閉店
…閉店なのはこのブログじゃなくて!
9月17日に近所の行きつけの本屋さんが閉店してしまいました。学生時代から30年以上通ってた本屋さんなので、ヤッパリさびしいですね~
この本屋さんが出来る前は、小さい町の本屋さんしかなかったので、大きい本屋さんが出来たのが嬉しくて、用もないのに立ち寄って立ち読みしてました(笑)
本はネット注文じゃなくて、実際に手に取って選びたいんです。表紙や装丁を見て、出だしの文章を読んで、文庫本なら解説も読んで買いたいんですよ。
だから、本屋さんは何軒かあってほしいんですね。大手出版社の売れ線の本なら、どの本屋さんにも置いてありますけど、あまり売れ線じゃない本や、中堅以下の出版社だと本屋さんによっては置いてないところもあるんですよね。
実際に近所の本屋さんの中で、この閉店した本屋さんにしか入らない出版社の文庫本がありましたしね。その出版社の本はこれからネット通販で買う事になるかもしれません。
本に限らないですが、目に触れないと存在に気付かないです。毎月何百冊、何千冊と新刊本が出る中、本屋さんの本棚で初めて存在に気付く本がたくさんあります。ネット書店だとそれが難しいです。
以前も書きましたが、この閉店した本屋さんの店名は「BOOKSあんとく柳川店」ですが、以前の店名「BOOK CITYやまと」のほうが馴染みがあるんですよね。店名が変わって30年近く経ちますが、私のうちでは今も以前の店名「やまと」で通じています(笑) これは、その以前の店名の時のブックカバーを付けた30年前買った本。
この本屋さんの閉店の日は、休みだったので昼頃に寄って、4冊買ってきました。そのうちの1冊は近所の本屋さんではこの本屋さんにしか入らない竹書房ホラー文庫(笑)
今日その本屋さんの前を通ったら、駐車場のところには資材が積み上がっていて、解体されるのか、リニューアルして別の店に変わるのか分からないですが、工事が始まってました。
あ~やっぱりさびしいな~
ティグラン・ハマシアン・ソロ”For Gyumri~光の記憶~” 佐賀公演
9月7日、ティグラン・ハマシアン(TIGRAN HAMASYAN)さんのピアノソロ・コンサートの佐賀公演へ行ってきました!
ティグラン・ハマシアンさんは1987年アルメニア生まれのピアニスト。ジャンルはジャズになるんですかね? 私が持ってるティグラン・ハマシアンさんのアルバムがプログレっぽいのばかりなので(笑)
ティグラン・ハマシアンさんを知ったのは、3年くらい前。
ケンソーの清水さんのブログでアルバムが紹介されていて、面白そうだな~と手に入れたらドンピシャ!
TIGRAN HAMASYAN”The Court Jester”(ライブ映像 youtube)
3週ほど前、トギーさんのラジオ番組の中で告知されて、ティグラン・ハマシアンさんのピアノソロライブが佐賀であると知りました。嬉しかったんですが、期待半分不安半分でしたね~というのも、持っているのはバンド編成のアルバムばかりで、ピアノソロのアルバムは持ってないんです。正直ピアノソロってどうなのかな~?って(爆)
取りあえず予習用に新譜のピアノソロ「For Gyumri」を手に入れました。タイトルの「Gyumri」というのはティグランさんのアルメニアの故郷の名前だそう、
会場の佐賀円形ホール・アバンセは行ったことが無い施設。地図を見ると佐賀駅の近くで、佐賀大学の横の道を佐賀駅の方へ行けば良いらしい。家から自動車で3-40分ぐらい。
実は、私は20ウン年前佐賀大に通ってました。それでこの辺の道はよく通っていたので大丈夫だろう、とタカをくくっていたんですね。
実際迷う事は無かったんですが、…道の両側の風景が全然変わってました!(笑) 道自体も大きく交通量も増え、本当に浦島太郎状態(笑)
佐賀大の近くに女子高があって、さすがに学校は変わらんだろ?と思ってたら、その高校が無くなってました(ネット検索したら移転してました 笑)
…などというリアルドッキリを味わいながら会場に到着。
開演時間の夜7時より前に到着。客席に座ると、客入れ中の音楽で電子音に管楽器やピアノが絡んだスペイシーな音楽がかかっていましたが、これもティグランさんのかな? ステージにはピアノとデスクトップの(PC?)画面とシンセが一台?
ライトが暗くなり、ティグランさん登場!
前も書きましたが、ピアノソロという事で不安もあったんですけど、面白かった!
基本はピアノソロなんですけど、落ち着いた曲や激しい曲とバラエティに富んでいて。
何かピアノに混ざって小さくシンバルみたいなパーカッション音が聴こえるな~と思ったら、ティグランさんのボイスパーカッションでした! ボイスパーカッションしながらピアノ弾かれてました。
曲によっては横に置かれたシンセで作ったフレーズをループさせて、そこへ重ねてピアノを奏でていく。更には歌や、口笛、大きなボイスパーカッションを加えたりと、多彩!
