※死についての話しになります。繊細な方は読まないでください※
私たちが住んでいるアパートは3階建てで各フロア5ユニットある。全ユニット埋まっているので15世帯。
うちのフロアの住人はうち以外の4世帯に高齢者がいる。
そのうちの3世帯は2人で住んでいて、1世帯が一人暮らし。
顔を合わせれば軽い会話はするけれどそこまで近いわけでもなく、生活パターンなんて知らない。
そのせいで隣に住んでいるひとり暮らしの女性、Mさんが孤独死をして、発見まで一週間も経ってしまった。
住人同士で関係を築いていなかったことをすごくすごく後悔している。
第一発見者は、私たち夫婦と同じフロアに住む女性、Sさん(高齢の母と二人暮らしの中年女性)。
SさんとMさんは長年の住人ということもあり、わりと近い関係だったらしい。万が一のときのためにお互いの家の合鍵を交換していたほど。
発見に至った経緯は、管理会社からのノーティスがずっとドアに張りっぱなしだったから。
先週の火曜日に、管理会社から下水点検を実施するため断水のノーティスが各ユニットのドアに貼ってあった。
翌日になっても、Mさんのドアにはノーティスが張りっぱなし。
旦那と私は、珍しいよね〜まぁどこか出かけてるかもしれないね、なんて軽い会話。
木曜日に、管理会社から違う案件でノーティスがドアに貼られていた。
Mさんのドアには変わらず断水のノーティスが残っている。
我が家では、ホリデーシーズンだからどこか旅に出てるのかもよーという会話はあって、気にかけてはいたものの、まぁそこまで心配はしていなかった。なにせこの時期は家を空ける人がごマントいるから。
その頃、うちのバスルームとベッドルームに不思議な臭いがすることに気づいた私。
最近ドレインの流れが悪かったから、下水の臭いかも?と思って清掃をしたけど、消えない。
ゴミか?とゴミ出ししたけどなくならない。
お香を炊き続けてごまかす毎日。
週末になってもノーティスは張りっぱなしのMさん宅。
そして月曜の朝Sさんが我が家にやってきて、Mさんが3日前から電話に出ないという。Sさんいわく、Mさんは毎日必ず散歩に出かけるものの外泊なんてもう何年もしていないから、ノーティスが張りっぱなしなのは異常とのこと。
その時点で、無言で目を合わせた私たち夫婦はshe's goneだと無言でうなずきあう 。
震えるSさんを連れてMさん家のドアを開けた瞬間のあの臭いが、うちにも充満していた臭いと同じだった。
すぐにご遺体も発見、警察よんで、管理会社よんで、、、遺体回収業者がきて…と一日バタバタしていた。
一人娘の姿は見なかったけど、電話で連絡がとれたときはかなり動揺していた。
Sさんだってかなり動揺して震えてたのに警察への情報提供が的確で冷静で、とても驚いた。
私が以前別件で911かけたときは、その場の状況にテンパってしまって何を喋っているのか自分でもわからなくなってしまって、オペレーターの女性にかなりなだめられたのだけど。。。Sさんは声も震えていなかったし、すごい肝が座っているなと感じた。
警察が到着して、Mさんの20年来の元彼で今も交流があるTomも現場に駆けつけてみんなで色々話していたときに、Mさんの体勢的にそこまでsufferしなかったのではないか?と予想していた。
それをきいてみんなホッとした。
Tomが10日にMさんと会ったって証言しだしたので、死亡推定時期は10日の夜〜12日の朝でしょう、と。
私は日本のホテル勤務中に何度かご遺体発見をしたことがあり…ほとんど動揺はしなかったものの、腐敗が始まったものを見たのも嗅いだのも初めてだったので、そこに少し動揺している。
それから、我が家に充満している臭いがなかなか消えないのが地味につらい。
腐敗臭だと確定してしまったからには耐え難いものになってしまい、お香かキャンドルを常時炊き続けているけれど、、、時々ふわっと感じてしまうと、不快さというより、悲しみがこみ上げてくる。
旦那シーズには、あまり臭わないらしい。彼が鈍いのか、私が鋭いのか…不思議なものだ。
住人同士でもっと繋がりがあったら、きっともっと早くMさんを発見できていたはず。
もしかしたら、息絶える前に間に合ったかもしれない。
そう考えだしたらキリがないのだけどね。
Sさんとは連絡先を交換して、Keep in touchしましょうねって約束をした。
特に、家を長期間空けるときはお知らせするとか、体調悪いときは連絡とりあうとかね。
同じフロアの一世帯は中国人の高齢夫婦。英語がまったくできない問題があるけれど、子どもたちが定期的に訪れているようなので問題なさそうかな。もう一世帯も中国人の母子(高齢の認知症の母と中年の娘)。娘と私はよくお喋りをする仲だけど、連絡先を交換していなかったから今度聞いてみようと思っている。
それから、高齢(70代)で一人暮らしをしているガリガリの私の父親(身長170cmで体重40kgくらいしかない)にも、定期的に連絡を取って生存確認をしようと決めた。
普段は半年に一回くらいしか連絡を取り合わないのだけど、、、今回第一発見者になってみて、父には孤独死をさせたくないというか、、もしものときにはせめて腐敗前に発見してあげたいというか。。兄と姉たちとも話して、できるだけ頻繁に連絡をとりあって生存確認していこうと決めた。
孤独死を目の当たりにして、色々と考えさせたれた。
Mさんのことを思うと心が重たいけれど、私の行動を変えるきっかけになってくれたことに感謝。
Rest in peace, Mona.

