
避妊手術をした翌日、日中は、病院で様子を見てもらう事にして、
夕方マリアンを迎えに行きました。
この日は、家に誰もいなくて、カイル一人を残して出かける事に・・・
「マリアンを迎えに行って来るね。もうすぐ会えるから、いい子で
待っていてね。」
と声をかけると、カイルは恨めしいそうな顔で見送ってくれました。
帰宅すると、もうすっかり暗くなっていました。
玄関を開けると、いつも待っているか、すぐにやって来るカイルですが、
この日に限ってなかなかやって来ません。
「カイル~、ただいま


ようやく顔を出しましたが・・・
疑惑に満ちた顔をチラリと見せ、そのまま引っ込んでしまいました


「あれ、どうしたのかな?」と思いつつ、部屋に入ると、やはり
こわばった表情で、部屋の隅からこちらを見ています。
そんな事は気にもとめず、カイルに近づくマリアン。
カイル兄ちゃん、だだいま~

カイル兄ちゃん、会いたかったでちゅ

するとカイルはマリアンに向かって、シャー、と言ったのです

耳を疑いましたが、マリアンに向かって、何回もシャーを繰り返しました

病院や薬の匂いで、マリアンとは分からないのでしょうか

でも、そんな事は気にせず、マリアンは・・・
お腹がすきまちた。ゴハン食べよ~っと

その様子を後ろから見ているカイル

やはり、気になるようで、匂いをかいでいます。
その後も、マリアンの後を追っては、匂いを確認。
数回、シャーを言ったものの、どうも混乱している様子

あれはマリアンなのかな




へんなカイル兄ちゃん、どうしたのかちら

そんな様子が3、40分続きましたが、寝る頃には、すっかり
いつも通りの仲良しに戻っていました

以前、香りの強いシャンプーを使った時もそうでしたが、(こちら)
猫って、匂いで判断するんだなと、つくずく思ったのでした

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読んでくださって、ありがとうございました

明日も見に来てくださいね



