みなさんこんばんは。
さっそくですが、今日の話題。
先日、気が向いたのでちょっとした旅をして来ました。
その様子をお届けします。

旅の始まりはここ「JR京都駅」。
ここから、「大津駅(滋賀県大津市)」に向かいます。

時刻は朝の7時を回ったところ。
平日なので、ぼちぼち通勤ラッシュが始まろうかといったところでしょうか。

今回の「旅」の行程が上の図です。
昨年の夏のシリーズに引き続き、毎度お見苦しい図で申し訳です(^^ゞ
JRには「大都市近郊区間」という制度がありまして、簡潔に言うと「定められた範囲
内の区間であれば、同じ駅を2回通らなければどのようなルートで乗車してもよい」
というものです。
この場合、「京都」から滋賀県の「大津」までは「JR琵琶湖線(東海道本線)」でたった2駅、10分ほどで到着出来るのですが、この制度を解釈すれば、上の図のように
「琵琶湖一周」が「京都→大津間」の190円で可能、と言う訳なのです。

というわけで、早朝に起床してやってきた次第です。
さっそく最初の列車、琵琶湖の西岸を走る、その名も「湖西(こせい)線」の「近江
舞子ゆき」に乗り込みます。

大阪近郊では全く見なくなった「4人がけ」の固定式シートですね。
ここ京都近辺ではまだまだ健在です。
こういう光景を見ると、旅をしているなという感じがします。

朝日を浴びて出発です。

県境の長いトンネルを抜け、滋賀県に入ります。
出かける前に天気予報を見てきたのですが、滋賀県北部は「雪」の予報に
なっていました。
ここあたり(滋賀県南部)ではあまり降雪はないそうですが、それでも線路際に雪の
残骸が見られます。

各駅停車ですので、丹念にひとつひとつ停まって行きます。
ちょうど通勤・通学時間に入ったので、反対の京都方面に向かう列車は混み合って
来ている様子。
こちらはがらがらです。

「関西の奥座敷」として有名な「雄琴温泉」を過ぎます。

京都駅から30分弱、湖西線の基幹駅である「堅田(かたた)駅」に到着。
ここで、北陸方面に向かう特急の通過待ち。
待ち時間があるので、ホームに出てみます。
画面奥、「比良山系」にはやはり冠雪が見られますね。

山々が段々と近づいてきます。

山ばかり注目していましたが、車窓右手には「琵琶湖」も接近して来ました。

いまさらですが「日本一大きい湖」だというだけあって、まるで海のようです。

左右、なかなか見るべきものが多くて忙しい車中でしたが、京都からおよそ45分
ほどで、湖西線の中間を少し過ぎた終点「近江舞子駅」に到着。

「舞子」の名の由来は、古来から風光明媚で知られた明石海峡に近い「舞子」
(神戸市垂水区)にちなんだものだそうで、駅近くには松林が林立する海水浴場、
ロッジなども車窓から楽しめます。


ここいらまで来ると、やはり結構な積雪ですね。
ですが車中、近くの席で話していたおっちゃんたちは「今年は異常に(雪が)多いわ」
と言ってはりました。
普段そうそう来ないところなので、どうなのかわかりませんが…
さて、ここからは乗り換えでさらに琵琶湖の北端に向かいます。
少々時間があるので、ホームをうろうろしてみたいと思います。
次回に続きます。
今日はこんなところです。