みなさんこんばんはー
NHKの7時のニュース、半井さんの天気予報を見ていましたら週間予報についに9月の天気が…
長かった8月ももう終盤ですね。
さて、前回からの続きです。
紀伊半島を一周するJR紀勢本線を、御坊から南下しています。
テーマパークのような紀州鉄道、衝撃的な事実(笑)が発覚した御坊を後にします。

御坊から先は列車の運転形態が変わっていまして、この駅を挟んで乗り換えが必要な列車が多いようです。
「食パン」のような顔がユニークな「紀伊田辺ゆき」に乗り込みます。
車内は観光客とおぼしき若者で座席が埋まっていました。

御坊を発車して10分ほどすると、この区間では貴重な海岸線に沿って走ります。

なかなかダイナミックです。
海の色も、ここいらまで来るとさすがにきれいですねー

海からはすぐに離れてしまい、またまた山間部に入ってしまいます。
御坊から40分ほどで「紀伊田辺」に到着しました。
ここでもまた乗り換えです。

「紀伊田辺」というと、かの「武蔵坊弁慶」出生の地ですね。
「弁慶市」の看板も見えますが、残念ながら乗り継ぎに時間がないので下車は断念m(__)m

乗り継ぎ列車は既に待機していました。
今度は和歌山・三重県の県境、紀伊半島の南端を過ぎた「新宮」までゆく列車です。
ここから新宮までは、この列車で3時間ほど…
紀勢本線は新宮から「JR東海」に変わり、三重県の多気まで続きます。

紀伊田辺からは単線になります。
車窓から見た稲穂も、秋に向けてだいぶ頭を垂れているようです。

紀伊田辺から10分ほどで、沿線随一の観光地「白浜」に到着です。
嫁と交際していた時、日帰りデートで訪れて以来なので…8年振りくらいでしょうか。

南国ムードがプンプンです。

改札口にたむろするこちらの兄ちゃんたち、決して客引きではありません(笑)
白浜駅の駅員さんたちです。
毎年、夏シーズンになると駅員さん、売店のおばちゃんなどがアロハシャツを着用しているそうです。
でもなんか不自然やなあ~

改札を出て脇の観光案内センターです。
さすがに観光地、パンフレットがいっぱいですね。

圧巻だったのは、各旅館・ホテル直通の電話が据え付けられていたことでしょうか。
いちばんのかきいれ時ですもんね。

次の列車まで1時間ほどあるので、昼食がてら駅の周辺をぷらぷらしてみます。

「白浜のご本尊」が鎮座されておられました(笑)
「白浜」=「パンダ」というイメージが、特に関西では定着しつつあります。
大阪でも頻繁にテレビCMが流れていたりします。
「パンダの尾は白?黒? 現地で確かめて白黒付けに行きましょう云々」といった具合の宣伝です。


「白浜」といえば、「白良浜・三段壁・円月島…」などなど有名な施設が多々ありますが、この白浜駅も他の紀勢
本線の駅の例に漏れず、市街地から結構離れた場所にあります。
温泉や海水浴場などがある中心地へはバスやタクシーで行けば10分ほどなのですが、実は駅前には「お土産屋さん」くらいしかありませんでした。

駅前の食堂で昼食を取ったあと、待合で涼を取ります。
観光を終えた人々でしょうか、大きな荷物やお土産を抱えた人でいっぱいでした。
さらに待合のテレビでは高校野球の中継が…
こういう光景も、いかにも「夏休み」ですね。
ここから大阪までは、特急で3時間ほど。
明治・大正の古くから関西の「リゾート地」として開発されてきた土地柄でもあります。
ゆっくり温泉でもつかりたいところですが、来たからには戻らねばなりません。
次回に続きます。
今日はこんなところです。