぶるスムーズに手荷物検査場を通過。

待合ロビーで時間をつぶすこととなりました。
この直後、待機している人たちは先に離陸する「成田ゆき」の搭乗ゲートへ一斉に向かって行き、一気にがらんどうになってしまいました。


「関西空港ゆき」も、その「成田ゆき」と同じゲートから搭乗するようです。見慣れた自動改札機は設置されておらず、ちょっとアナログな感じですね。
そうこうしていますと、ロビーにはまたも多数の乗客が集まって来ました。
ところどころで、聞きなれた関西弁を耳にするので少しホッとします。


17:10頃に搭乗が開始。長い連絡通路を進みます。

帰路の「JPP156便」です。よろしくお願いいたします('ω')ノ
グレー地の塗装に、背景の曇り空というのが印象に残りました。

機内には最初の方に入れたのですが、結局ほとんど満席状態でした。
この便は「成田空港からの到着便」なのだそうですが、「到着が少し遅れたので、スムーズな折り返し出発にご協力ください」と、ひっきりなしにその旨を伝えるアナウンスが続きます。
「極力折り返し時間を設けない」というLCCですので、そういった遅れがこのあと、関空から折り返しての次の便にもひびいて来るという事情があるようですが、ほどなく機は動き出しました。


空港職員の方々のお見送りを受けます。飛行機にあまり乗ることのないわたしとしては、ちょっとしたうれしい光景だったりします。
しかし「北海道旅行で3日というのはちょっと短かかったのかな」と思ったりします。
遠方からですから、ゆっくり滞在したいというのは人情ですね。


一面、曇天の「新千歳空港」を離陸。一路、「関西空港」へと向かいます。
次回に続きます。
今日はこんなところです。