京阪電車深草駅 新駅舎を細見する~その4 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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みなさんこんにちは。
新駅舎が使用開始となった「京阪電車深草駅(ふかくさえき、京都市伏見区)」の様子をシリーズでお送りしています。

これまでの記事はこちらです↓
当ブログ
「京阪電車深草駅 新駅舎を細見する~その2」(2016年4月5日アップ)

「京阪電車深草駅 新駅舎を細見する~その3」(2016年4月6日アップ)
http://blogs.yahoo.co.jp/rushdoor/37000511.html

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今日は、そのメイン?である「新駅舎」について取り上げたいと思います。

この新駅舎は、50年近くにわたって使用されて来た旧駅舎の南側に、上下線をまたぐ形で設けられています。さっそく、観察して行きたいと思います。

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改札口を入ったところです。大きな窓が開放的です。
「上り京都方面(右側1・2番線)」、「下り大阪方面(左側3・4番線)」からの階段やエレベーター(後方)で各ホームと連接されています。

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その大きな窓からは、駅大阪方がこのように望めます。
右側に建っているマンションの場所には、昭和55(1980)年まで「深草車庫」がありました。ただ、こうして見る限りではそれほど広い敷地面積ではなかったようです。

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改札口周辺の様子です。すっきりとまとめられている感を受けますが、旧駅舎での改札周りはかなり狭い区画だったので、まるで別の駅のようにも感じます。

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改札は1箇所のみですが、出口は「西口・東口」の2つ。これは旧駅舎と同じです。

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ところで、先日の記事でも触れたのですが、この「深草駅」から西へ向かうと「龍谷大学(りゅうこくだいがく)深草キャンパス」があります。

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ということで、駅構内には大学の広告などがあったりします。

殊に朝には通学の龍大生で混み合う駅なのですが、そういったことから「深草駅のメイン出入口≒西口」という位置づけがなされているように感じます。

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その西口へ出て来ました。結構、大きな駅舎だったのですね。

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上から少し引いたところです。
右は新駅舎へのエレベーターのりば、奥は旧駅舎へのアプローチ部分です。

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その「旧駅舎へのアプローチ部分」を見てみます。

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長い階段が続いています。エスカレーター、エレベーターなどはスペースの問題上、設置することが難しく(大学から設置の要望があったそうですが)、結局「新駅舎の建設」でその課題を解消した、ということになりました。

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場所を変えて「京都方面ホーム」、1番線から見たところです。
側面から観察しますと、通常の階段と比較して角度は緩いように感じます。

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この先、100メートルほど進むと大学の東門に出ます。
左側は「京都市立砂川小学校」です。

少し、大学の方向へ歩いてみることにしました。

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駅から歩くこと5分ほど、大学の正門へ出て来ました。

レンガ作りの壁面が目につきますが、新駅舎でもレンガをあしらった意匠が施されていました(次の画像もご参照ください)。
ひょっとすると、この校舎をイメージしたものなのかも知れないですね。

ちなみに、この場所から10分ほどさらに進みますと「京都市地下鉄烏丸線(からすません)くいな橋駅」があります。

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再び、深草駅へと戻ります。
今度はもう一つの出口、「東口」付近を観察したいと思います。

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「旧東口」から「旧駅舎」へのアプローチ部分です。
こちらは、階段ではなくスロープ状になっていました。

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2枚前の画像、左側の黒いフェンスから「駅京都方」を見たところ。

列車が停車している「4番線」の横には細長いスペース、ここに「留置線に至る線路」が分岐していました。
今回の工事、このスペースを空けることで新駅舎の建設が可能になりました。

奥のカーブを進むと「伏見稲荷駅(ふしみいなりえき、同)」に至ります。

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「西口」と比べ、この「東口」は人通りも少なく、閑散としています。
奥の道路を左へ少し進むと「JR奈良線」の「稲荷駅(いなりえき、同)」があります。

その「稲荷駅」と「深草駅」とはだいたい徒歩で10分ほどで行き来することが出来るのですが、「相互の乗り換え」の場合にはここから少し北の「東福寺駅(とうふくじえき、同東山区)」が用いられています。

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駅に沿って流れているのは「琵琶湖疎水」です。

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静かな「東口」付近でした。川沿いには桜の並木も見え、風流があります。

大きく変貌した「深草駅」に少々驚いたのですが、この「東口」の長閑な光景は以前とはなんら変化がなかったので、ちょっと安心しました。

4回にわたり、おつきあいくださりありがとうございました。
今日はこんなところです。