みなさんこんにちは。
表題の旅、「初夏の信州」を愉しんでいます。

旅は「第2日目」になりました。
「目覚めると風呂へ行き、朝食後にも風呂へ行く」という調子で、好きなように温泉に入るなど気ままに過ごすことが出来ました。
やはり、温泉はいいですね。
やはり、温泉はいいですね。


さて、こちらの「緑屋吉右衛門」さんですが、「創業130年余」の歴史があるとのこと。
この「別所温泉」でも老舗の部類に入るということで、さまざまな謂れがあるようで、かつてこの一帯を統治していた「上田藩の温泉屋敷」なるものがもとになっているそうです。

玄関にはさまざまなものが展示されていました。こちらは「蜂の巣」ですね。
「こんな大きさになれば、さぞかし駆除が大変やろうなあ」などと失礼なことを感じましたが(-_-)
ここで朝食後の一服をしていたところ、旅館のご主人が話しかけてこられました。
「旅先で地元の方と話が出来る」ということはとても貴重な機会ですので、せっかくなので来年の「NHK大河ドラマ」に決定した「真田幸村」について聞いてみました。
「大河ドラマの選定にあたって、地元から幾度も(NHKへ)陳情していたことが報われた」、「真田幸村はこの上田では特別な存在なのでいろんな方に知ってもらえるのはうれしい」…
また、「(大河ドラマの放映に当たって)大阪の方々にはお世話になることが多くなるかと思うので、よろしくお願いしたい」とも言われていました。
「真田幸村」は、実は「大阪」にもゆかりのある人物です。
「関が原の合戦」には「西軍(豊臣方)」につき、その後の「大坂冬の陣・夏の陣」でも徳川家康を討ち取ろうとするなど、結果として敗れはしましたが「多大な活躍があった」と言われています。
現在でも、大阪市内には「真田幸村」が作ったとされる「城と城下を結ぶ地下トンネル」と言われる横穴が現存する寺があったり、城下で交わされた合戦についてのさまざまな伝承があったりと「真田幸村」の知名度は高いにように感じられます。
ほどなくチェックアウトしました。今日は「5名での旅」になります。
「緑屋吉右衛門」さん、大変お世話になりました(^^)v

まずは、「別所温泉駅」に戻ります。
行きには気づかなかったのですが、道端に「道祖神」が祀られていました。

素朴なものですが、地元の方々から大切にされているものなのだなと感じます。
穏やかな気持ちになりますね。

今度は、違う季節に訪問してみたいなと思います。

「別所温泉駅」に戻って来ました。
昨日、降り立った時にも感じたのですが、本当に趣があります。
外装は近年に再整備されたそうなので、まだまだ現役での姿が見られそうです。

すでに「上田ゆき」の電車が停車していました。

車内は、ほどよい乗車率です。
日曜日ということで、やはり観光客とおぼしき人々が多いように思えます。

雲が少々ありますが、穏やかな陽射しが車内を包みます。
今日も天気は良さそうです。

さて、乗車したのは後方の車両でした。行きにはあまり車窓を楽しむことが出来なかったこともあり、せっかくなので運転台の後方に立ってみました。

運転台です。真ん中に「T字型のハンドル」がありますが、「押すとブレーキ」、「引くと加速」することが出来るものです。
続いて、車内の様子を見てみたいと思います。

扉上には「路線図」。「無人駅」が多いようです。

地方の私鉄に乗車する際には、車内の広告も興味深いですね。
「全国規模の広告」ではなく、「沿線にまつわるもの」が多いので見飽きません。

「別所線を利用してお買い物」、そして「帰路に乗車券がもらえます」というもの。
「クルマを利用しない層の方々」にはおとくな企画ですね。

沿線に「日帰り温泉」があるのですね。その割引きっぷのようです。


こちらは…「北条まどか」というキャラクターですが、調べてみると「別所線存続支援キャラクター」なのだそうです。

その隣のものですが、こちらは「鉄道むすめ」とあります。
「全国の鉄道会社をモチーフとしたイメージキャラクター」だそうで、この「上田交通」では「八木沢まい」という女性がモデルになっているようです。

さて、列車はこまめに停車しながら進んで行きます。
「奥にそびえる青い山、田畑、そして細く伸びるレール」…穏やかな車窓風景です。
では、ここからしばらくの間、変化に富んだ車窓風景をご覧ください。





田植えの終わった水田、それに映える山々。見飽きません。
次回に続きます。
今日はこんなところです。