SANZEN-HIROBAを訪ねて その58 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

 

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みなさんこんにちは。
「くずはモール」(大阪府枚方市)内の「SANZEN-HIROBA」で開催されていた、「叡山電鉄 開業からのあゆみ展」にやって来ています。
 
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今日はこちら、「ヘッドマーク類」の展示から拝見したいと思います。
 
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これは気になりますね、「日本酒電車」というネーミングです。
どんな列車なのか調べてみましたら、近年、「イベント列車」として企画されているもののようで、今年も2月27日(土)に運転されるそうです。
 
「叡山電車公式ホームページ」を見ますと、
酒蔵の銘酒数種類を蔵元による解説とともに車内でじっくりお楽しみいただけます。2部構成で1部は招徳酒造の銘酒を味わえる「招徳号」、2部は北川本家の銘酒を味わえる「富翁号」 各回56名(先着順)・・・
 
とのことでした(「特製弁当付き」だそうです)。
それも、まさに今日2月6日(土)からの「先着順受付」だそうで、ご興味のある方はいかがでしょうか。
電車の揺れで、うまい具合に酔えそうですね( ̄▽ ̄)
 
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さて、このような「ヘッドマーク展示」もありました。「京阪特急のシンボル、鳩マーク」・・・?
と思ったのですがよくよく見ますと何か違います。確か今回の展示、「叡山電車」に関連したもののはずですが…
 
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「京阪特急の鳩マーク」はこれ、あくまでもこちらが「本物」なのですが・・・
 
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よくよく見てみますと、「特急」の文字が「叡電」になっています!
 
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「京阪特急」に使用されている「8000系」という車両です。正面扉付近に、くだんの「鳩マーク」があるのですが…
 
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こちらは、一昨年から「期間限定」で運転されている「きかんしゃトーマスラッピング」車両です。
先ほどと同じ「8000系車両」なのですが、大胆なラッピングが施されており「青い京阪特急」、「トーマス特急」などと呼ばれ、人気を博しているものです。
 
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その「正面扉」を見てみますと「トーマス」のイラストが描かれており、「鳩マーク」がありません。
都合、「鳩が不在」ということになり、その間「鳩は叡山電車にやって来ている」という設定がなされ、先ほどの「叡電鳩マーク」が「叡山電車」の列車や駅などへ「ランダムに掲出される(出没する)」、というイベントが行われました。
 
「一日ごとに『叡電鳩マーク』の出没場所が異なっており、それを発見してカメラなどに収め、当日中に『出町柳駅』まで申告に行くと『記念品』がもらえる」という、なかなか「手の込んだイベント」が行われていました。
「沿線にランダムに出没する『叡電鳩マーク』を探し当てる」ということで、かなり難易度が高かったようです。
 
イベント中わたしは発見出来ませんでしたが、ここで無事出逢うことが出来ました☆
 
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続いてです。こちらは「プール」とあります。
「八瀬比叡山口駅」の近くに「京都スポーツバレー」という施設があり、夏季は「大プール」、冬季は「スケートリンク」が人気を博していました。「イベント開催時」に掲出されていたもののようです。
 
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続いてはこちら、「行先板」です。
 
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現在では「方向幕」、あるいは「LED式」で行先表示をするケースが多いのですが、「叡山電車」のみならず一昔前は、このように「行先を書いた板」を先頭に掲出して運転されていました。これは懐かしいですね。
 
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真ん中に接合部がありますが、これは「めくり板」です。
めくると「別の行先」が表記してあり、「複数の行先を1枚の板で表示する方法」として用いられたものです。
 
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その横に展示されていたのは「差し込み式」の「行先板」でした。
車両側に設けられた金具に差し込んで使用されていたようです。
 
ところで、ショーケースを上から見る方法では、行先板の「表面」しか見えません。
果たして、裏面はどうなっているのか・・・と余計な詮索をしてみました(笑)
 
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それがこちら。「宝池」の裏には「二軒茶屋(にけんぢゃや)」が。
 
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「鞍馬」の裏には「修学院(しゅうがくいん)」が。
 
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「差し込み式」の「修学院」の裏面は「臨」(「臨時」)でした。
しかし、左側の部首が「おみ」ではなく「りっとう」なのが不思議に感じられます。
 
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続いてのショーケース展示に移ります。
 
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「乗車券類」です。「回数券」や「定期券」の中に、この「比叡山スキー場セット券」なるものがありました。
「スキー場までの往復乗車券(八瀬比叡山口駅からのりかえ)」と「滑走券」がセットになっているもので、「叡山電車」(この当時は「京福電車」)は冬季、スキー場への「主要なアクセス」だったようです。
 
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こちらは「車掌カバン」ですね。革製のもので、これを下げた車掌さんがパンチ(きっぷを切るハサミ)をカチカチと音をさせながら、車内を回っている姿も最近ではめっきり目にすることはなくなりました。
 
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こちらは「ダイヤグラム(列車運行図表)」と呼ばれるものです。
書店などで発売されている「時刻表」は、この「ダイヤグラム」をもとに作成されています。
「横軸が時間・縦軸が距離(駅)」という見方をします。
 
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いや、さまざまな種類の展示でした。それも「叡山電鉄」に分社化(昭和61年)される以前の「京福電鉄時代」、沿線の開発が本格的にはじまる前の時代のものが多いように思えました。
わたし自身はここ30年ほど、つまり「沿線の開発が大幅に進んだ時代」の姿しか知らないので、「大規模な変貌があったのだな」と感じた次第です。
 
おつきあいくださりありがとうございました。今日はこんなところです。