師匠の浅漬けという水慣らしの方法があるそうですね
僕も人からしか聞いた事がなかったのでよく分からなかったんですけど
40℃から50℃のお湯に漬けて正転2分間、1分ほどのインターバルをあけて逆転2分間
するとモーターが綺麗に回るようになるとか
実際グリスの溶けだす温度というのはそのグリスによってまちまちですが、グリスに含まれるのが石鹸系であった場合、融点は70~90℃ほどになります
スパークを繰り返すと簡単に溶けてしまうということですね
このスパークの防止のために接点グリスを塗布してあるわけです
この接点グリス、伝導性のカーボンなどを使っているので熱にはもっと強いはずです
では何故熱を加えるのか
恐らくですがグリスを溶かさないにしても柔らかくなり剥離しやすくなるからだろうと思います
ちなみに
パーツクリーナーでモーターを吹いてから水慣らしをしている人は水による緑錆の発生などにも注意が必要です
そして、接点グリスをパーツクリーナーなどで洗い流してしまうとモーター内部でスパークが発生し、そこが緑錆となってしまう場合もありますので、あくまでも自己責任でご使用ください
あくまで僕の場合は冷やしながら慣らします
左右に付けているのはネオジム磁石です
水慣らし+磁力慣らし+超低電圧慣らし+水冷
というコンボです
FM-Aがメインなので0.5Vで逆転90分+正転15分
2.4Vで正転60秒、逆転30秒
テストマシンに載せ替えてネオチャンプにて測り直してみたところ
あ、普通だ
ちなみに昨日のトルクチューンは18500回転でした
なんだか普通で安心しました
Gフォースさんのミニブレークインシステムが電圧高いのかな??
調べてみるとこの機器はチョッパー方式という制御方式をとっていることが確認されました
これは乾電池などの電圧とは異なり、高い電圧値でon↔offを繰り返すことで、見かけ電圧を実効値として表示しているという訳
そのためにGiriさんでは最大の電圧値で回転数が上がっている状態が反映されるそうで
なるほど、意外と奥深い