PLAYBACK EXPO2005~「愛・地球博」見聞録~ その31 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんばんは。
前回からの続きです。
 
「愛・地球博」5度目の訪問、2005年5月21日の様子です。
 
「森の散歩道」でリフレッシュしたところで、再び下界に降りて参ります(笑)
 
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今回はこちらからです。
 
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「アンデス共同館」です。
実は、このパビリオン、あることで有名になったのですが…
 
万博開幕時に工事や展示品の搬入が間に合わず、5月になってからようやく
オープンした、とのことです。
まあ、日本からは遠い国々ですから仕方ないのかも…
 
パビリオン入口の「霧のシャワー」がなんとも気持ちのよいところです。
 
では観覧記です。
 
 ○アンデス共同館
 (初来館)05/05/21
   (形式)展示自由観覧
   (待ち時間)なし
 (もう一度行きたい度)☆☆
   (対象)万人
 (内容)☆☆☆☆
   (ハード面)☆☆☆
   (総合評価)☆☆☆
  万博開幕後も準備が整わず、結局5月になってオープンしたパビリオン。
 私は05/21に初来館となった。
  出入り口付近に滝があるのが面白い。
 内部であるが入り口からスロープで上へ下へと移動する。観覧通路の壁には
 アンデス各国の動植物の美しい写真が展示されており普段目にすることのない
  動物の表情などなかなか興味をそそられるものがあったが、通路には全く展示
  物のない空間もあり、少々殺風景であった。
  出口付近にはイートインコーナーや各国装飾品や小物の販売コーナーがある。
  店員の吹くオカリナが印象に残った。

 
イメージ 4
 
続いてはこちら。
前回の「森の散歩道」から見えた「名古屋市パビリオン 大地の塔」です。
(写真は別の日に撮影したものです)
 
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この万博で一二を争う殺風景な建物です(失礼…)
さて、内部はどうなっているのか…
 
では観覧記です。
 ○名古屋市 パビリオン大地の塔
 (なごやしぱびりおんだいちのとう)
 (初来館)05/05/21
   (形式)展示自由観覧
   (待ち時間)0
 (もう一度行きたい度)☆☆ 
   (対象)万人
 (観覧困難度数)自身:★ 一般:★★★
 (内容)☆☆☆☆
   (ハード面)☆☆☆
   (総合評価)☆☆☆
    土曜日、1800から幸運にも事前予約が取れたパビリオン。
  10分前にパビリオン前にやって来ると、60分待ちとなっている。館前の狭い
    敷地にくねくねと入館待ちの列が延びている。時間には少し早いので待つ。
  なぜか小さい子ども連れの親子ばかりであった。
 
  アテンダントは男女とも上下デニムであり、人によってはバッジだらけの人も
    見受けられ、まるで古着屋の店員のようであった。
  予約のない「フリー入場」の列の先頭の横に「事前予約者用通路」が空けられ
  ており、先頭に横入りするような形で入場。
    視線を感じてあまりいい気分はしなかったが…
 
  階段を昇るとそこに観覧場所がある。
  ここの見どころは「巨大万華鏡」ということで、すでに多くの人が上を向き万華鏡
  に見入っていた。
 
  ところで、私は観覧場所に入るまで、ここは万華鏡の他に何か別に展示がある
  ものだと思っていた。同伴の妻にその旨を尋ねると、とても冷たく返答されたの
    を記憶している(笑)
 
    確かに万華鏡は美しいものであったが、「同じ景色は5分経ったら必ず飽きる」と
  いう格言があるらしいのだが、写メを数枚撮影したものの5分もしたら出たくなっ
  てきた。しかし妻は完全にその世界に入っており退屈で仕方なかった。
 
  10分ほどして促しようやく退館するに至った。
    妻は「人の流れの悪さ(滞留時間の長さ)はここが一番やな~」と言って
  いた。そのとおりで、滞留があるからこそ60分待ちなどという事態になるのでは
  ないかと思う。
 
