JR九州 全線完乗への道!その42 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。
「日豊本線」で「鹿児島中央駅」(鹿児島県鹿児島市)に到着したところです。


「鹿児島」へやって来たのは実に「18年振り」です。
 
それは忘れもしない、「平成9(1997)年3月28日」のことでした。
高校を卒業したばかりのわたしは、「卒業記念にどこか『遠く』へ独り旅をしよう」と言うことを思い立ち、前夜の27日、大阪から「夜行高速バス」に乗り込み、当時の「西鹿児島駅」(現在のここ「鹿児島中央駅」)に「翌28日早朝」に降り立ちました。

それがわたしの「九州初上陸」でした。

「鹿児島到着後」は、「西鹿児島駅」から「指宿枕崎線」で「枕崎駅」(鹿児島県枕崎市)へ向かい、「鹿児島交通」(だったと思います)のバスに乗り継ぎ、途中の「南薩鉄道記念館」(鹿児島県南さつま市、昭和59年に廃止になった「鹿児島交通鉄道線」の「記念館」)を見学したりしてから「伊集院駅」(鹿児島県日置市)へ、そして「鹿児島本線」で「西鹿児島駅」へ戻り一泊、翌日はフェリーに乗り朝から一日「桜島観光」をし、当時運転されていた「寝台特急 なは」号で「帰阪」というルートで旅した記憶があります。

この時は、「乗りつぶしをしよう」という目論見(?)は何故かなく、単に「桜島を見たい」とか「南薩線の記念館に行きたい」と言う、すこぶる「純粋な旅を楽しみたい」と言う気持ちがあったようです。



さて、先ほどの件で、『遠く』、と「鍵括弧」でくくったのは、当時「鹿児島」は「大阪」からでも「大変遠いところ」と言うイメージがあり、現在のように「九州新幹線」が開通しているでもなく、「早く行こう」としても「博多駅から特急に乗り継いで、それから4時間かほど乗車して…」と言う事実があったからでしょうか。




ですので、そう言った「鉄道ではなかなか行けないであろう」と言う気持ちがあったからなのでしょう。

ところで、現在は「LCC」が全国各地に就航しており、大変便利になりました。
また「航空機を利用する」と言うこともそれゆえ「垣根が低くなった」ように思います。

今回の九州入りにも「LCC」を利用していますが、当時はそう言ったものはなく、わたしには「航空機」と言うものは「航空券代が安価なものではない」=「おいそれと利用出来る類いのものではない」と言うものでしたので「時間がかかっても鉄道を利用する」と、自ずからそうしていました。
(当時、JRには「周遊券」もありましたし…)




と言うことで、前置きが長くなりましたが「鹿児島」に関してはそれを含めて「若い頃のちょっとした思い出」があります。
短い時間ですが「18年振りの鹿児島」をこの機会に「少しでも回顧したいなあ」と思っていました。



さて、本題に戻ります。
現在の「鹿児島中央駅」(当時は「西鹿児島駅」)からは、18年前にはなかった「九州新幹線」が開業し「博多」へ、そして「山陽新幹線」を介して「大阪」まで直結しています。



「九州新幹線」の改札付近です。
実に興味をそそられる「土産物屋さん」ですね。
後ほど寄ってみましたら、懐かしい玩具や駄菓子、郷土の物産などが並んでいました。


再度、改札口を入ってみますと・・・
その「18年前」に「JR九州の路線に初乗車」した「指宿枕崎(いぶすきまくらざき)線」のディーゼルカーが到着したところで、大勢の通勤・通学客がどっと下車して来ました。

「喜入」と書いて「きいれ」と読みます。縁起がよさそうです。


こちらは、「指宿枕崎線」の主要駅のひとつ、「山川ゆき」になります。


また「改札」を出ましたら、今度は大規模な「土産物屋」が目の前にありました。
まだ「通勤時間帯の真っ只中」にも関わらず、既に複数の観光客が品定めをしている姿が見られたりして、活気を感じます。


ようやく(?)駅構外へ出てきました。

件の「18年前」の「西鹿児島駅」の記憶はあまりないのですが、確か駅前に「大きな階段」があったような気がします。
それにつけても、大変な変貌をしているのはわかります。


さて、これからの予定を立てたいと思うのですが、「鹿児島中央」を出発する「新幹線」を「11時台」か「12時台」にしようかと考えていたので、都合、「3・4時間ほどの自由時間」が出来そうです。




「バスターミナル」の「鹿児島県内案内図」。「レトロな鳥瞰図」です。
「鹿児島県」は「大隅」「薩摩」とに分かれていて、いずれも魅力的なところがたくさんあります。


こちらは「鹿児島市内」のもの。「市内」と言っても、結構な広さです。
やはり「桜島」の存在が目を引きますね。


続いては「鹿児島中央駅」周辺のもの。
駅周辺にも史跡などが点在していて、みどころがありそうです。


さて、そんな見どころの多い「鹿児島」ですが、これからどうするか・・・


少々思案した後、ひとまず駅前から出ている「鹿児島市電」に乗車してみることにしました。
近代的な「低床車両」です。


軌道敷内は緑化されていて、「視認効果」以外にも「目にも優しい」ですね。
最近の「路面電車」でよく見かける例です。


ほどなくしてやって来た「路面電車」に乗車。
信号が変わると、たくさんのバスとともに、挟まれるようにして発車しました。


電車は「緑化された専用軌道」を快調に走ります。
「専用軌道」だと、クルマにさえぎられることがないのでスムーズですね。


乗車すること約5分、「鹿児島随一の繁華街」である「天文館」のど真ん中、「天文館通停留所」で下車しました。

次回に続きます。
今日はこんなところです。