行雲流水的くっぞこ -3ページ目

奇怪夜行 大広間怪談 城谷歩独演会

 柳川の殿様の邸宅の御花で、「奇怪夜行」というイベントが毎年行われています。八女のちょうちんとコラボしたイベントなんですが、その一環で怪談会が行われます。

 日本庭園がながめられる100畳敷きの大広間で行われる怪談会で、今年は城谷歩(しろたに・わたる)さんの独演会でした。

 夜7時会場、7時半開演。近所の駐車場に車を止め、御花へ。

 

 怖かった〜

 前座で一話、城谷さんの怪談が休憩をはさんで2話。終わったのは9時半頃。

 

 リハーサルではどうもなかったマイクの音声でしたが、本番では、何かマイクを叩く?こする?私には、小さな子供が走り回っているような足音に聴こえましたが、ずっとノイズが入っていました。

 そのせいで2話目の途中でマイクを切り、生声での怪談。ある意味、貴重な(笑)

 

 終わった後は、城谷さんとの写真撮影会。写してもらいました〜ありがとうございました!

白蔵盈太「一遍踊って死んでみな」

 この文庫本、実は表紙のイラストにひかれて手に取った、いわゆる「ジャケ買い」な本なんです!

 「え?!人間椅子の鈴木さん…?!」(笑) 違います!(笑)

 白蔵盈太「一遍踊って死んでみな」

 

 白蔵盈太(しろくら・えいた)さんは1978年埼玉生まれ。2020年デビュー。

 

 

 主人公は岩手の北上市に住む佐々木弘之(ささき・ひろゆき)、音楽を聴くのが好きな平凡な高校三年生、18歳。ニックネームは「ヒロ」

 下校途中、雷に打たれる。気が付くと、体はどこもケガはなく、何もない野原の真ん中の一本道に立っていた。何気なく携帯を見ると、「1280年5月10日」と表示されている。鎌倉時代の岩手にタイムスリップしていた。

 ヒロは何とか近くのお寺に住み込み、食と住居を得る事が出来た。数か月経ち、村人とも仲良くなり始める。何も娯楽が無い毎日に退屈し始めた頃、都で有名なお坊さんがお寺に来ることを知る。裏山にあるご先祖の墓参りの途中に寄るらしい。

 「踊り念仏」といって、踊り歌いながら念仏を唱える事で有名な新興仏教の時宗の一遍というお坊さんらしい。踊り念仏のステージが始まり、少し斜めに見ていたヒロは、だんだんその熱狂に体を動かされ、気が付くとステージに上がり、歌い踊っていた。

 踊り念仏のステージが終わり、ヒロは退屈な日常を離れ、一遍の一群に付いていく事を決める。

 

 

 1289年に亡くなるまで、一遍とのライブツアーのツアーメンバーとして付き添ってきたヒロから見た9年間の一遍のツアーレポート。

 

 「バーン」「ロッキングオン」「リミックス」などの洋楽雑誌や洋楽CDのライナーノーツの記事やインタビューみたいな、一種独特な言葉遣いで書かれた一遍の生涯。

 熱い!面白い!(笑)

 ロックな一遍の生き方と、洋楽好きなヒロが読み込んできた洋楽誌を重ねて合わせて、一遍が亡くなって10年後、ヒロが一遍との思い出をそういう文章スタイルで書き残したという設定(笑)

 現代に、鎌倉時代のお寺から見つかった古文書なのかな~と思ってニヤニヤしてしまう(笑)

 

 笑ったナ~

 だって、鎌倉時代に現れた仏教の新潮流、浄土宗や浄土真宗、日蓮宗、時宗などをまとめて「NWOKB」=ニュー・ウエーブ・オブ・カマクラ・ブッディズム とヒロが呼んでる(笑)

 NWOBHMのパロディ(笑) NWOBHM(ニュー・ウエーブ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィ・メタル)は1980年に起ったパンクに対する新しいヘヴィメタルの潮流なんですけど、それと重ねてる~(笑)

 

 とにかく、洋楽好きな人には諸手を挙げておススメしたい時代小説。

 洋楽誌のパロディと分からない、あまり音楽を聴かない人でも、熱くて面白いので楽しめると思いますよ~

 

 

 

  

坂木司「楽園ジューシー」

 坂木司さんのお仕事日常の謎ミステリー「ホテルジューシー」シリーズの続編です。とは言っても、前作とは登場人物が同じなだけで、続編的な感じは全くありません。

 坂木司「楽園ジューシー」

 

