みなさんこんにちは。
娘の運動会はやなり、明日に順延になってしまいましたorz
実は、朝から晴れ間も見られるんですが、きっと運動場がだめなんでしょうね(^^ゞ
前回からの続きです。
「グローバルコモン1」、中央アジアの各パビリオンを巡っています。

今日は「インド館」からです。

博覧会のテーマと同じ「自然の叡智」を探る、ということをテーマにしているとのこと。
「グローバルコモン1」の他パビリオンと同様、「仏教精神」を表に出した長い歴史についての展示が主。
スロープを上がった2階部分には、おそらく万博のパビリオンでは最大規模のお土産屋が数軒店を構えています。衣料・雑貨などの他、宝石の専門店などもあってなかなかの見応えでした。
観覧記録です。
①インド館
(いんどかん)
②(出展)インド国政府
③(初来館)2005・03・25
④(形式)展示自由観覧
⑤(待ち時間)なし
⑥(観覧困難度数)自身 ☆ 一般 ☆☆
⑦(もう一度行きたい度)☆☆☆☆
⑧(対象)万人
⑨(内容)☆☆☆☆☆
⑩(ハード面)☆☆☆
⑪(総合評価)☆☆☆☆
⑫パビリオン外部に「菩提樹」をイメージした装飾が目につく。
入場して間もなく、赤くライトアップされた「菩提樹」の下をくぐって行く。
「仏陀」とともに「インド」をイメージするこの「菩提樹」沿いに、インドの古代から
の歴史が順を追って展示されている。
例によって「仏像」も幾体か展示されていて、その前で「瞑想が出来る」と称した
コーナーも見られる(ちょっと挑戦してみた)
2階の半分以上のスペースを利用して、お土産屋が展開している。
現地の雑貨・衣料・小物などの他に、宝石専門の店も軒を連ねている
(宝石はどうかわからんが、どれも結構安いように思う)
スロープを降り、出口付近にまた行列が出来ている。
インド料理専門店があるということで、カレー弁当が人気なのだという。

続いては「大韓民国」館です。
国旗の「大極旗」をイメージした目にも鮮やかなデザインが目をひきます。

パビリオンのテーマは「生命の光」だそうです。
「韓国国民の自然観」だという「青(清く強い生命を表わす「水」をイメージ)・赤(韓国人の熱情を示すイメージ)・黄(生命の拠り所である「土」をイメージ)・黒(「墨」や「自然」をイメージ)・白(「光」や「韓国和紙」をイメージ)」というテーマに沿った展示が続きます。
画像は、その中の「白」をイメージした展示です。
6×6メートルという巨大な「韓国の伝統的な和紙工芸細工」をイメージした「ボックス」が空に浮かんでおり、内部
には数十種類の押し花があしらわれているとのこと。

他にも目についたのは「冬のソナタ」に関する展示コーナーでした。
この時、「冬ソナ」の人気が最高潮に達していた時期で、妙齢のおくさまたちが展示や記念撮影のパネルの前に
群がっている状態で、「本当に」とても近づけるような状態ではありませんでした(^^ゞ
パビリオン出口付近には、韓国の名産物の即売コーナーと、7年後(当時)に開催されるという「海洋博覧会」、
「EXPO2012 麗水(ヤエス)国際博覧会」の案内コーナーが並んでいました。
ここでも受け付けのおねいさんを撮らせていただく。
しかし、おくさま方はすごいエネルギーでした(笑)
①大韓民国館
(だいかんみんこくかん)
②(出展)大韓民国政府
③(初来館)2005・03・25
④(形式)展示自由観覧・映像誘導観覧ほか
⑤(待ち時間)なし
⑥(観覧困難度数)自身 ☆ 一般 ☆☆
⑦(もう一度行きたい度)☆☆☆☆
⑧(対象)万人
⑨(内容)☆☆☆☆
⑩(ハード面)☆☆☆
⑪(総合評価)☆☆☆☆
⑫ゾーン最奥に存在するパビリオン。
3D アニメ、シアターでの上映やファッションショーなど催しが定期的に
行われているため、外国館では唯一事前予約制度の導入をしている
(展示の観覧については予約不要)。
内部はムーディーな雰囲気であり、主として古美術品の展示、映像による
韓国各地の歴史的施設や農村、都市などの紹介など、芸術性の高い展示と
な っている。個人的には天井から吊り下げられた箱型の調度品が気になった。
近年、韓流ブームということもあり観光コーナーも設置され、そこの「冬のソナ
タ」 のぺ・ヨンジュンとチェ・ジウのパネルが目を引く(なぜかチェ・ジウではなく、ぺ・ヨンジュンの顔がくり抜かれた記念写真撮影用のパネルであった。
メディアなどでも女性からすこぶる不評だという)。
出口付近には「EXPO 2012 KOREA」と書かれており、アテンダントがその前
の案内コーナーで笑顔でもって対応していた。
(※「EXPO2012」とは、2012年に韓国南西部の麗水(ヤエス)で開催予定の
「麗水万国博覧会」のこと)
また、物産コーナーは海苔、キムチ、装飾品などが充実している。

