横田順彌「明治幻想青春譜」
好きなSF作家・横田順彌(よこた・じゅんや)さんが、去年(平成31年)1月4日にお亡くなりになって一年経ちました。私が訃報を知ったのが、お亡くなりになって数ヶ月経った頃だったのでブログでは何も書かなかったですけど、ここで改めて。
横田順彌さんのご冥福をお祈りいたします。
一年経ち、この機会でヨコジュン(横田順彌)さんの本を紹介しようかな~と。
初期のハチャハチャや、抒情的なSF、明治SF、古本・明治の文化人物関連のエッセイ等々。…やっぱり明治モノが良いかなと思いまして。
横田順彌「明治幻想青春譜」(1992年)
横田順彌さんは昭和20(1945)年佐賀生まれ。1970年作家デビュー。平成31(2019)年逝去。
”明治モノ”というのは、ヨコジュンさんが好きな作家で、明治時代に活躍した押川春浪(おしかわ・しゅんろう 1876-1914)さんが登場するSF。
押川春浪さんは日本SFの祖といわれる人気冒険作家。ヨコジュンさんは、明治40年代を舞台に押川さんやその周りの人物を描いた(もちろん架空の)SF・冒険小説をいくつも執筆されていました。
この「明治幻想青春譜」はその”明治モノ”のなかの1作です。
舞台は、明治43(1910)年東京。主人公は女学校を卒業したばかりの松川百合子(まつかわ・ゆりこ)17歳。
百合子の夢は雑誌記者になる事。百合子のおじさんの紹介で東京の出版社・博文館に、見習い編集者として勤務することになります。
百合子は編集者として取材や仕事で作家や有名人と会いますが、彼らから不思議な事件を見聞きします。百合子はそれらの事件を取材することに…
主な登場人物は、百合子と、彼女の幼なじみの二人。
南郷道明(なんごう・みちあき)、早稲田大学の1年生で応援隊に入っている19歳。
青山明(あおやま・あきら)慶応義塾大学1年生で作家を目指す19歳。
博文館は、のちに雑誌「新青年」(大正9~昭和25)を出していた出版社です。
百合子と、南郷、青山の幼なじみ3人組で不思議な事件に関わっていくんですが、南郷・青山は二人とも百合子を片思いしているんですね。
男2人女1人の幼なじみと言えば、あだち充先生の漫画「タッチ」が思い浮かぶんですけど(笑)…まぁ~そこは明治時代ですからラブコメには到底ならない(笑)
そして物語の舞台が明治時代の博文館なので、ヨコジュンさんの明治モノでお馴染の、押川春浪さん、河岡潮風(かわおか・ちょうふう)さんなどの作家や編集者、そして早稲田大学の応援隊長・トラヒゲ野次将軍こと吉岡信敬(よしおか・しんけい)さん等々、いつもの面々も登場します! でもあくまでも脇役で、この短編集では、若い3人が主人公ですね~
ミステリ仕立てではあるんですが、事件がSF的なんですよ。そして「明治モノ」に共通する要素ですけど、雰囲気が良いんですよね。その物語の中に入っていきたくなる感じで。
私が、ヨコジュン(横田順彌)さんの本を初めて読んだのは、大学浪人していた1990年代前半の事。通っていた久留米の予備校の近くの古本屋で手に入れた「SF事典」でした。
でも、これはあくまでも”事典”ですから(笑)
初めて読んだヨコジュンさんの小説は、同じ頃大学に入学して佐賀の古本屋さんで手に入れた徳間文庫「帰ってきた雪之丞」でした。
ハチャハチャの連作短編集ですけど、腹を抱えて笑いましたね~
それから30年近く、ヨコジュンさんには楽しませて頂きました! ↓はヨコジュンさんの「明治モノ」のSF小説「冒険秘録 菊花大作戦」
まだ拝読していない著作もかなりの数ありますし、これからも楽しまさせて頂きます!
波田陽区トークライブ「人見知りの会vol.2」
1月18日、福岡へ波田陽区さんトークライブへ行ってきました!
今回はゲストに沢田アナ、ルーシーちゃん、コガアキちゃんという豪華な顔ぶれ。
会場は、去年7月にあった前回のトークライブと同じ、福岡の唐人町商店街の甘棠館という80席で満員の小さいライブハウス。
前回は地下鉄唐人町駅から降りて、道に迷ってしまい遅れてしまいましたが、今回はバッチリ! 夜七時の開演時間に間に合いました!
会場に入るともう満席。空席が見当たらなかったのでパイプ椅子を出してもらいました。
暗転して、波田陽区さんが登場! 今日はエレキギターを手にして、エレキ侍。今日のゲスト、沢田さんを斬ります(笑)
陽区さんは沢田さんを呼び込んで、沢田さん登場!
今回もルーシーさん製作の変な文字入りTシャツを着て登場!
沢田さんは。陽区さんから、「本番は7時からなので、会場にはギリギリの時間に来て良いですよ」と言われたけど、こういうトークライブに出るのが初めてで緊張して、2時間前に来たとの事。誰もおらず喫茶店で時間つぶそうと思ったら、周りに何もないので、(だいぶ離れた)大濠公園のファミレスでお茶飲んでた」との事(笑)
ここからは、放送禁止満載の危ないトーク!なので、危な過ぎてトークの内容は書けない(笑) いやあ~面白かった~!
沢田さん、陽区さん二人のトークだけで1時間以上経過。もうアッという間でしたね~
ここでさらなるゲスト、ルーシーさん、コガアキさん登場、二人(と陽区さん)もルーシーちゃん製作の変な文字入りTシャツ着用(笑)
モノマネコーナー。陽区ちゃんルーシーちゃんで、村西とおる監督と黒木香さんのモノマネ、コガアキさんによるドラえもんのまね。
会場からの質問コーナー。Tシャツプレゼントで、1時間半のトークライブ終了!
