みなさんこんにちは。前回からの続きです。
「佐津」から2駅、大阪・京都からやって来る特急列車の多数が折り返す「城崎温泉」まで戻って来ました。
「山陰本線」は、ここから終点の「京都駅」まで「電化区間」になっています。

「城崎温泉」は、帰路に立ち寄ることにしているので先を急ぎます。

次の乗り継ぎは「11時33分発 特急こうのとり14号 新大阪ゆき」です。
20分ほど待ち合わせがあるので、いったん改札を出てみることにしました。

反対のホームからの、「特急 こうのとり」の全景。
「振り子式電車」こと、「381系」という車両です。ここでも車両観察です。

この「381系」の特徴としては、「振り子式」以外にも、いわゆる「下膨れな車体形状」
が挙げられます。
「重心を出来るだけ低くする」という、「振り子式電車」の設計によるものだそうです。

いちばん後方の「グリーン車」側面です。
車両番号を改番したようで、旧車番がペンキで塗り消されただけの状態になって
いますね。

こちらは、跨線橋の上からながめた「381系」。
何か、一般的な電車とは違うような感じがしますが…

そうです、「パンタグラフ(集電装置)」以外に、「屋根の上に何も載っていない」のです。
本来であれば、「冷房装置」が屋根の上に搭載されているのですが、先ほど述べた
ように「重心を出来るだけ低い位置に置く」ことが「振り子電車」の前提なので、本来
「屋根の上」にある「冷房装置」は、床下に設置されているとのこと。

さて、定刻の「11時33分」に「特急 こうのとり14号」は発車。
「たじまフリーきっぷ」では「フリー区間内」の「特急列車自由席」も乗車出来るので
助かりますね。
「城崎温泉」を出ると、車窓左手に「円山川」が寄り添って来ます。

10分ほどで、「兵庫県北部最大の都市」である「豊岡」に到着。ここで下車します。

ところで、ホームにこんな「自動販売機」を発見しました。
何と「カバンの自動販売機」なるもの。

いや、珍しいですね。というか、初めて見ました。

商品は、様々な種類の「エコバック」が中心で、価格は「1500円」からでした。
しかし、「自動販売機でお札を使用してもお釣りが来ない場合がある」というのは
大変な違和感がありますね<(`^´)>
わたしにとっては、「これ以来の体験」です↓
当ブログ
「真夏のソウル見聞録2011 その8」

「豊岡」は、全国的に有名な「カバンの街」です。
かつては「奈良時代」の昔から「柳行李」の生産が始まり、「皮革製品」のカバンが
登場したのは明治初期だとのこと。
これは駅に貼られていたポスターですが、「詰め込んだのは伝統…」の文字と、古
い写真に「豊岡カバン」の「長い歴史と伝統」や「ロマン」といったものを感じますね。
次回に続きます。
今日はこんなところです。