「たじまフリーきっぷ」で巡る 夏の但馬旅行2014 その3 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。
「JR西日本」から期間限定で発売されている、「たじまフリーきっぷ」で大阪から但馬へ、家族旅行をしているところです。
 
午前9時56分、京都からの「特急 きのさき1号」からの乗り継ぎ客を乗せ、「福知山」を定時に発車、「山陰本線」に入ったところです。
わたしたちが乗車している車両でも、観察していますと「福知山」で乗客の半分くらいが入れ替わりました。
 
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嫁と娘の冷たい視線を浴びながら(笑)「国鉄形車両・381系」の車内ウォッチングは続きます。
これは「こうのとり」の普通車座席ですが、「フリーストップ機能式シート=自分の好きな角度で座席のリクライニング傾斜が設定出来るタイプ」が実用化された頃のもののようです。
 
いまでは珍しくもないですが、これの登場までは「簡易式リクライニングシート=背中をシートから離すとリクライニングが自動的に戻るタイプ」しかなく、必ずしも「快適なものではなかった」ものでしたが、「簡易式」は、そういう理由もあり「フリーストップ式」のものに取って変わられました。
 
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そんな経緯を嫁に話しても「あっ、そう。それが何か?」などとしか返答がないことは容易に想像出来たので、黙っておくことにしました(笑)
 
そんな中、車窓右側にこの大きな川が寄り添って来ました。
日本海に注ぎ込む「由良(ゆら)川」です。
この「由良川」に沿って走るところになると、もうすぐ終着に到着するところです。
 
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午前10時58分、終着「城崎温泉」に到着。
 
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ここで、同一ホームに停車している「普通 香住(かすみ)ゆき」に乗り換え。
3分の連絡で、待ち時間なく便利です。
 
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「2両編成・ワンマンカー」の車内はこんな感じ。
「地元の用務客」と、「観光客」が入り混じったような感じでした。
 
「香住ゆき」も、午前11時01分に定刻で発車。

頭上の架線がなくなり、「非電化区間」に入ったことがわかります。
この先、「山陰本線」は鳥取県の西端付近の「伯耆大山駅(鳥取県米子市)」まで「非電化区間」が続きます。
「伯耆大山駅」から「西出雲駅(島根県出雲市)」までは「直流電化区間」が、さらにそこから先は再び「非電化区間」となり、そのまま、終点の「幡生(はたぶ・山口県下関市)」まで延々と続きます。
 
「城崎温泉」からの「非電化区間」は、列車本数が一気に減少する訳ですが「ディーゼル式特急」も一日数本走る区間でもあります。
そんな中、「2両編成」の「ディーゼルカー」からは、まずは「森の中」、そして突然に「海が見える高台」に出たりして、景色の移り変わりを楽しめます。
 
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「城崎温泉」から約20分、ようやく目的の下車駅に到着しました。
 
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その目的駅とは、ここ、「佐津駅」(兵庫県美方郡香美町)です。
「特急列車」は通過する、小さな無人駅です。
 
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乗車して来た「香住行き」が、アイドリング音を響かせながら出発。
下車したのはわたしたちだけでした。
 
列車が出て行ったあとは、「蝉しぐれ」だけが耳に残るいかにも「夏」っていう感じです。こういう光景は大好きです。
 
次回に続きます。
今日はこんなところです。