JR東日本 全線完乗への道!その14 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。
「京成津田沼駅」(千葉県習志野市)から再び「京成電鉄」に乗車したところです。

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電車で40分弱、「成田空港駅」に到着しました。
またも「成田空港」へと舞い戻って来た形になりますが(笑)

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この「成田空港駅」から、「京成電鉄」の「船橋経由上野ゆき特急列車」はこの時間帯では15分おきの発車。
発車時刻を気にせず利用できる感を受けます。

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さて、その「京成電鉄」のホームの向かいには、「商売仇」の「JR線」の快速電車が停車していました。

あちらは「東京」、「品川」、「横浜」などを経由し、「横須賀線」に入り「久里浜(くりはま)」(神奈川県横須賀市)や「逗子(ずし)」(神奈川県逗子市)へと向かいます。
「JRならでは」と言いますか、
「広大な路線網を活かした広域ネットワーク」がウリでしょうか。

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ここ「成田空港」へは、「京成電鉄」と「JR」が乗り入れをしており、「空港第2ビル駅」と「成田空港駅」が設けられています。
また、それら2つの駅が設置されるまで、「京成電鉄」には別の「成田空港駅」があり、それはこの日、成田に到着後向かった「東成田駅」になります。

「東成田駅」についてはこちらもご参照ください
当ブログ↓
「JR東日本 全線完乗への道!その7」(2015年8月8日アップ)

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と言うことで、「成田空港」にまつわる鉄道路線網のお話でした。

ところで、この「京成電鉄ホーム」には、画面中央右付近に「柵」が設けられています。

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反対側のホームにも、中央付近に堂々と「柵」が設けられています。
これはちょっと調べてみないと気が済まないことになって来ました(笑)

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いましがた、「京成成田駅」を通ってこの「成田空港駅」に到着しました。
そして、改札階に上がりますとこのようなゲートがあります。

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一見、「駅から外の敷地へ出る改札口」のようにも見えるのですが、改札機の上に「出口改札は当改札を出て60m先にございます」という文字が見えます。

文面からしますと、この改札は「中間改札」ということになるのですがこれ如何に・・・

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その「中間改札」を抜けると、通路右側にこの「オレンジ地」の「成田スカイアクセス線」という案内がありました。

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こちらにも「上野ゆき」の列車が表示されていますが、よく見ますと「成田スカイアクセス線 アクセス特急 北総線経由 上野」と記載されています。

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そこから少し進んだところに、ようやく「第2の改札」がありました。
この先が「改札外」になります。

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「成田空港付近」の鉄道ですが、先ほど触れたように「成田空港」へ乗り入れているのは「JR線」と「京成電鉄」です。
その「京成電鉄」でも、「成田空港発の列車」には・・・

①「京成成田」から「津田沼」、「船橋」などを経由し「上野」まで結ぶ
「京成本線経由」
②途中に「北総鉄道」を経由し、「印旛沼」や「千葉ニュータウン」などを経由し「京成高砂」(東京都葛飾区)から京成本線に入り、「上野」までを結ぶ
「北総線経由」
(「成田空港駅」からの「JR成田線」沿いに進み、「イオン」近くにある「合流点付近」から左へと延びる路線)

の2種類があります。

は「成田空港開港」(昭和53年5月)から「成田スカイアクセス線開業」(平成22年10月)まで「メインルート」として利用されたもので、現在では「全席自由席の特急列車」が運転されています。
は「成田空港へのアクセス強化」を主な目的として建設された「成田スカイアクセス線」の開業(平成22年10月)以降、「メインルート」として使用されているもので、「特急スカイライナー号」はすべてこの路線を経由、また「全席自由席の特急列車」も運転されており、①の「特急列車」と区別するために「アクセス特急」という名称になっています。

「広域地図」で見るとこのような感じです。

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「オレンジ色」は「成田スカイアクセス線」
「青色」は「京成本線」
「赤色」は「JR成田線・総武本線」
です。

「成田スカイアクセス線」は内陸部を、極力直線で線路が引かれており、一部区間では、「特急スカイライナー」が「160km/h」という高速で運転されています。

「京成本線」はそれよりも南へ下がり、県内の主要都市を経由。
「JR線」も同様に南下していますが、「県庁所在地」の「千葉」を経由していることが大きな違いでしょうか。
ただ、この両線とも地図で見ますと、かなり迂回している印象を受けますし、実際のところ「成田スカイアクセス線開業」で「所要時間の劇的な短縮」が実現しています。

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駅コンコースにあった「両路線の路線案内」です。

左の「オレンジ地」の「成田スカイアクセス線」は、列車停車駅も少なく、高速運転に特化した運転がなされています。

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対して、右の「青地」の「京成本線」は、沿線の「成田」「佐倉」「津田沼」「船橋」などを経由し、列車によっては「都営浅草線」と「京浜急行電鉄」へ乗り入れし、「羽田空港」まで運転される列車もあります。

と言うことは、「空港間連絡鉄道」としての役割もある訳ですね。

そういうことで、「成田空港」から「東京方面」へ向かうに当たって「2ルート」あり、それぞれ「運賃体系が異なる」、ということで「どちらのルートを使って成田空港までやって来たのか」(あるいは、「どちらのルートを使って成田空港から千葉・東京方面へ向かうのか」)判別するために、「2つの改札」が設けられている、ということです。

この場合では「京成本線経由の列車でやって来た乗客」は「2つの改札を通過する」、「北総線経由の列車でやって来た乗客」は「1つの改札を通過する」ことで判別しています。

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ようやく「改札」を出たのですが、そこにはこのブースがありました。

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これは「手荷物検査カウンター」です。
ごく最近まで、「成田空港へ入る旅客」にはすべて「手荷物検査」が義務付けられていて、ここで検査をしていました。

同じ設備がJR駅の方にもあるのですが、わたしが「JR線」で「成田空港駅」にやって来た時(20年ほど前だと記憶していますが)には、確かに「カバンの中をチェックされた記憶」があります。

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ただ、最近ではその「手荷物検査」はなくなったようで、ブースがそのまま残され、警備員の方々が監視をされている以外は、そのまま通過出来るようになっています。

ここまで警備が厳しかったのは、「成田空港の生い立ち」に大きな理由があるようです。

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改札を出て、手荷物検査場を過ぎ、ようやくコンコースへ出て来ました。
改札外に出るまでこれほど時間がかかる駅も珍しいものです。

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時刻は午後7時を回ったところです。
「特急スカイライナー号」の特急券売り場ですが、混みそうな時間帯にも関わらず、券売機で乗車券を求める乗客がちらほら見られるくらいで閑散としています。

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それでは、「夜の成田空港探検」(?)へ向かいたいと思います。

次回に続きます。
今日はこんなところです。