阪和電気鉄道 昭和初期の面影〜その23「長滝駅」 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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みなさんこんばんは。
前回からの続きです。
 
大阪と和歌山を結ぶ「JR阪和線」、その前身の「阪和電気鉄道」開業時の昭和初期の面影を巡る旅です。
 
「関西空港」への分岐駅、「日根野駅」から南へ向かっています。
 
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「日根野駅」からほどなくして到着したのが「長滝(ながたき)駅(大阪府泉佐野市)」
です。
 
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前回の梅雨空から一転、夏のような太陽が容赦なく照りつけます。
 
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駅構内からは、前駅の「日根野駅」からつながっている「日根野電車区」の線路の
終端が見えます。
一駅分の大きさとは、結構な敷地のようですね。
 
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「日根野駅」同様、構内は「ホーム2面、線路4線」の配置になっています。
優等列車の追い越しを企図したものと思われますが、「退避線」のレールは光も鈍く
使用頻度は少ないようです。
 
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続いて構内を観察。
 
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ここにもありました~
昭和初期からの生き残り、「阪和型架線支持柱」。
これだけ残存しているのは、「東岸和田駅」とここ位でしょうか。
 
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接合部。
すっかり剥げたピンクの塗装、実に味があります。
 
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前回でも少し触れましたが、「阪和電気鉄道」時代の「遺産」は、大阪から遠ざかるほど「残存」しているものが多いようです。
特に、北の大阪方面へ向かう乗客の多い「日根野駅」あたりから南に下っていくと、その傾向が顕著なようです(=駅舎の改築がなされず、そのまま残っている)。
 
その例に漏れず、この「長滝駅」の駅舎も「阪和電気鉄道」時代のものがそのまま
残っているとのこと。
 
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では、古い跨線橋を上り、改札へ向かって見ます。
 
次回に続きます。
今日はこんなところです。