ナースマンへの道 -3ページ目

合格発表

先月受験した「准看護師試験」の合格発表が昨日あった。

10時にインターネットか保健所で発表があるが、僕はインターネットで確認した。

自己採点では7割取れていたが、やっぱり結果を見るまではずっと不安だった。

10時まえに福岡県のホームページを開き、10時になったら「合格発表」の表示が出た。

緊張でマウスをクリックする手が震える。

画面には合格者の番号があり、不合格者の分は空欄になってる。

少しずつ画面を下げ、自分の番号を確認する。

「あった!」

何度も受験票と画面の番号を照らし合わせ、間違いでないことを確認する。

急に力が抜けるような感じがした。

入学してから2年間、ほとんど休みも無く、朝と夜は仕事、昼間は学校の生活は続けて来た。

試験直前で胃潰瘍で入院することもあった。

試験が終わってからも合格発表までの1ヶ月は不安でいっぱいだった。

そんな中の合格で、気が抜けたような感じになった。

やっと看護師としてのスタートを切る準備が出来る。

これで終わりではなく、今からがスタート。

春からは正看の学校への入学も決まってる。

人の命と直面する責任のある仕事。

今の間から準備をし、確実に1歩を踏み出せるようにしたい。

医療従事者として

東日本大震災で苦しむ人たちに何か出来ることはないかとずっと考えてる。

生まれる命があれば、消え行く命もある。

近いようで遠い東北。

何も出来ないことが歯痒いし悔しい。

交通手段が麻痺している今、物資を送ることも難しい。

そんな中、今日義援金という形で協力した。

大きな額は出すことが出来ないが、それでも誰かの命を救えるはず。

ほとんど報道されないが、医師・看護師・介護師、その他様々な医療チームが休むことなく被災者の方々の為に働いている。

自分の家族や友人のことだって気になってるはずなのに…。

それでも人の為に必死で頑張ってる彼等の努力をもっと伝えて欲しい。

それがくだらない詐欺を考える人を改めることになるかもしれない。

彼等の頑張りが消え行こうとしている命を救うことになるかもしれない。

現地に行って何かをすることは出来ないけど、福岡からずっと祈ってる。

これ以上大きな災害が起こりませんように。

多くの命が救われますように。

人々の希望が消えてしまいませんように。

卒業

今日、2年間の教育過程を終え、准看学校を卒業した。

本当なら晴れ晴れとした気持ちになるんだろう。

でも今の僕にそんな感情は無い。

「もう学校には行かなくていいんだなぁ」っていう感情だけ。

別に学校が嫌いな訳ではない。

ただ、今の僕の精神状態ではみんなと一緒に喜べない。

僕はあのクラスの一員なのかもしれないし、そうじゃないかもしれない。

だから喜べない。

「喜び」はもちろん「哀しみ」もない。

だから涙も出ない。

何となく学校へ行き、何となく卒業式に出て、何となく家に帰る。

そして謝恩会へ。

こんな状態じゃ居るだけで害になることは分かってた。

出来ることなら行きたくなかった。

でもそんなことが許されるはずがない。

ある意味嫌々ながらに謝恩会に行き、案の定騒ぎ楽しんでるみんなとは確実な温度差を感じた。

楽しめない。

楽しくない。

やっぱり行かなければ良かった。

そう思いながら過ごす2時間の謝恩会はとても長く感じた。

今は先生に感謝する気持ちの余裕はない。

2年間を振り返って楽しかったとも思えない。

これからみんなは二次会へ。

僕は当然参加せずに家に帰る。

もう会うことのないクラスメイト。

残念な終わり方かもしれないけど、これが自分の選んだ終わり方。

もう准看学生は終わった。

ただそれだけのこと。