目に留まったポスターシリーズ その16~鉄道コレクション「京阪600・700系」が発売 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。いよいよ、大みそかになりましたね。
今年一年、いろいろなことがありましたが(反省すべき点も多々…)。
 
では、今年最後の記事です。
 
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「京阪電車」でも、「おけいはん」の「初詣」告知が大々的になされています。
 
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京阪電車では、毎年「正月3が日(来年は4日までですが)」には「正月ダイヤ」という現行とは全く違う「特別ダイヤ」が組まれるのですが、もうおなじみになった「臨時快速特急 洛楽」が昨年に引き続き、「初詣洛楽」として運転されるとのこと。
 
そんな中、気になる車内広告がありました。
 
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人気商品「鉄道コレクション」から、「会社限定」で「600・700系」という車両が発売されるとのこと。
 
「高度経済成長期に活躍した懐かしの車両が登場!」とありますので、わたしのような世代では両形式とも実見したことはありません(「書籍」や「写真」、「映像」などでしか見たことがないのですが)。
 
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まずは「600系」の方から、こちらは「3両セット」になっています。
多くの車両は「台車のみ」戦前の旧型車両のものを流用し、「車体のみを新造」したもので、昭和58(1983)年12月の「架線電圧昇圧」まで活躍しました。
 
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一方の「700系」ですが、こちらも旧型車両の台車・電動機などを流用し、車体を新造したものです。
 
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両形式ともに「電動機器」が「旧型」なため「架線電圧昇圧」に対応出来ない、ということで何らかの更新が必要だったのですが、現在も活躍しているこの「1000系」は、製造から経年の浅かった「700系」の車体を流用し、台車・車両機器を新造、冷房化などの上で「改造」(書類上では「新造」になっていますが)を行った車両です。
 
ちなみに、同様に「車体のみ新造」された一方の「600系」は、当時としては「試験的な試み」として「車体重量を大幅に軽量化するための設計」で製造されましたが、対する「700系」は「従来設計」で製造され、「600系」の「車体新造」と数年しか変わらず、また「車体の経年が比較的浅い」のにも関わらず、「屋根上の重量の負荷」がかかる「冷房化」が困難だったため、京阪電車では「短命」の部類に入るであろう、「登場から20年弱」で全車廃車となってしまいました(一時は他私鉄への譲渡も検討されたようです)。もし、「600系」が「従来設計」の車両であれば、車体機器を新造し、冷房化などの改造がなされ、現在も現役だったかも知れないですね。
 
詳しくはこちらもご覧ください↓
当ブログ
「SANZEN-HIROBAを訪ねて その11」(2014年5月24日アップ)
※「700系」の変遷について述べています。
 
「SANZEN-HIROBAを訪ねて その12」(2014年5月28日アップ)
※「600系」の変遷について述べています。
 
ということで、本年の記事はこれで終了です。
 
本当にたくさんのみなさまに当ブログへのご訪問を頂いたことと、コメント、ナイス、リンクなどを頂くことが出来、大変ありがたいことだと存じております。
改めまして、みなさまに心から御礼申し上げます。誠にありがとうございました。
新年もご愛顧を頂けるよう、さらに精進して参りたいと存じます。
 
それでは、みなさま、どうぞよいお年をお迎えください!
みなさまの新年のご多幸、ご健康をお祈り申し上げます。
 
今年はこんなところです。