みなさんこんにちは。
連日にわたり、「京阪電車」や「JR線」の「ダイヤ変更」、「ダイヤ改正」についての話題をお送りしているのですが、先週19日に実施された「京阪線ダイヤ変更」の後、「京阪電車」に乗車する機会がありました。
目新しい点をいくつか発見しましたので、その様子について簡単に取り上げたいと思います。

「京阪電車 守口市駅(もりぐちしえき、大阪府守口市)」、その「東改札前」です。
この反対側には系列の「京阪百貨店守口店」が直結しており、人通りが多い場所です。ちょうど、朝ラッシュ時が終わった午前9時過ぎでした。

自動改札機の脇を見ますと、先日通った際には見なかった「案内ディスプレイ」が備え付けられていました。
この度の「ダイヤ変更」と時を同じくして京阪各駅に設置が開始されているようです。

最近は、他社でもよく目にするようになったものですね。
「ダイヤ乱れ時の運行情報・振り替え輸送情報の案内」…

「乗車マナーについての啓発広告」や…

広告に移りました。「新ダイヤ告知」のものですね。

こちらは、「京阪電車イメージキャラクター」の「おけいはん」の広告です。
現在、活躍しているのは「6代目おけいはん」なのですが、テーマは「沿線の達人」、その名も「沿達(えんたつ)おけいはん」だそうです。
余談ですが、このテーマを見聞した時に「エンタツ・アチャコ」師匠を想起してしまいました(笑) 失礼しました…

さて、先ほどの「守口市駅」から京都方面へ向かいます。
ここは「枚方市駅(ひらかたしえき、大阪府枚方市)」です。
今回の「ダイヤ変更」で注目される列車運転形態のひとつ、、「昼間時における枚方市折り返し列車の運転」を観察して来ました。
ちょうど「枚方市止まり」の「普通列車」が入線して来たところです。

閉扉し、駅京都方へと回送されて行きます。

この先には「留置線」(赤い矢印)が設けられていまして、そこで「折り返し作業」を行い、転線して「大阪方面」へのホームに入線する、ということが行われています。


ホームから見ますと、ちょっと奥まった場所のように感じます。
「枚方市駅の京阪本線」には「1・2番線=京都方面、3・4番線=大阪方面」の「合計4線」が設置されているのですが、構造上、「1番線(画面、左側)」からこの留置線への入線は出来ないので、大阪方面からの折り返し列車はすべて「2番線到着~留置線入線」、という手順になっています(「留置線~大阪方面ホームへの入線」は「3・4番線」ともに可能)。

後続の「準急」に乗車、先頭車両からくだんの「留置線」を観察してみます。
光線の加減でお見苦しい画像ですが、ご容赦くださいm(__)m

高架上に設けられた「留置線」です。
最大「8両編成」までが入線出来る長さがあります。

この先には大きな「左カーブ」があり、隣の「御殿山駅」へとつながっているのですが、「留置線の終端部」はちょうど、そのカーブにさしかかるギリギリのところに相当するので、建設の際には大変だったのではないかと思われます。
ちなみに、ちょうどこの付近では「天野川(あまのがわ)」という河川を渡っています。「ロマンチックな名称」ですが、それもそのはず、ここから上流の「交野(かたの)周辺(大阪府交野市)」では「七夕伝説」が広く知られています。

広域地図ではこのような感じです。
先ほどの「留置線終端部」のみならず、駅前後でもかなりの数で曲線が存在していることがわかります。この周辺は、昔から「京街道・枚方宿」があり繁華なところだったので、「カーブの存在」というのは、線路の敷設に当たり「人家を避けるための苦肉の策」だったのかも知れません。
簡単ですがレポートをお送りしました。
今日はこんなところです。