前回からの続きです。
京都・伏見の玄関口、中書島周辺を探索しています。
「月桂冠大倉記念館」を出て、京阪中書島駅へと戻ります。
行きと違う道で、水路沿いを迂回してみます。

と、水路に数隻の屋形船が…

「三十石(さんじゅっこく)船」の復元観光船です。
当時は、物資や人を積み、京の玄関口であったこの伏見から淀川を下り、枚方(大阪府北東部です)を経由して八軒屋浜(大阪市中央区)に至る重要な交通でした。
ちなみに、八軒屋浜は先日ご紹介した「平成OSAKA天の川伝説」会場周辺です。
その際の当ブログ記事です↓
「平成OSAKA天の川伝説2010 その1」
「三十石船」のほかに「十石船」というのもあるそうですが、これは搭載できる重量を当時のコメの穀高で示した
ものだとのこと(「一石」=約150㎏だそうです)
ちなみに、別名「くらわんか船」とも言われました。
これは、経由地の枚方での「この船にかかわる様子」を表したものですが、これもなかなか興味深いものがありますので、近々別の機会を設けてアップしたいと思います。

なかなかディープな中書島界隈でしたとさ。
今日はこんなところです。