  さらに万博終了後もここはシンボルとしてそのまま残されるのだという。
  「じゃあ終わった後の空いてからでも…」と言ったら無粋なんだろうか(笑)
 
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続いては、「大地の塔」の隣にある、この「長久手日本館」です。
(写真は別の日に撮影したものです)
 
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近寄って見ると、まるで竹かごのような様相です。
エコって感じがしますね。
 
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ところで、このパビリオンに限らず、待ち時間も結構ある「人気パビリオン」では
その時に苦痛なのが「待ち時間」。
この「長久手日本館」には、待ち列スペースに大きな屋根があり、竹かごのおか
げか風通しもすこぶる良く、なかなか考えたものだと思います。
 
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館内の様子です。
基本的に撮影禁止なのですが、この最後の「屋久島の森」をイメージした空間だけは撮影OKでした。しかしこれを撮った直後、無念のバッテリー切れ…
 
気を取り直して、観覧記です。
 ○長久手日本館(ながくてにっぽんかん)
 (初来館)05/05/21
   (形式)展示・映像誘導観覧
   (待ち時間)約30
 (もう一度行きたい度)☆☆☆☆ 
   (対象)万人
 (観覧困難度数)自身:★★ 一般:★★★★
 (内容)☆☆☆☆
   (ハード面)☆☆☆☆
   (総合評価)☆☆☆☆
  土曜日、午後7時すぎに館前に到着。
   60分待ちとのことだったが、列を見る限り待ち時間はそうなさそうであったので
   そのまま並ぶ。竹かごの壁面の外から、列が進むにつれ竹かごの中に入って
   いくような形であり、また壁面に草の苗が植わっている。不思議と待ち時間が
   苦痛ではなかった(実際は約30分程度の待ち時間)。
 
  館内は1から4に分かれており、人数を区切ってアテンダントによる誘導観覧
   という形であった。
   展示はやはり環境問題の提起であったが、同じ位置から撮影した街の1945
   と現在との比較写真( 名古屋市北区 志賀橋と 春日井市 勝川)、また歩く歩道か
   ら観る「日本の電化製品の変遷」なるコーナーはなかなか楽しかった。
   ファミコンやゲームボーイなどもすでに懐かしい部類なんだなあ…などと感慨
   深かった(笑)
 
 メディアなどで紹介されている、360度映像の巨大な球形の「地球の部屋」は
 の隣にあり、映像が流れていない状態でもなかなか迫力があった。
 その球体の真ん中に橋があり、そこに立って観覧する形であった。
 
 映像は空から海へ潜るところから始まり、わたしたちはついぞ動くことはないの
  に全体を見渡すとゆ~らゆら…と動いていた。
 
  アテンダントが「気分を悪くされたり酔う方もいらっしゃいますのでお気をつけくだ
  さい」と注意していたのがとてもよく頷けた。
 
 最後は、屋久島の森をイメージしたという空間があった。
 私は同じ「淡水の水槽」で泳ぐ鯉と鯛(だったか?)が面白かった。
 出てきたら、こいの池で夜間のショーをやっていた。
 ちなみに、ここは妻が以前から行きたがってました。満足してました。
 
 なお、6月から「地球の部屋」の映像が変更になっているとのこと。
 
 7/28来館時、映像は第3弾の「夏休み限定バージョン」となっており、日立グル
 ープ館を思わせるもので、サバンナ、海を泳ぐクジラなど迫力満点であった。
 館前に暑さをしのぐための屋根が広範囲に設置されており、待ちの苦痛はか
 なり改善されると思われる。
 
ちなみに、観覧記にある「地球の部屋」とは、巨大な球形の建物の中に通路が
設けられていて、その内部で360度映像が流される、というものです。
万博終了後、東京・上野の「国立科学博物館」に移設され、観覧することが出来
ます(わたしも上京した折に観覧して来ました)。
 
次回に続きます。
今日はこんなところです。