みなさんこんばんはー
真夏の「愛・地球博」会場です。
今日は、通算13度目の訪問、2005年8月9日(火)の様子をお届けします。
朝から関西も、こちらもやや曇り空。
ただ湿気は少ないようで、からっとした感じです。

今日はこの「NEDOパビリオン」からです。
「NEDO」って何やねん…と思われる方が多いと思うのですが、正式には「独立行政法人 新エネルギー・産業技術開発機構」という行政法人です。
詳しい活動をお知りになりたい方はこちらへ↓
「環境万博」として位置づけられたこの「愛・地球博」、その会場内に「エネルギープラント」というのを設け、会場内で発生した生ごみ、廃油などを再処理する施設が併設
されていました。
その「エネルギープラント」の案内ツアーがあるということで、参加して来ました。
さっそく観覧記からです。
④NEDOパビリオン(ねどぱびりおん)
(初来館)05/08/09(形式)映像誘導観覧・場内案内方式
(待ち時間)事前予約のためなし
(もう一度行きたい度)☆☆☆
(対象)万人
(観覧困難度数)自身:★ 一般:★★★
(内容)☆☆☆
(ハード面)☆☆☆
(総合評価)☆☆☆
会場南に位置するガラス張りのパビリオンである。
今回は、パビリオンと併設する「エネルギープラント」の見学ツアーをセットで事前
予約しておいた。
15分前にアテンダントが現れ、参加者にステッカーを配布。
それを左胸に張るよう説明がある。
開始時間の11:30、まずNEDO館の出口から入り、併設の建物1Fにある研修室の
ようなところでNEDOの取り組みやこのエネルギープラントの紹介があった。
続いて階段をあがり、2Fの観覧通路から、会場から排出される生ごみを再処理し
メタンガスを抽出するプラント、ソーラーシステム、エネルギー電池について、実物を前にした説明とクイズなどがあった。
夏休みということもあり、子供連れやボーイスカウトたちが多くを占めていたが、
プラントの仕組み自体がやや難しいようで(私ですらとんちんかんだった)、説明
の途中で騒ぎ出す姿が見られた。
ツアー終了後、先の研修室に戻りアンケートの記入、記念品の贈答(鉢植え)と、
参加者にエコポイントの加算があるとのことで、エコマネーセンターやコンビニにあるポイント加算機に自身でカードをかざし加算する。
(ステッカーは使用済みの「NEDO」のスタンプを捺印すると持って帰らせてくれた)。
というわけで、「エネルギー資源の重要性」については何とはなしに理解は出来たの
ですが、やはり内容が難しい…

最後、記念品を頂きました。

この日、帰宅して開けた以来、6年振りの開封!!

「生ごみからメタンガスを取り除いたもの」を主原料にした「鉢植え」でした。
おまけに、プランターは3カ月で溶けてしまうものらしいです(^^ゞ
ちなみに、製造元の「三重県久居市」は、市町村合併で既になくなってしまいました。
月日のたつのは早い…

さて、パビリオン巡りに戻ります。
この時点で、未入場のパビリオンが2つ(完全予約制の「サツキとメイの家」は除く)。
一気に入場してしまいたいと思います。

まずは「ルーマニア館」から。

演劇がメインで、舞台には「ぜんまい」をイメージしたものが。


では、観覧記です。
○ルーマニア館
(初来館)05/08/09
(形式)実演誘導観覧
(待ち時間)約15分
(また来たい度)☆☆
(対象)☆☆
(観覧困難度数)自身:★★ 一般:★★
(内容)☆☆
(ハード面)☆
(総合評価)☆☆
残り「ラスト2つ」となった未入館パビリオン。
パビリオン正面は可動式のガラス張りであり、入館待ち中にパビリオンの上を
見上げると隣のスイス館の入館待ち列がよく見えた。
ここの目玉は約30分おきに行われるダンス(どちらかといえばミュージカル?)
ショーである。それゆえ、「公演待ち時間」として他に比べて入館には時間がか
かった(常時20~30分待ち程度)。
実は以前(6/6)にも入館を狙い並んだのだが、列を成している間に「待ち20分」
となり、時間に支障が出かねないので辞した(ちなみにこの日はル―ビックキュ
ーブが配布されており、それだけ頂いて帰った。
パビリオン左側から入館すると、大きなゼンマイ仕掛けの歯車が目に付く。
その歯車を利用した回転ドアがホールへの入り口となっている。
ホール上の壁面には、ウエディングドレスを着た人形がずらっと並んでいるのが
印象的であった。
ところが、演劇を観覧する客席が急斜面の板張りだけであり、それも係員が何
の誘導もなしに次から次から人を入れるので、最後の方に入場した私は座る場
所もなくなり、入れられた場所で立たざるを得ない状態となった。
危険を感じたので、やや無理繰りに人をかき分け安全な場所へ移動したのだが、
年配者や子供には大変危険だと思う。
ショーは複数の男女のカップルが登場し、見た感じ恋愛をテーマにした踊りであ
った。途中で手拍子も発生し、なかなか面白くはあった。
客席の下はレストランとなっており、昼時間も相まって列を成す人が見られた。


いよいよ最後の一つ、「クロアチア館」の列に並びます。


こちらは、床下(ここも順路です)を「画面」に見立てた「スクリーン上映」が特徴。

では、観覧記です。
○クロアチア館
(初来館)05/08/09
(形式)映像誘導観覧
(待ち時間)約20分
(また来たい度)☆☆☆☆
(対象)万人
(来館困難度数)自身:★★ 一般:★★
(内容)☆☆☆☆
(ハード面)☆☆☆
(総合評価)☆☆☆☆
全パビリオン入館を果たしたパビリオン。
パビリオンはループのすぐ横にあり、クロアチアの国土の紹介についての説明が
ループ側の壁面に描かれているのが目に付く。
また、ここだけには限らないが高々と国旗が掲げられており誇らしげであった。
パビリオン正面は濃いブルーの配色で、隣のギリシャ館ともども目立つ。
入館すると、まずクロアチアについてのイメージ映像を観覧。
両方の壁に同じ映像が流れる仕組みである。
続いて、真っ白の壁と白砂の広がる部屋へと誘導される。白板張りの通路を通り
反対側の少し狭い通路に詰め込まれる。
ここではかなりぎゅうぎゅう詰め状態であったので少しうんざりしかかったのだが、
ガラス戸が閉まるや否や、3階くらいまで床が持ち上がり、「コ」字型の通路と接続
して「口」の空間が出来上がった
(表現が難しいので写真を参照してもらえるとありがたい)。
さっき通って来た白砂の通路が映像となり、「空からみたクロアチア」的なイメージ
映像の観覧となる(豊かな森林、海洋、美しい街並みや人々の生活などの内容で
あった)。
終了後、階段を降りたところが出口となる。
出口付近ではクロアチアの岩塩が山積みとなっており、持ち帰りが出来た
(食用には適していないそうだが)。
勝手知った人々が袋にそれを詰める姿が見られた。
またショップも併設されており、国旗になぞらえた白と赤のチェック柄の服やネク
タイ(ネクタイを締める習慣はクロアチアが先駆とのこと)の販売がされていた。

というわけで、開封!!
「クロアチア館」の最後にあった、持ち帰り自由の「岩塩」です。
こちらも、同日帰宅後に開封して以来なので6年振りです。
中身がどうなっているか気にはしていたのですが、さすが「塩」、ぜんぜんカビても
いませんでした(^^ゞ
これで「全パビリオン制覇!!」(ブログでは取り上げていない館もありますが)
次回に続きます。
今日はこんなところです。