みなさんこんばんはー
前回からの続きです。
岡山県西部を走っていた、「ナローゲージ」井笠鉄道の廃線跡を巡っています。
笠岡から井原への「本線」、ちょうど中間付近にやって来ました。

今日はこちら、「新山(にいやま)」駅からです。
現在は「井笠鉄道記念館」となっています。
廃線後、かつての駅舎を移設し、駅長さんだった方が個人で運営されている「記念
館」です。

さっそく、館内に入ってみましょう。
まず正面にあるのが「蒸気機関車」の「1号機関車」です。
ドイツの「オーレンシュタイン・ウント・コッぺル社(通称、コッぺル社)」製、1913年製
とのこと。
この手の機関車は「コッぺル社」が得意としていたものでもあります。
廃線の2年後、1973(昭和48)年から1978(昭和53)年まで、埼玉県の「西武山口線」で「おとぎ汽車」として使用された後、当所へ戻って来ました。

こちらは「木造客車」の「ホハ1」。
1913年、日本車両製。
盛り上がった「ダブルルーフ」という屋根が特徴的です。

動力を持たない「客車」なので、自分で走ることが出来ず、先の「コッぺル機関車」やこのように「ディーゼルカー」に牽引されて走行していました。



車内は休憩所として活用されていました。
テーブルが置かれている以外は、ほぼ当時のまま。
座席は板張り、乗り心地はどんなものだったのでしょうね~
一度乗ってみたい。

最後尾には「貨車」の「ホワフ1」。
1914年、日本車両製。
「山陽本線」という大動脈と接続していたこともあり、井笠鉄道は「貨物輸送」も盛んだったようですね。
訪問者はわたしだけで、「専属」で館長さんに館内を案内して頂きました(^O^)
さて、ここからはバスで移動することにします。
一気に終点の「井原」へ向かいます。
次回に続きます。
今日はこんなところです。