母国語以外の言語でコミュニケーションを取るときに気をつけたいのは、ボキャブラリーの少なさで生まれてしまうミスコミュニケーション。
同じ言語同士であっても、表現の仕方で問題が起きてしまうことがあるのだから、第二言語やそれ以上の言語であれば尚更問題は起きやすい。
ボキャブラリーが多い方の人間はボキャブラリーが少ない相手が何を伝えようとしているのかを考えるひと手間があり、ボキャブラリーが少ない側は伝えきれないフラストレーションを感じている(と思う)
私の英語力については日常生活や仕事上大して問題はないとは思うのだけど、それなりの不自由を感じることもある。
そもそも、何を伝えたいのか自分でもわかっていないときはもちろん相手にも伝わらないし(笑)、伝えようとしていることがちょっとした文法の違いで反対の意味になってしまっていた、、、なんてことだって約8年アメリカ住んでいるのに今だにあるのだ。
私と義姉が口論になったときは、私のボキャブラリーの少なさで彼女を憤慨させてしまった経験がある
旦那シーズの場合は私の言語力にある程度慣れている+私が trying hard to express しているのを踏まえてくれているので、「今のは〇〇って言おうとしたの?」とか単語を修正してくれたりもするけれど、お互い熱くなっているときはそこから爆発してしまうことも…あるのよ。。。
「ごめんね、そんなつもりで言ったんじゃなかったの」って謝れば良いところを、言った言わないの水掛け論になってしまう
最終的には謝るけど。
私は逆の立場(私の方が英語のボキャブラリーが多い立場)になることもあって、そういうときはできる限りマインドフルでいるように心がけてはいるけれど、やはり時々カチンとくる言い方をされるとイラッとしてしまうのよね
ボキャブラリーの次に大事なのは、話すトーン
無意識でキツイ言い方をしてしまった(命令形や呼び捨てとか)としても、笑顔でフレンドリーな態度であれば相手も「おやや?まぁ母国語じゃないし、仕方ないか」くらいに捉えてくれることもあるけれど、圧力かけてキツイ言い方をすれば、「おいおいやる気か?」と相手の毛を逆撫でることにもなりかねない
某東アジアの言語は日本語や英語と比べてケンカ口調に聞こえてしまったりするので、その言語を母国語として話す人たちと英語でコミュニケーションをとるときは、「はい?今なんて言いました?」とハナからイラっとさせられてしまうのも否めないんだよな。
それから、黒人訛り(特に南部)のトーンやボリュームがケンカしているようにも聞こえるので、義家族の集まりのときに何度ヒヤヒヤしたか。私がギョッとしていると旦那シーズが通訳を入れてくれるんだけど、全然大した内容じゃなかったりする
フレンドリーに話していると思ってたら、実はソルキャズムの延長で言い合いになっていることもあるんだもん、やっぱりいつまで経っても、私は英語を母国語のように操れるようにはならないと感じるわ。
そうだとしても、ボキャブラリーを増やす努力や、トーンに気をつけてコミュニケーションをとっていくよう努めていこうと思う今日このごろです。