18きっぷで真夏の旅2010 その43 和歌山電鉄(復路) | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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みなさんこんばんはー
いよいよ8月も最後の日ですね。
この一カ月、長かったような短かったような…
 
月も変わりますので、新たな気持ちで9月に入りたいと思うブログ主です。
 
さて、前回からの続きです。
「たま駅長」の「貴志駅」から3つ目、「伊太祁曽(いだきそ)駅」で途中下車することにしました。
 
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和歌山方面、貴志方面への列車が行き違いしています。
 
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「伊太祁曽」とはなにかいわくありげな地名ですが、由来は駅近くの「伊太祁曽神社」からのようです。
この神社に祀られているのは日本書紀に登場する「五十猛神(イソタケノミコト)」という神様なので、
どうやらこれが発祥のようです。
 
ちなみにこの「貴志川線」は、「伊太祁曽神社」のほかに沿線に存在する「日前宮(にちぜんぐう)」、
「竈山(かまやま)神社」という「三社参り」の参拝客を輸送する目的もあったようです。
 
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この駅には、和歌山電鉄の工場・検車場と本社が併設されています。
車庫の入口に改札とホームとを結ぶ踏切があるので、間近で電車を見ることが出来ます。
 
行きで「たま電車」をご紹介しましたが、和歌山電鉄にはこのほかにも「変わり種」な電車が2編成あります。
まずは画像右の「いちご電車」。
「和歌山の果物と言ったらみかんやんか~」と思うのですが、終点の「貴志駅」周辺は「いちご」の産地なのだ
そうで、それにちなんだ内装、塗装になっているとのこと。
 
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車庫の奥には赤い電車がありました。
こちらは「おもちゃ電車」。
小さい子供からマニア垂涎の「おもちゃ」が展示されている電車だと言います。
残念ながら、今日の運転は休みだとのこと。
 
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改札を出てみます。
こじんまりとした駅舎ですが…
 
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「たま駅長」を一目見ようと、電車以外でも乗用車やバスツアーで「貴志駅」にやって来る観光客がひきも
きらぬ状態だと言います。
電鉄会社としては本音は電車で来てもらいたいのでしょうが、この「伊太祁曽駅」に電鉄が駐車場を設け、
クルマの利用者はここに停めておいて電車で貴志駅まで来てください、といういわゆる「パークアンドライド」
を推奨しているようです。
 
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この「伊太祁曽駅」は、和歌山電鉄で唯一、「たま駅長」をはじめとする電鉄グッズを全種類発売しているところ
です。よろしければ画像を拡大してご覧ください(^O^)
ほんとうにいろんなグッズがあります…
 
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「入荷待ち」「品切れ」というものもいくつかあるようで、大変な人気です。
 
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「たまジャム」や「たまあられ」など食品系の商品も扱っているようです。
地元の食材だそうなので、売れれば地元も潤うわけですね。
 
ちなみに気温は34度でした(^^ゞ
 
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次の列車はこの駅始発でした。
運のいいことに、車庫に入っていた「いちご電車」が入って来ました。
 
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さっそく車内に入ってみます。
 
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かわいいデザインですねー
ちょっと生地が薄かったですけれどm(__)m
 
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グッズ売り場で、わたしもついつい買ってしまいました(^O^)
この「開運ストラップ」、効果を期待しながら携帯電話に付けています。
 
しかし、「単に目的地まで乗客を運ぶ」というだけではなく、「変わり種電車」で「電車に乗車すること自体を目的
にする」とか、「終点に『たま』という名物がいる」という、いわば「テーマパークに来て楽しんでもらう」というような考え方というのは、いままでありそうでなかったことですね。
 
実際、列車の本数を見直したり、駅員さんの数を増やしたりした結果、観光客だけではなく地元ユーザーの利
用も着実に増加して来ているそうです。
さらに「次の試み」を期待して見守りたいと思います。
 
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和歌山駅に戻ってまいりました。
あとはこれで大阪まで戻るだけとなりましたが…
 
やはり「ローカル線」というのはいいですね。
今回は「紀州鉄道」と「和歌山電鉄」という、双方とも魅力的な鉄道なのだけれどもなんというのか、「方向性が
全然違っていて、それもまた興味深いものだな」と思った、結構、意義深い紀州路の旅でした。
 
さて、18きっぷはまだ余っているのでどうしよう…
 
次回もよろしければおつきあいくださいませ。
 
今日はこんなところです。