出版社PR誌がマイブーム? | 無精庵徒然草

無精庵徒然草

無聊をかこつ生活に憧れてるので、タイトルが無聊庵にしたい…けど、当面は従前通り「無精庵徒然草」とします。なんでも日記サイトです。08年、富山に帰郷。富山情報が増える…はず。

 ← 『白水社の本棚 2023春 第204号』(白水社

 
白水社の本棚 2023春 第204号』を6日読了。書店でゲットした出版社の宣伝冊子。気儘に折々捲るのもいいが、内容の充実ぶりに、やはり一通り目を通したいと、読書メーターに登録。冊子全体を通読した。
 気になる小文はいずれも。悲しいかな一冊だけでも読めるかどうか。知見を広めるだけに終わる…悲しいね。
 
 目次だけでも示しておきたい:
岸本佐知子「リディア・デイヴィスとのこと」
サントリー文化財団「社交の民俗学」
アジア経済研究所「街角の風景」
重田園江「映画、アクター、ディレクター」
北村紗衣「汗牛充棟だより」
藤垣裕子「科学と社会を考える」
井田太郎「江戸の残像」
「ことば紀行」杉村佳彦・マオリ語
藤原義也「本棚の中の骸骨」
三浦亮太「鎮静のためのエチュード」
足立裕太「大学生協という〈現場〉」
小指の偶偶放浪記
甲斐扶佐義「京都ノスタルジア ほんやら洞・八文字屋の人々」

 

 ← 中村武志著『いわしの頭―随筆』 (新潮新書 1955年)

 中村武志著の『いわしの頭―随筆』 (新潮新書 1955年)を6日読了。例によって昭和30年前後の父の蔵書の一冊。
 中村 武志(なかむら たけし、1909年 - 1992年)は、日本の小説家、国鉄職員である。長野県出身。
「1933年頃に内田百閒の随筆を読んで心酔し、1937年に初めて面会。その頃中村はすでに百閒をまねた随筆を国鉄の社内報に書き始めていた」とか。中村の交流は広く、本書の中でも、百閒を始め、ドイツ文学者の高橋義孝、富永次郎、織田作之助未亡人、田辺茂一など。
「1954年に出版した『小説サラリーマン目白三平』がヒットし、以後シリーズ化する。1955年には映画化もされた」(以上「Wikipedia」より)ことは当時を知る人には覚えていることかもしれない。人気作家で、テレビなどのゲストにもなっていた。
 選挙にも出馬したが、当選はしていない。
 読んでいてやや意固地とも感じるところも。タクシーなどいろんなところで言わずもがなな言動で衝突することしばしば。率直な物言いが人気だったのかもしれない。
 
『チェーホフ・ユモレスカ―傑作短編集〈2〉』を6日読了し、『scripta 紀伊國屋 spring 2023』(紀伊國屋書店 出版部)やウィーダ作の『フランダースの犬』 (村岡花子訳 新潮文庫)を読み出した。
「フランダースの犬」は、知りすぎてるほど有名な物語。でもそれは子供の頃、テレビのアニメで或いは漫画の本で馴染んでいたに過ぎなかった。原作者の名前ウィーダすら本書を手にして初めて認識した次第。訳者が村岡花子とも今頃になって。遅きに失しているけど、一度はちゃんと、ね。

 ← 緑たち、ここを出してくれ~と喚く囚人たちみたい。 (07/06 21:44)

 

 森の生活……じゃなく、我が家の庭は藪。通り路に侵出せんとする勢いたるや! 格子で懸命にバリアーしてる。毎日 少しでも剪定しないと藪に埋もれるよ! 自転車で買い物へ。帽子、手袋、サングラスと完全防備……のはずが、半袖サンダルだった。自棄で帰宅後、その格好で高枝切り鋏で椛や松など剪定。暑い! (07/06 17:09)

(頂いたコメントに)仕事は夜勤に近い。夜明けに帰宅。寝て起きてを繰り返し、目覚める(起き上がれる)のは午後の3時頃。となると、庭仕事は4時過ぎ開始。結果的に真昼は避けることに。 (07/06 17:30)

 ということで、6日(木)の休日は、自転車での買い物と庭先の高枝鋏での剪定を少々。あとは部屋で寝たり起きたり、読書少々で終わった。暑かった。エアコン頼り。

 なお、ペットボトルや透明な食品パックなどを一週間分 纏めてスーパーへ。いずれも綺麗に洗って。ボトルは潰してコンパクトに。台所がちょっとすっきり。 (07/07 05:38)

 

 ウィーダ作『フランダースの犬』 (新潮文庫)を読み始めた。

 知りすぎてるほど有名な物語。でもそれは子供の頃、テレビのアニメで或いは漫画の本で馴染んでいたに過ぎなかった。原作者の名前ウィーダすら本書を手にして初めて認識した次第。訳者が村岡花子とも今頃になって。遅きに失しているけど、一度はちゃんと、ね。 (07/07 01:45)

 少年の名は、ネロ。そうだった! でも犬の名は、パトラシエだって。我輩の(あてにならない)記憶では、パトラッシュ。どうにもパトラシエではピンと来ない。 (07/07 02:29)

 

 

『scripta 紀伊國屋 spring 2023』(紀伊國屋書店 出版部)を読み始めた。 (07/07 02:16)

 書店でゲットした紀伊國屋書店刊の冊子。勿体ないので読む本登録。ちゃんと(?)通読する。以下、目次を:

外古典のすすめ9 年下男子との破滅的恋愛~ラディゲ『肉体の悪魔』の巻 斎藤美奈子 

ROADSIDE DIARIES 移動締切日32 都築響一 

未来を生きるための漢文11――臥薪嘗胆 呉越の戦い 安田 登 

ご家庭のファッションフード8――日に日によくなる味と質、やっと戦後が落ち着いた 畑中三応子 

そして繊細の精神は光を放ち 新連載――死 津崎良典 

book review――『岡村昭彦を探して』 長倉洋海