私が来た頃は、バレンタインデーなんて一部の人しか知りませんでしたが、最近になって、ハロウィンやクリスマスと同様、欧米圏の文化が人気になって来たようです。
かといって、お店で日本みたいなバレンタイン向けのディスプレイや特設コーナーなんかはないんですが。
ちなみに、ロシアでは、バレンタインデーとホワイトデーに対応するかのように、それぞれ男性のため、女性のための祝日があります。
2月23日/祖国防衛者の日:日頃お世話になっている男性にプレゼント
3月8日/国際婦人デー:身近にいる女性にプレゼント(お花かチョコレートなどが一般的)
祖国防衛者の日に向けて、例えば幼稚園では、紙でできた兵帽を作り、子供たちがかぶって、兵隊風のマーチを練習して遊んだりします。保護者に向けての発表会などやる園もあります。
このキャンペーンがロシアの現行の徴兵制に効果的なのかどうかは分かりませんが、うちの末っ子はこの練習のあと、「ママ、ぼく大きくなったらサウダーティ(ロシア語で兵士のこと)になりたい!」と言ってきた時はびっくりしました。
国際婦人デーでも、幼稚園の女性の先生には必ず何か贈り物をするようです。たいていはクラス単位で保護者代表がお金を集めて買ってプレゼントしているようです。これはもう日本のお歳暮、お中元にあたるくらい、一般的なようです。
私たちも、お手伝いさんや家庭教師の先生に必ずプレゼントしています。
面白いのは「国際」という名前がついているせいか、万国共通でやっている祝日だとロシア人が思っている事。どれくらいの国でこの祝日が祝われているのか分かりませんが、ロシア独特の習慣と言ってよいくらい、年に一度の大きな祝日のひとつです。
なので、ロシアに赴任される日本人男性の方、3月8日は職場のロシア女性への贈り物を忘れずに!ついでに奥様にも贈ったらポイント高いですよ~
さて、本題に戻ってバレンタインデー。娘が「友チョコ」をあげるんだ、と言うので一緒にミニマドレーヌを作りました。今日はクラス全員に渡したそうです。
レシピはパリで買ったお気に入りの本。ミニマドレーヌ型とセットで便利でした。
フランスのお菓子レシピは甘いものだけじゃなく、塩系(おかず系)と半々で載ってるので好きです。アンチョビとケイパーのマドレーヌなんて美味しそうですよね!
![$Москва, Любовь Моя-3マドレーヌ](https://stat.ameba.jp/user_images/20120214/04/kvartira53/ad/64/j/t02200293_0480064011793040191.jpg?caw=800)
型に丁寧にバターをぬります。(溶かしバターから少し取ってOK)
![Москва, Любовь Моя-1マドレーヌ](https://stat.ameba.jp/user_images/20120214/04/kvartira53/f3/e9/j/t02200293_0480064011793040190.jpg?caw=800)
バターは小鍋で温めておきます(沸かしすぎないように!)。
![Москва, Любовь Моя-4マドレーヌ](https://stat.ameba.jp/user_images/20120214/04/kvartira53/22/22/j/t02200293_0480064011793041233.jpg?caw=800)
全卵をよく混ぜます(今回は3個使用。分量は、薄力粉100gに大してバターと砂糖が2割少なめ、卵が1個、ベーキングパウダー小さじ半、これを必要量に応じて2倍、3倍にしてます…大雑把^^;)。
![Москва, Любовь Моя-5マドレーヌ](https://stat.ameba.jp/user_images/20120214/04/kvartira53/fd/ae/j/t02200293_0480064011793041236.jpg?caw=800)
少しずつ砂糖を加え泡立て続けます。
![Москва, Любовь Моя-6マドレーヌ](https://stat.ameba.jp/user_images/20120214/04/kvartira53/ae/12/j/t02200293_0480064011793041237.jpg?caw=800)
白っぽくもったりしたらOK。
![Москва, Любовь Моя-7マドレーヌ](https://stat.ameba.jp/user_images/20120214/04/kvartira53/15/f2/j/t02200293_0480064011793041235.jpg?caw=800)
薄力粉とベーキングパウダーをふるいながら入れ、さっくり混ぜます。
![Москва, Любовь Моя-8マドレーヌ](https://stat.ameba.jp/user_images/20120214/04/kvartira53/3e/61/j/t02200293_0480064011793041234.jpg?caw=800)
溶かしバター(室温になったもの)を混ぜます。
![Москва, Любовь Моя-9マドレーヌ](https://stat.ameba.jp/user_images/20120214/04/kvartira53/ef/e2/j/t02200293_0480064011793041613.jpg?caw=800)
練らないように。つやが出てくればOK。
![Москва, Любовь Моя-10マドレーヌ](https://stat.ameba.jp/user_images/20120214/04/kvartira53/a8/c4/j/t02200293_0480064011793041615.jpg?caw=800)
刻んで溶かした(うちはレンジで)チョコレートを入れます。
![Москва, Любовь Моя-11マドレーヌ](https://stat.ameba.jp/user_images/20120214/04/kvartira53/09/67/j/t02200293_0480064011793041616.jpg?caw=800)
今回は子供用なのでミルクチョコですが、ビターチョコが向いてます。
![Москва, Любовь Моя-12マドレーヌ](https://stat.ameba.jp/user_images/20120214/04/kvartira53/e7/b0/j/t02200293_0480064011793041617.jpg?caw=800)
むらなく混ぜたら冷蔵庫で30分間寝かせます。
![Москва, Любовь Моя-13マドレーヌ](https://stat.ameba.jp/user_images/20120214/04/kvartira53/0c/71/j/t02200293_0480064011793041614.jpg?caw=800)
型からあふれない程度に入れます。
![Москва, Любовь Моя-14マドレーヌ](https://stat.ameba.jp/user_images/20120214/04/kvartira53/90/d5/j/t02200293_0480064011793042108.jpg?caw=800)
チョコチップやアーモンドスライスなど好みでトッピング。
![Москва, Любовь Моя-15マドレーヌ](https://stat.ameba.jp/user_images/20120214/04/kvartira53/22/d8/j/t02200293_0480064011793042109.jpg?caw=800)
170度のオーブンで10分ほど焼きます(オーブンに寄って焼き加減は違うので注意!)
![Москва, Любовь Моя-16マドレーヌ](https://stat.ameba.jp/user_images/20120214/04/kvartira53/13/be/j/t02200165_0640048011793042110.jpg?caw=800)
触るとまだちょっと柔らかいくらいで大丈夫。焼きすぎると美味しくないので気を付けて。そのまま冷まします。
![Москва, Любовь Моя-17マドレーヌ](https://stat.ameba.jp/user_images/20120214/04/kvartira53/3f/28/j/t02200293_0480064011793042112.jpg?caw=800)
冷めたらすぐにラッピング。しっとりバターが落ち着いてからいただきます。
![Москва, Любовь Моя-18マドレーヌ](https://stat.ameba.jp/user_images/20120214/04/kvartira53/b5/ef/j/t02200293_0480064011793042111.jpg?caw=800)