みなさんこんばんは。
前回からの続きです。
「190円で琵琶湖一周の旅」を敢行しております。
起点の京都を出発し、45分ほどで「近江舞子駅」(滋賀県大津市)に到着しました。

ここでしばし乗り換え待ち。
寒風が身に染みます。

待つことしばし、次に乗車する「新快速 敦賀ゆき」がやって来ました。

琵琶湖の西岸、それもだいぶ北西にあたるところまで来たのですが、このあたり
まだ「県庁所在地」の「大津市」です。

相も変わらず朝日に輝く琵琶湖に釘付けです。
奥は「竹生(ちくぶ)島」です。

だいぶ雪深くなって来ました。

「近江舞子」からおよそ15分ほどで、湖西線のこれまた基幹駅、「近江今津」に
到着。
ようやく大津市から離れ、所在地は「滋賀県高島市」になりました。

最近まで「今津町」という町だったのですが、例の「平成の大合併」で、属していた
「高島郡」が市制を施行し、「高島市」となりました。
北陸と京都・大阪を結ぶ特急の一部も停車する駅でもあります。

ここで北陸方面への特急列車待ちをするということで、ホームに降りてみますと
貨物列車が発車待ちをしていました。
貨物列車って、走っている姿はよく見かけるのですが停まっているところという
のはあまり見ないので、せっかくなので観察してみます。

車体の表記にある「輪西(わにし)派」というのはJR貨物の「輪西派出所」の略です。
「輪西」の所在地は「室蘭」です。
はるばる北海道からやって来たのですな。

ちょうど、反対側のホームに大阪行きの特急「雷鳥」が入線して来ました。
「近江今津駅」に停車する数少ない特急列車でもあります。
この「国鉄型」の旧型車両、今や一日1往復だけに激減してしまいました。
今度のダイヤ改正(3月12日)で絶滅してしまうという、貴重な存在です。



新型の列車もいいですが、こういった「昭和の風情」のある車両が姿を消すという
のも時代の流れとはいえ、さびしいものですね。

「雷鳥」が去ったあと、反対側のホームにも貨物列車が停まっていました。
と、ちょっと見慣れない灰色のタンク車が…

「牛乳専用」とあります。
こうやって運んでいるんか!って感じですね。
「パック詰めされたやつをトラックで運んでいるもの」とばかり考えてましたので、
結構衝撃です(^^ゞ

さて、こちらのホームにも特急列車が入って来ました。
こちらは新型車両の特急「サンダーバード」です(この駅に停車する列車です)。
なかなか中身の凝縮された「近江今津」でした。
次回に続きます。
今日はこんなところです。