面白かった~!
終了後、入り口付近で出待ち。リスナーの方々とご挨拶! カイトさんとは2014年3月のパオーンのイベント以来6年ぶり!
波田陽区さんにDVDにサインを頂きました! ありがとうございます!
沢田さんに番組表にサインを頂きました! ありがとうございます!
ルーシーさん、コガアキさん、会場を手伝っておられたパラシュート部隊矢野ペペさんに番組表にサインを頂きました!ありがとうございます!
いやぁ~面白かったな~! 沢田さんと陽区さんのトークはもっと聴きたかったな~!!
人間椅子「人間失格」
毎年恒例の干支ジャケット!
今年は子年。ネスミのジャケットのCDですが…ネズミと言ったらアレしかないでしょう!
ジャケットに、研ちゃん・ワジーさん・上館さんの人間椅子のメンバー三人が写ってますけど、良く見えないので、ブックレットの中のメンバー写真を。
デビュー前から、このメジャー1stアルバムまで、研ちゃんは水木しげる先生の漫画「ゲゲゲの鬼太郎」に登場するキャラ・ネズミ男の格好がステージ衣装だったんですよね。
何かでピーター・ガブリエルの影響だとかインタビューを目にした記憶がありますが…どこがピーガブかどうかはさて置き!(笑)
オマケで蛍光塗料で光る人間椅子ステッカー付き!
1stアルバムだけにデビュー前の代表曲満載の一枚となっています。
ただ、30周年記念本によれば、レコードの音質を目指して、わざとこもった音質にしたとか(笑) 確かに数年前出たリマスター版CDを聴くと、このオリジナル版CDでは聴こえづらい音がはっきり聞こえるようになってます(笑)
まァ~そこは好みで!
実はこの「人間失格」が発売された頃、私はCDプレイヤーを持ってないなくて(笑)
もちろんテレビやラジオで人間椅子の音は耳にしていて、すごかなぁ~!と。ハードロックと日本の歌謡曲、民謡が合体した音楽で驚きましたね~!
歌詞の世界観を象徴する、江戸川乱歩や夢野久作、横溝正史などの戦前の探偵小説は当時心酔してましたしね~
さて、プレイヤーを手に入れて初めて買った人間椅子の盤は4thアルバム「羅生門」。そこからさかのぼって、いわゆるイカ天盤まで、すぐ買い揃えてしまいます(笑)
当時深夜ラジオ「オールナイトニッポン」の火曜日は、1時からの1部が電気グルーヴ、3時からの2部がお笑い芸人の清水宏さん。
どちらも好きで毎週聴いていましたけど、清水宏さんとワジーさんがご友人だという事で、「清水宏のオールナイトニッポン」に、ちょくちょくワジーさんがゲスト出演されていました。研ちゃんとマスヒロさんも何回か出演されて、特に最終回の放送は三人ともゲスト出演されて私物プレゼントの企画をやってましたね(私は当たらなかったです 笑)。
その縁で、当時録音中の「羅生門」から「もっと光を!」が番組のオープニング曲やジングルに使われていました。しかも本物は研ちゃんのボーカルですが、番組で使われていたのは清水宏さんがボーカルを入れたバージョン(こっちも久々聴いてみたい)。
当時の人間椅子のライブにも清水宏さんがゲスト出演したと番組で仰ってましたね。ライブの合間に人間椅子のメンバーが回答者の大喜利コーナーを行って、清水宏さんはそのコーナーのMCで。大喜利コーナーはあまり盛り上がらなかったとか(笑)
電気グルーヴ×スチャダラパー「電気グルーヴとかスチャダラパー」
令和元年/平成31年が暮れようとしています。
今年一年を振り返って…
…蒸し返すようで心苦しいんですが、やっぱり電気の瀧さんの事件かなぁ~(笑)
みなまでは言いませんけれどもね(笑)
という事で! 今年最後はこの盤を!
電気グルーヴ×スチャダラパー「電気グルーヴとかスチャダラパー」(2005年)
電気グルーヴ(+まりんさん)とスチャダラパーによる合体バンド。この盤は2005年に出た唯一のアルバム。
ありそうで無かったユニットというか、今までやってなかったんだっけ?という、ある意味既視感満載だけど、新鮮なユニットです(笑)
真面目な楽曲も、面白い楽曲も全て好きですね~
「おじさん」をテーマにしたコンセプトアルバム。
途中、荒川良々さんがDJのラジオ番組が挿入されたり(笑) 最後の曲はアニメのエンディング曲みたいな物悲しめのメロディの曲で、しかも堀江美都子さんが歌っています!
ちなみに堀江美都子さんは多数のアニメの曲を歌われている歌手の方で、例えば「山ねずみロッキーチャック」「ボルテスⅤ」「キャンディーキャンディー」「てんとう虫の歌」などなど。
全体では、テクノポップ色と言うか、KRATWERK色? YMO色? が強いのかな~と。
瀧さんとスチャダラ・アニさんをフィーチャした曲がインパクト強くて好きですね(笑)
「T・A・K・I・瀧ちゃんマン」には、当時、思わず吹いてしまった記憶がありますね(瀧さんは後にビートたけし監督の「アウトレイジ最終章」に出演されましたけどね 笑)
初回盤の付録は、DVDと写真集。DVDには、PVと、ジャケット写真の撮影のために、スチャダラパーと電気の5人で1泊2日の鬼怒川温泉旅行へ出かけた時のスナップ写真を多数収録。そのスナップ写真から抜粋した写真集。出来過ぎた付録(笑)
それでは、良い年をお迎えください!

