阪和電気鉄道 昭和初期の面影〜その25「和泉砂川駅」 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんばんは。
前回からの続きです。
 
大阪と和歌山を結ぶ「JR阪和線」、その前身の私鉄「阪和電気鉄道」、昭和初期の
面影を探す旅をしています。
 
イメージ 1
 
真夏並みの暑さの中到着したのが「和泉砂川駅」。大阪府も南へ下り、「泉佐野市」から「泉南(せんなん)市」に入っています。
 
イメージ 2
 
イメージ 6
 
この駅も「日根野駅」「長滝駅」同様に、「ホーム2面・線路4線」の「追い越し」を想定した構造になっていて、阪和線南部の主要駅の一つです。
 
イメージ 10
 
こちらの駅も「バリアフリー化」はされているものの、あちこちに「懐かしさ」を感じさ
せる施設が残っていました。
これは「構内踏切」があった時代の「スロープ」でしょうか。
 
イメージ 7
 
と、足元に目をやると、この表示が。
 
イメージ 8
 
イメージ 9
 
周辺は住宅地ということもあり、「白浜・串本・新宮」などの南紀方面へ向かう特急
列車が一部停車するようです。
 
しかし、停車する時間帯を見ると、「観光目的」というよりも「大阪方面からの乗客」
を対象にした「ホームライナー」的な意味合いがあるようです。
 
ところで、この「和泉砂川駅」の「駅名標」、よ~く見てください。
 
イメージ 13
 
イメージ 3
 
上下の画像とも「和歌山方面」のホームのものですが、下の方だけ矢印が両方向を
向いていますね。
 
イメージ 11
 
イメージ 12
 
「基幹駅」ということもあり、通勤ラッシュ時間帯に、この駅折り返しの列車が数本
設定されているため、「和歌山方面」への4番線で「大阪方面」に折り返す列車が
あるためです。
 
跨線橋の中にはこんなネオンサインも。
 
イメージ 4
 
イメージ 5
 
さて、駅舎の方ですが、前回の「長滝駅」と同様、かつて私鉄時代だった頃の標準建築だった「赤い三角屋根」の駅舎が残っています。
それも、「東口・西口両方とも」という、ある種「奇跡的な存在」でもあります。
 
次回は、この「赤い三角屋根」の駅舎と、「砂川」に秘められた「阪和電気鉄道」の
「歴史の跡」をひもといてみたいと思います。
 
次回に続きます。
今日はこんなところです。