そして、音がすごかったですね。ソロという事で音がシンプルという事もあってか残響の一つ一つまで気が張っていて。
照明はティグランさんだけに当たっていて、頭や体を大きく振りながら弾いたり、鍵盤に突っ伏しながら弾いたり、アクション一つ一つまでステージ上のティグランさんの世界観になってましたね~
MCでは「コンバンハ」「アリガトウゴザイマス」と日本語も。
英語のMCもあり、私は英語が苦手で「アースクエイク(地震)」「1988」くらいしか分からなかったんですが(笑)、ライブ後にスタッフの方に伺ったら、1988年にアルメニア地震という大勢の人が亡くなった大地震があり、それと日本での色々な地震(9月6日昨日の北海道地震も)も絡めていたとの事。その後演奏したのが地震の曲だった(アルバム「太古の観察者」収録の「Leninagone」と言う曲)。
アンコールは2回。2曲でしたが、そのうちの1曲は、ディズニーのアニメ「白雪姫」の曲(ネット検索したら「いつか王子様が」)でした。もちろんかなりアレンジされてましたけどね(笑) アニメの曲やるんだと思ったら、不勉強で知らなかったんですがジャズではスタンダードナンバーになってるんですね~
終わったのは8時半前。約一時間半のステージ。面白かったです!
ライブ後には物販でティグランさんのピアノソロのアルバム「太古の観察者」を入手!
ライブで聴いた曲もあって新鮮に聞こえますね~
また見れることがあったら見たいですね~ソロでもバンド編成でも!
人間椅子「恩讐の彼方~2018年晩夏のワンマンツアー」福岡公演
9月3日、人間椅子のライブへ行ってきました! 今年最強だという台風21号が近づいていたので心配しましたが、福岡からは何とかそれました。少し曇り空程度の晴れ。
今回のツアータイトルは「恩讐の彼方」。確か菊池寛でしたっけ?
会場へ着いたのは開演時間の夜7時ちょい過ぎ。まだ始まってませんでした。セーフ!
荷物をロッカーへ詰めカルピスを飲んでいると、出囃子の「此岸御詠歌」が流れる中、メンバー3人登場!
和嶋慎治さん(ワジーさん)は着物姿、鈴木研一さん(研ちゃん)は坊さん姿、ナカジマノブさん(ノブさん)は和柄のTシャツ姿と、いつものステージ衣装。
1曲目は「鉄格子黙示録」。2曲目は「侵略者インベーダー」。この曲をライブで聴くのは初めてかも?
研ちゃん「どうもこんばんは。人間椅子です。、
1曲目の「鉄格子黙示録」は高校の時からオープニング曲でした」
ワジー「どうも。恩讐の彼方ツアーにようこそ~
鈴木君とは同じ高校でしたが、初めてやったの文化祭だっけ?
人間椅子は来年30周年を迎えますので、今回のツアーは、
今のうちにレア曲をやっておこう!という選曲になってます
CDを揃えてない人は苦痛な時間かもしれませんが(笑)」
ワジー「僕たちは本の書名から曲を作ることがありますが、
次の曲は怪奇作家ラブクラフトから「宇宙からの色」」
「宇宙からの色」も好きな曲です~
次が「夜間飛行」。ワジーさんのテルミンが大活躍する曲!好きな曲ですね~
研ちゃん「宇宙人の曲ですが、僕は宇宙人はいないと思ってるので
和嶋君は宇宙人はいると思って曲を造ってるんだろうけど、
僕はいないと思いながら歌ってるんですよね(笑)」
ワジー「そうなの?(笑)」
研ちゃん「僕達は昨日福岡へ来たんだけど、九州弁を話さないね
ばってんとか、おいどんとか」
ワジー「それ、色んな九州弁が混ざってるよ(笑)」
研ちゃん「和嶋君はレンタルバイクでどこか行ったらしいじゃない」
ワジー「それは後で話すからちょっと(笑) 僕はそういう所アドリブが
効かないんだよね(笑) ステージでは頭が真っ白になるから(笑)」
この辺りで曲順が定かじゃなくなります(笑)
新曲「命売ります」
そして「品川心中」。CDとライブでアレンジが違うんですよね~
ワジー「6か所目なので落語もこなれてアドリブで変えてみました」
研ちゃん「そういうアレンジはその場でパッと想い付くの?」
ワジー「実は前から考えてた(笑)アドリブじゃない(笑)」
ワジー「昨日福岡へ来て、二人は色々行ったみたいですが…」
ワジー「僕はレンタルバイクで阿蘇へ行ってきました!
やまなみハイウェイとか自然が雄大で感動しましたよ!
九州の山は何か青森と違うね~」
研ちゃん「恐山とか?(笑) 次はどこに行きたい?」
ワジー「レンタルバイクで鹿児島か宮崎が良いねぇ~」
「どだればち」はギターソロが長いロングバージョン!
