みなさんこんにちは。前回からの続きです。
「18年振り」の「鹿児島観光」をしようというところです。

「鹿児島中央駅」から「市電」に乗車すること10分ほど、「市内随一の繁華街」である「天文館(てんもんかん)」にやって来ました。

ですが、まだ時刻は「午前9時前」。アーケードの商店街はこのような感じで、さすがに閑散としていますね。

さて、この「天文館」という名称ですが、アーケード内にあったこの「記念碑」の解説によると、当時の「薩摩藩」を統治していた「島津家」がこの周辺に「天文観測」の施設(通称、「天文館」)を設けたことによるそうです。
「薩摩藩」は「独自の暦」(当時は「農作物の収穫」や「年貢の納付」などの予定を立てるに当たり、「暦」は大変重要だったようです)を作成したり、天文研究を盛んに行ったりと、かなり高度な研究に取り組んでいたようです。

「当時の天文観測の様子」でしょうか。
後ろの案内板の記載にもありますが、この時代で、「科学技術」に取り組んでいたということは「特筆すべきこと」ではないかと思います。

「天文館」を抜け、先へ進みます。奥に見えるのは「城山(しろやま)」です。

この周辺にも、「薩摩藩」関連の「史跡跡」や「明治期以降」に建築された「古い建築物」が点在しているようです。時間の許す限り、見て行きたいと思います。

「照国神社」の鳥居が見えました。

その交差点の横には「丸みを帯びた優雅なデザイン」のこの建物が存在感を示していました。
「昭和2(1927)年10月竣工」の「県立博物館」。
「国指定登録有形文化財」だそうです。

しばらく行くと、こちらは昭和6(1931)年竣工の「鹿児島県教育会館」。

こちらは「中央公民館」。「県立博物館」と同じ昭和2(1927)年10月の竣工で、これも同じく「国指定登録有形文化財」になっているそうです。
同じような時代の建造物でも、先の「県立博物館」とは異なり「重厚な造り」が印象的ですね。

向かいの建物は「昭和初期」の「官公庁」の雰囲気。
そして、こちら側は「古い民家が残る街並み」の様相でした。

水路には「鯉」。豪華ですね。

個人のお宅のようなのですが、軒先にはこれまた「梅」が満開でした。


目に鮮やかな「紅白」で、まるで目が覚めるようでした。
次回に続きます。
今日はこんなところです。