18きっぷで真夏の旅2011 その16 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんおはようございます。
前回からの続きです。
 
「入湯料50円」でも立派な「みなみ子宝温泉」から、南へ戻っています。
 
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到着したのは「美濃市駅(岐阜県美濃市)」。
ここでまた途中下車です。
 
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市街地の観光案内なのですが…
 
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「うだつが上がる」とは!(^^)!
ここ、美濃市では古い民家がたくさん建ち並んでいて、その向きの人には大変
人気なのだそうです。
 
ちなみに、「うだつ」とは、古民家で隣との家の間に造られた、防火壁を兼ねた
屋根付きの塀のことだそうで、これが家にあることが「ステータス」だったそうです。
 
「うだつが上がらない」ということわざは、「壁を造れる程、裕福かどうか」という
ところが語源のようです。
 
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わたしの方は、「美濃市駅」から東に、駅前の目抜き通りを進みます。
 
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市街地で駅前なのに、結構閑散としています。
 
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美濃市駅から歩くこと数分、お目当ての「旧・名鉄美濃駅」に到着しました。
 
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ここ「美濃市」には、今日乗車している「長良川鉄道」の他にも、大手私鉄の「名鉄
(名古屋鉄道)」も乗り入れていました。
ただ、「岐阜市内直行」という利便性がありながらも、モータリゼーションには勝てず、終端のこの区間は平成11(1999)年に廃線となりました。
 
当時の駅舎と、使用されていた車両などが展示されているようです。
 
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古めかしい「時刻表」も当時のまま。
 
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味のある、鉄製の改札口。
 
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構内には、現役当時さながら列車が停車していました。
ちなみに、左の車両は「大正生まれ」の古豪だそうです。
 
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運転台の中にも入らせて頂きました。
 
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こちらは、元・札幌市電で名鉄に引き取られた車両をカットしたもの。
 
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保存事務局の方がおられたので、いろいろと話を聞きました。
 
廃線は致し方ないが、全部きれいさっぱり跡がなくなるのもしのびないので、「旧・
美濃駅保存会」を立ち上げたが、メンテナンスに結構な費用がかかる。
行政にも相談したが腰が重くて、寄付やグッズの売り上げでなんとかしのいでいる、
これからどうなるかわたしにもわからない…とのこと。
 
廃止になって、壊すのは簡単だけれども地元に貢献したものを保存する、という考
え自体が、まだまだ日本には浸透していないのかも知れません。
 
さて、再度「美濃市」駅に向かいます。
 
次回に続きます。
今日はこんなところです。