「悪徳の栄え」も25周年ベスト盤に入ってた曲。ライブで聴くの初めてかも? 懐かしめの「晒し首」。この曲もライブで聴くの初めて。
好きなラブクラフト・シリーズの「ダンウィッチの怪」。この曲もライブで聴くの初めて。ロバート・フリップ風なイントロから始まる曲ですが良かった! 中間部分でノブさんがカリンバを演奏するシーンが印象的でした。
そして問題の「黒猫」。途中ワジーさんのギターが鳴らなくなって演奏しながら調整していましたが、度々音が出なくなり、ついには演奏中止。
ワジー「お客さん、今貴重なシーンが見れていますよ」
研ちゃん「ベースアンプ使う?ポール・コゾフはベースアンプ使ってたじゃない」
ワジー「原因が特定できました。もう少しお待ちください」
ノブさん「その間に俺がドラムソロをやるぜー!」
ワジーさんがギターアンプを直している間にノブさんのドラムソロが始まって、盛り上がりました! 後ろのドラも叩くドラムソロ! そのうちにワジーさんのギターアンプも直って、ドラムソロから自然にギターも演奏に参加。中断していた「黒猫」のギターソロの部分へつなげて「黒猫」演奏再開! そして大団円! 盛り上がりました!
ワジー「なんとか上手く行ったね。」
研ちゃん「前より音良くなってない?」
ワジー「シールド直したら音が良くなったんですよ。ドラムソロ良かったよ」
ノブさん「あの時は俺がドラムソロをやるか、
それとも研ちゃんがベースソロをやるかでしょ?」
研ちゃん「俺はベースソロ嫌だなぁ。そうだカラオケやろうか?」
ワジー「ええ!?(笑) 逆に盛り上がったかもね(笑)」
ノブさん「お客ちゃーん!盛り上がってますかー!」
と、そのままノブさんコーナーへ。「悪夢の添乗員」盛り上がりました!
ノブさん「まだまだ行けるかーい!」と次の曲はスラッシュ気味な「地獄の球宴」。「雪女」この曲も好きなんですよ~
最後は「針の山」。盛り上がって終了!
アンコールは「辻斬り小唄無宿編」この曲もライブで聴くの初めてかな?
「地獄のヘビーライダー」では最新小道具が登場! ワジーさん作のバイクのハンドル。研ちゃんはハンドルを握ってステージを練り歩きます(笑)
アンコール2回目「なまはげ」
研ちゃん「このハンドル和嶋君作なんですよ」
ワジー「さっきの「地獄のヘビーライダー」は悪い奴をやっつける歌だけど、
何故か暴走族ぽくなるね(笑)」
研ちゃん「それは僕の歌詞のせいかもね。いい加減だから(笑)」
ワジー「次は新譜ツアーやります!怖いアルバムを作りますので!
でも怖いアルバムってクリムゾンみたいにやればいいのかな(笑)」
途中機材トラブル(ギターアンプのシールドの故障)がありましたけど、終わったのは9時半過ぎ! その「黒猫」はドラムソロも相まって盛り上がって逆に良かったです!
次は来年になるのかな。また見たいな~!
曲順はムチャクチャですが、多分、曲は合ってていると思います。
鉄格子黙示録・侵略者・宇宙からの色・夜間飛行・命売ります
品川心中・どだればち・悪徳の栄え・晒し首・ダンウィッチの怪
黒猫・悪夢の添乗員・地獄の球宴・雪女・針の山
(アンコール)
辻斬り小唄無宿編・地獄のヘビーライダー
(アンコールその2)
なまはげ
松村進吉「セメント怪談稼業」
お盆を過ぎましたが、猛暑日! 暑い夏には、やっぱり怪談!
でも、この本は変わり種怪談と言いますか、怪談+私小説(?)怪談+エッセイ(?)
松村進吉「セメント怪談稼業」
松村進吉さんは1975年徳島生まれ。2007年怪談作家デビュー。
前に書いた通り、実話怪談なんですが、変わり種なんです(笑)
作者の松村進吉さんは実話怪談専門で書かれている作家ですが、この本はその松村さんの日常を描いた私小説というかエッセイというか、そういうジャンルなんです。ちなみに、こちらは通常の(笑)松村さん執筆の怪談本「超怖い話M」。
この「セメント怪談稼業」の中でも仰っていますが、松村さん自身は霊感はないそうです。怪談を執筆されるときは、色々な霊体験をお持ちの方々に取材して実話怪談をお書きになるらしいです。
その取す材の模様や、松村さんのこまごまとした日常が面白おかしく描かれています。でもそこは怪談本ですからモチロン怖いですよ(笑) 松村さんは自分には霊感はない、と仰ってますが、不思議な体験談はいくつも体験されてますしね~
でも普通は、怪談本と言うとモチロン心霊話がメインになりますが、この「セメント怪談稼業」では怪談本ではあるんですけど、怖い心霊話と同等ないし、それ以上に作者の松村進吉さんのパーソナリティが浮かび上がってくるんですよね。そこがこの本が、”怪談+私小説”と書かれている理由ですね~
ちなみに、この本の表紙のイラストは、漫画[「ファミ通のアレ(仮題)」等で有名な漫画家の羽生生純先生!
