ナースマンへの道
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病理解剖見学

今日は初めて病理解剖を見学した。

夜勤明けの今日、学校から病理解剖見学についてのメールが届き、迷わず申し込んだ。

突然の案内であった為、集まったのは4人だけだった。

場所は九大病院地下の病理解剖室。

ガウンやマスク、手袋、帽子などを着用していざ入室。

すでに病理解剖される方は横たわっていた。

その方の顔を見て一人驚いてしまった。

以前療養型病棟で勤務していたときの受け持ち患者さんだった。

死後9時間程経過しており、その身体は冷たく、白く、固くなっていた。

ドクターによって胸部を切り開き、各臓器を取り出す。

ドクターは皆親切で、どれがどの臓器で、どういう状態なのかを詳しく説明して下さった。

また実際に手にして重さや感触を体験することが出来た。

様々な臓器を手にしたが、特に驚いたのは心臓だった。

約300g、握り拳大の大きさの本物の心臓。

手にしてみると意外と小さく感じ、こんな小さな心臓が全身に血液を送り出し、人の生命をコントロールしてるのだと思うと、命の神秘ささえ感じた。

また今回は特別に開頭も見学することが出来た。

頭皮を剥ぎ、ドリルカッターで頭蓋骨を切断、脳を取り出す。

アルツハイマー型認知症もあり、一目で脳の萎縮が分かった。

ここでは脳神経についての説明を受けた。

全ての臓器を取り出し、重さや性状を記録した後にホルマリン浸け。

綿を詰めて閉胸する。

知っている方だっただけにいろんな感情が渦巻いていた。

でも最期の最期で命や生きるということを教えてもらった気がし、感謝の気持ちを持った。

病理解剖の見学の後は職員食堂を案内して頂き、昼食、そして自然と見学してのディスカッション。

それぞれが思いを語った。
解剖に関しての捉え方は人によって全く異なる。

その後解散。

病理解剖の見学は約1時間程度であったが、充実した内容であり、人体解剖で実際に目にし、手にしたことで今まで以上にイメージがしやすくなった。

また、人の生命に関わる看護師という仕事、その難しさや責任を再確認する機会ともなった。

1ヶ月

看護師としてのスタートを切ってからもう1ヶ月。

とにかくあっという間に過ぎ去った感じ。

准看学生の時に学んだことは本当に基礎的であり、臨床ではそれだけではもちろん通用しない。

そんなことを改めて痛感させられる。

知識・技術共に未熟。

未だに満足に採血やルート確保が出来ない。

何度も針を刺してしまうことになる患者さんにはいつも申し訳なく思う。

同じ職場の人からは「何度も経験して身体で覚えるしかない」と、常にチャンスをもらってる。

もう1ヶ月が経った。

いい加減そろそろ出来るようになりたい。

いや、ならないといけない。

これからは見習いも終わり、独り立ちに向けての準備が始まる。

いずれは夜勤にも入ることになる。

そうなれば2人で約40名を看ることになる。

相方や患者さんに迷惑を掛けないようにするためにも、もっと今以上に成長しなくてはいけない。

学校もあって確かにハードな毎日だけど、次の1ヶ月は自分が成長出来たと振り返れるように頑張ろう。

歓迎会

今日は僕と看護助手の人の歓迎会があった。

今月からICUに異動となり、初めての看護業務、新しい病棟、新しいスタッフに期待よりも不安が強かった。

そんな僕を今の病棟のスタッフみんなが暖かく迎え入れてくれ、そして熱心に仕事を教えてくれてる。

おかげで最初は緊張でガチガチだったが、今は次第に緊張も取れて来た。

仕事にも慣れ、少しずつ心に余裕が生まれて来た。

そして今日の歓迎会。

病棟で働いてる時とは違った一面を見る機会ともなった。

ICUという緊張感のある職場。

急な入院や残業なんて当たり前。

みんなが少なからずストレスを抱えている。

そんな中でのお酒はみんなのテンションを上げる。

とにかく飲んで騒いでの3時間。

その後はカラオケへ。

ここでも飲んで騒いで2時間。

今まで恐そうなイメージで話し掛けにくかった人が意外と面白くて話しやすい人だと分かった。

いろんな人と話をして、時にはいじられ、今の病棟の一員として認めてもらってるんだなぁって感じた。

みんなからの信頼をもっと得る為、これからも業務をしっかりとこなし、技術を向上させていこう。
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