阪和電気鉄道 昭和初期の面影〜その16「久米田駅」 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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みなさんおはようございます。
前回からの続きです。
 
中断していたシリーズをシレ~っと再開しています(笑)
 
大阪と和歌山を結ぶ、「JR阪和線(かつては私鉄の阪和電気鉄道)」の「私鉄時代」の面影を巡る旅です。
 
「大阪府岸和田市」の「久米田(くめだ)駅」までやって来ました。
 
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改札を出ます。
人気も少なく、のんびりとした感じ。
 
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珍しいものを見つけました。
 
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「きちんと届くのかな」と、現役か否か、というのが頭をよぎったのですが「鍵穴」がきちんとついているので、心配は無用のようです。
 
しかしこのデザイン、秀逸ですね。
存在感があります。
 
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駅舎全景です。
 
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他の「阪和電気鉄道」時代からの駅と共通して、「屋根瓦」ではなくて「スレート葺き」
になっています。
 
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他のそれと異なるのは、この派手な屋根の塗装!
 
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駅の軒下付近には、「いよやかの郷」という温泉施設へのお迎えバス停が。
 
ここは「岸和田市」なのですが、たいがいの方は「岸和田」というと「派手なだんじり」が思い浮かびますよね。
 
この「久米田」はそこからはだいぶ山の方(東)に入っているのですが、そこからさらに山の方へ、和歌山県との県境に近いところにある「牛滝(うしたき)温泉」というのがあり、ひそかな穴場になっています。
 
「大阪府に温泉?」というと意外な感じがしますが、この「牛滝温泉」や、「モミジ」や「滝」で有名な「箕面(みのお)」にも立派な温泉、ホテルがあります。
 
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売店の横には地元「タクシー」乗り場。
古びていますが、その広告看板に優しさすら感じます。
 
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駅前の「周辺案内図」です。
だんじりの「はっぴ」をモチーフにしたデザインですね。
 
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駅の北側には、「久米田池」というおおきな「ため池」があります。
 
もともと、この周辺は古くから水資源が少なかったそうで、奈良時代の高僧「行基」が指導して、この「ため池」を作らせたとのこと。
 
「久米田池」の近くには、これまた「行基」が開祖の「久米田寺」があり、篤い信仰を
集めているそうです。
 
かつては、この「久米田寺」が「久米田池」の管理を行っていました。
ちなみに「久米田」の語源は、昔、「ため池」に「水」を「籠め(こめ)た」と称していたところから転訛したものではないかと言われています。
 
さて、さらに南へ向かいます。
今日はこんなところです。