みなさんこんばんはー
先日、「時刻表」のことについてアップしましたが、気がつくといつの間にやら通勤で
使っている「JR西日本」の駅頭に「ダイヤ改正」絡みのパンフレットがいろいろと置かれていましたので、ちょっとご紹介したいと思います。
というわけで、今日も結構手抜きな更新です(笑)

まずはこちら!
「博多~新八代」間の開業で全線開通する「九州新幹線」ですね。
「九州新幹線」内の列車は従来の形式での運転だそうですが、「山陽新幹線」との
直通列車があらたに設定されることになっています。

「みずほ」(最速型)、「さくら」(速達型)、「つばめ」(九州新幹線内のみ運転の各駅停車型)での運行となります。
「みずほ」「さくら」は、一般公募で命名されたものだそうですが、一部の鉄道ファン
諸氏からは疑問の声が上がったと言います。
その理由は、「格の違い」だそうです。
日本で初めて「愛称の付けられた特急列車」というのが、「櫻」号だから、だそうですね。
各駅停車型の「つばめ」も、戦前から存在した日本を代表する特急列車の愛称で(九州新幹線の「鹿児島中央~新八代」間の部分開業の際、愛称を「つばめ」にしようと、JR九州のお偉いさん方はJR各社を行脚して「使用許可」を貰ったという噂さえあるくらい)、ある種「特別扱いの愛称」だとも言えます。
ちなみに、プロ野球「東京ヤクルトスワローズ」の「スワローズ」の由来は、その前身で当時球団を保有していた「国鉄」がその「看板列車」の「つばめ」号から取ったものだとか。
戦後、「さくら」は「東京~長崎」間の寝台特急に、「つばめ」は「東京~大阪」間などを走った歴史と格式のある列車として羨望の目で見られる存在だったようです。
ところで…
「みずほ」についてですが、漢字で書くと「瑞穂」。
「みずみずしく育った稲穂」のことですね。
「ザ・日本語」と言う感じで、とてもいい言葉です。
しかし、「鉄」の分野では「みずほ」は戦後になって登場した、それも「さくら」や東京から鹿児島まで走っていた「はやぶさ」といった寝台特急の「増発列車」として誕生した「脇役」だと言う事実があると言います。
「昭和のはじめからある列車」を差し置いて「最優等列車」になるとは~という嘆きの
声があるみたいですね
(「格の違い」は「さくら」=「つばめ」>>>「みずほ」)らしいです)。
でもいいじゃないですか、豊かな「稲作文化」のある国なんですから。
って言ったら異論が上がりそうですけど。

前置きが長くなってしまいました(^^ゞ
「さくら」「みずほ」は8両編成で、グリーン・指定・自由席の編成です。
これは従来と変わらないですね。
特筆すべきなのが、「グリーン車」だけでなくて「普通車指定席」も「2人がけ×2人
がけ」になっているところでしょうか。
「新幹線」って言ったら、普通は「2人がけ×3人がけ」ですもんね。
「座席のかけごこち」は先日ご紹介した通りです。
参考 「春は出会いの季節。」(2011年2月25日アップ)

続いては「在来線」編です。
当ブログでも幾度かご紹介している「新・大阪駅」がメインと言っても過言ではない
今回のダイヤ改正ですね。
京都・神戸・奈良・和歌山方面から大阪駅につながる各路線で、直通列車の増便・増結が大規模になされるとのこと。

5月には、駅併設の「OSAKA STATION CITY」なる複合商業施設もオープン。
大阪駅北口に「ヨドバシカメラ梅田店」が出来た時以来、「大阪駅」の人の流れが
大きく変わりそうな予感です。

最後はこちら。
大阪・京都から北近畿を結ぶ特急列車網が整備され、新型車両が投入されるとの
こと。
従来、大阪から北近畿方面には、その名も特急「北近畿」というそのまんまの名称の特急列車が運転されていたのですが、これを特急「こうのとり」と改称するのだとか(沿線の兵庫県豊岡市で「こうのとり」の保護・繁殖施設があるため)。
かねてから地元から改称の要望があったそうです。

見た感じは、北陸へ行く「サンダーバード」と同じような車両ですね。
紫のラインがシブいところです。
ちょっと調子に乗ってしゃべって一人で疲れましたが(笑)
まあ~、「ダイヤ改正」で結構変わるみたいなので、「JR西ユーザー」の私としては
まずは慣れないと…と思っております。
今日はこんなところです。