みなさんこんにちは。前回からの続きです。

「西九州を巡る旅」、ようやく「長崎駅」(長崎県長崎市)に到着しました。

駅構内に停車している列車をいろいろ観察していたのですが、反対側のホームに、この塗装のディーゼルカーが停まっていました。

「朱色とクリーム地」・・・いわゆる「旧・国鉄型塗装」の車両です。
これ、実は「復刻塗装」されたもので、「出来れば見てみたいなあ」と思っていた車両でした。運が良かったです。

ところで、この「旧・国鉄型塗色」の車両、「キハ67形」と言うのですが、先ほど「佐世保駅」で遭遇したこの「ハウステンボス塗装」の車両も、同じ形式なのです。

全然印象が異なりますね。
「塗装の変更」で「別車両のように錯覚する好例」だと思われます。
ちなみに、この形式の車両、「旧・国鉄型の車両」としては珍しく、座席は「転換クロスシート」(走行する方向に合わせて、座席の向きが転換出来る2人掛けのシート)が製造当初から設置されていて、当時は「急行列車」にも充当されることがあったようです。

いいものが見られました。
しかし、この「行き止まり式」のホームですが、「ターミナル駅」というイメージそのものですね。旅情があります。
改札を出ます。

と、そこにはこんな「大きな龍」が、天井に舞っていました。


結構、迫力があります。

この「龍」、訪問時に開催されていた「長崎ランタンフェスティバル」の一環としての展示なのだとのこと。
こちらの装飾も、実によく出来ていますね。

「龍」と「駅名看板」。「長崎らしい」というか、そういった印象を受けます。

さて、駅構内にはこの「広告」がありました。
現在、建設が進んでいる「九州新幹線・西九州ルート(長崎ルート)」のものです。
こちらの建設に当たっては、「ルートの選定」、「規格の選定(新幹線規格なのか、在来線規格なのか…など)」、「分岐駅の選定」など、いろいろな課題があるということを耳にしました。
ただ、「九州新幹線からの直通」と言うことが出来るので、「博多以東」、すなわち「山陽新幹線からの直通列車」を走らせることも可能ですね。
「直通列車の設定がある」のと「ない」のでは、利便性が全然違いますからね…

改札外のみやげ物屋など立ち寄った後、駅裏に行ってみました。

これは「かもめ号」です。デザインが「ヨーロッパ風」で、スピード感がありますね。


脇には「留置線」があり、電車やディーゼルカーがさまざま並んでいました。

そして、その向こうには「長崎のシンボル」、「稲佐山(いなさやま)」が見えました。
頂上からの夜景は、「モナコ・香港」とともに「新・世界の三大夜景」に認定されているそうです。
わたしも一度、登ったことがあるのですが夜ではなかったのでちょっと残念です。

この「長崎」は、わたしが言うまでもなく魅力的な観光スポットが点在しています。
ただ、やはり時間の制約があるので「駅近くの観光地をひとつでも訪問出来たら」と思っていたのですが、せわしなくなりそうなので断念しました…

「代わり」と言っては何なのですが、改札内に設置されていた「長崎名所」の「模型」を愛でることにしました。
こちらは「眼鏡橋」。よく出来ています。


その奥には、かつて「長崎港」に出入りしていたという、豪奢な「御朱印船」なる船が鎮座していました。

「朱色」が目に彩やかですが、この「太鼓や鐘」は殊に目立ちます。賑やかそうです。
次回に続きます。
今日はこんなところです。