続いては中国館です。
この中国館、見どころが結構あったのですが下記の「観覧記録」で述べますように、この時期の前後、日中関係が険悪といわれるムードになっていて、この会場内外も厳重な警備が敷かれていました。
そういった理由から、パビリオン内部の写真は撮れない状況でした。
①中国館
(ちゅうごくかん)
②(出展)中華人民共和国政府
③(初来館)2005・03・25
④(形式)展示自由観覧・映像自由観覧
⑤(初来館時の待ち時間)なし
⑥(観覧困難度数)
⑦(もう一度行きたい度)☆☆☆☆
⑧(対象)万人
⑨(内容)☆☆☆☆
⑩(ハード面)☆☆☆☆
⑪(総合評価)☆☆☆☆
⑫「グローバルコモン1」の右奥に存在するパビリオン。
「中国館 CHINA PAVILLION」の文字と十二支のキャラクター、赤い装飾が
コモン1の入り口からでも大変目に付く。
初回訪問時、入り口では次回国際博覧会(EXPO2010 上海万博)開催地という こともあり「EXPO 2010 SHANGHAI」のロゴが入ったピンバッジの配布が行
われていた。
しかし二度目訪問(05/21)の際には「2008 北京オリンピックで会いましょう」
というキャンペーン一色であり、上海万博の類のものは全く目にしなかった。
ちなみにこの日は「オリンピック記念Tシャツ」のプレゼントキャンペーン中であ
り、入り口にはプレゼントを待つ人々の長い行列が出来ていた。
少しく同伴の妻と並んでみたが、一向に列が進まないため係員に尋ねてみる
「シリアルナンバー(No.8888まで)を一人一分かけてプリントしているのでここ
(並んでいるところ)からは1.5時間ほどかかる」との返答。
ちょうど、他パビリオンの整理券を確保するため時間が押していたため、早々
にあきらめる。
内部は1.2Fと分かれており、この日はオリンピック歓迎などという趣旨のパネ
が1Fホール中央に大きく飾られていた。
緩いスロープを上がり、ここも韓国館どうようやはり古美術品の展示などが多
い。2Fの自由観覧シアターには人だかりが出来ていた。
またちょうど、1Fには七夕のような短冊にメッセージをどうぞ、というコーナーが
り、「家内安全」などというメッセージを残しておいた。
ここでの個人的な見ものは1F出口付近の土産屋であった。
気になったのは万博記念ロゴ入りマグカップ(500円)、パビリオン正面の装飾
もあったが十二支の絵柄ひとつひとつが陶器に描かれた展示用の焼き物(1000
円)など。
ショーケースに並ぶ調度品、装飾品は展示より興味をそそられた。
(昨年春に旅した台湾・台北の土産物センターを思わず思い出した)。
しかし時節柄(※注)、パトカーや警察官が付近に配置されるなど、ものものしい
雰囲気であった。
(※注 この当時、「反日デモ」が中国本土で頻繁に発生していたためかと思わ
れる)
政治的なメッセージをここでは述べるべきではないと思うのですが、ちょうど現在も尖閣諸島沖の漁船の事件や中国本土での現地日本人駐在員の拘束事件など、たまたまなのかそういうことが続いています。
話はそれますが、「平和の祭典」のオリンピックで東西両陣営が出場をボイコットした(モスクワ・ロサンゼルスオリンピックだったと思いますが)ことなどを思い出したりして、「政治問題」と「その他のこと」というのをいっしょくたに取り扱う、というのはとても悲しいことですし、見ている方も気勢がそがれる気がしてなりません。
双方にもいろいろ言い分があるのでしょうし、難しい問題で解決するのは困難な問題なのかも知れませんが、
この当時、なんだかとても複雑な気分になりました。
次回に続きます。
今日はこんなところです。