みなさんこんばんは。
大雨ですが、中国・九州方面で大変な被害になっているようです。
被災された方にお見舞い申し上げます
(嫁の田舎が北九州の山間部なので、心配ですが)
先日からの続きです。
酒どころ、京都・伏見の「月桂冠大倉記念館」のレポートです。

大きな仕込み樽です。
しかし…建物の中に入った時から、「ウンニャラ~ハンニャラ~」というような絞り出すような歌声が館内に響き
渡っていました。
これ、仕込みの時の職人さんの「唄」なんですね。

別館は、商品にまつわる展示でした。
これは、月桂冠さんが日本で初めて発売した「携帯用酒瓶」だそうです。
注ぎ口の上のフタをひっくりかえして金具を外すと、そのままお猪口になるというスグレもの。
「日本初のアウトドア商品」と別の説明書きにありました\(-o-)/
(ちなみに、これの復刻版が売店で売られていました)

こちらは明治末期の販促品のうちわだそうです。
秀逸ですね。
これだけでも売れそうです。

それから、一升瓶のラベルに捺していたという「生」「吟醸」(一番左のはわからんでした)の「印」です。
めっちゃ重そうです。

最後に、こんな艶っぽいポスターが…(ぶれててすいません)
昭和初期の商品発売の際に用意していたポスターだそうですが、戦前の風紀からしていかんということになり
ボツになったものだそうです。
しかし、あの有名な「赤玉ポートワイン」のポスターのモデルの女性も、上半身裸だったような気がするが…
確か、肩までの露出だからいいんか??
どうも、現代の基準ではよくわかりません。
あと、右下あたりの「絶対に防腐剤を含まず」って…
「そんな意固地に言わんでもええのに」って感じですが(笑)
当時、なんかいざこざでもあったのでしょうか。
画像にはありませんが、入館者には記念品としてワンカップも貰えました。
おまけに見学コースの最後に、試飲コーナーもありました。
例の「アウトドア瓶」の復刻版のやつなどが試飲出来ましたが、結構な度数の強さでした(T_T)
しかし日本酒を造るというのは、大変な手間と重労働だったのですね。
そのおかげでわれわれ美味しいお酒が頂けるというもので…
もう少し感謝して頂きたいと思います。
今日はこんなところです。