 

 主人公は、ザックンこと、松田英太(まつだ・えいた)20歳。ミックスの男の子。

 関東の地方都市で生まれて育ったんですが、家系がある意味複雑で。

 父方の祖父がドイツと日本のハーフ、祖母はロシア人、母はマレー系の中国人という身内。しかもこの家族全員日本で生まれ育った人たちなので、顔は外人だけど、もちろん日本語しかしゃべれない日本人。ハーフより多彩なミックスなザックン。

 

 そんな彼は顔が濃くて天然パーマで、子供の頃は太っていたせいで、いじめられっこ。中学生になり、いじめられっこ3人組で仲良くなり、深夜おしゃべりしながら散歩するのが日課になります。そのおかげで、高校生になるとやせ始め、東京の大学に通う頃はやせて、外人顔なので、急にモテ始めます。

 ただザックンはモテ始めても顔の事を言われるのが嫌で、顔を出さない街のお弁当屋さんの調理係のバイトをしていました。

 大学二年の春休み、その弁当屋さんの社長が入院する事になり、二ヶ月の春休みが丸々空いてしまいます。そこで、ひょんなことから、長年の夢だった沖縄で、ホテルの受付のアルバイトをすることに。

 そこが、例の『ホテルジューシー』(笑)

 

 

 最初に書いたように、続編的な感じは全くなくて、前作を読まなくても全く問題ありません。読んでいると、前作の主人公がちょこっと登場するのでニヤリできるくらいかな~

 

 那覇市内のさびしい裏路地。ホテルジューシーは雑居ビルの1階〜5階を改装したホテルで、他の階には別の会社がはいっています。1階はロビーと食堂とキッチン。2~5階が客室になっています。

 昼間はいつも眠そうな二重人格のオーナー代行。料理がどれも美味しそうなコックの比嘉さん。掃除係の双子のクメばあとセンばあ。レギャラーメンバーは登場します。

 

 今回は前作と比べて、ミステリー色はもちろんありますが、青春小説色が強いですかね~ザックンが子供から大人にすこ~しだけなる感じ。あくまでもすこ~しね。

 そして、この表紙絵!読み終えて改めて見ると、ワ~!と思う(笑)

 

 コロナ前の2018年に連載されていた小説なので、コロナ対策のそういう描写は全くありません。

KBCラジオ「水と緑のイベント」

 8月2日、地元福岡のラジオの、KBCラジオの「水と緑のイベント」に行ってきました。

 

 会場はKBCラジオの本社の前の広場。イベントの内容は、ラジオパーソナリティの私物オークションでした。

 11時からだったので、10時最寄り駅出発の電車に乗って、ちょうど到着した頃、始まってました。

 

 色々出品されてましたけど、どれも高額で落札されていったので、手が出なかった(笑) でも、沢田さんのパオーンのイベントで使った小道具のバチは欲しかったな~

 

 終わったのは2時過ぎ。

 とにかく暑かった~けど、面白かった〜リスナーの方々と色々ラジオトークもろもろ話せましたし~

ドラえもん50周年スペシャル版

 ドラえもんの単行本が発売されて50周年ということで、特別版コミックスが発売されました。

 昭和49年に第1巻が発売されて50年になります。

 実は小学館がそれまで漫画の単行本を出したことがなく、小学館の雑誌に載った漫画の単行本は他社から発売されていました。「ドラえもん」はその1冊目だったそうです。

 ドラえもんの連載が始まったのは昭和45年。その後、テレビアニメになり、そのテレビアニメ終了に伴い、「ドラえもん」も連載終了の話が持ち上がります。

 そこで企画が始まったのが、「ドラえもん」単行本化の話で、5年間の連載話の中から選んで、6巻にまとめたのが、今回スペシャル版が発売された「ドラえもん」第1巻~第6巻。

 ところがコミックスが大反響で連載終了の話は無くなり、その後は第7巻以降も発売され、今に至ります。ここいらの経緯は、当時、藤子不二雄先生のアシスタントをされていた、「まいっちんぐマチコ先生」のえびはら武司先生の当時を振り返った漫画「まいっちんぐマンガ道」に詳しく載っています。

 それで、このスペシャル版コミックスなんですが、生原稿から新しく印刷し、カラー原稿だったものはカラーで収録、カバーは特製のキラキラ仕様(笑)

 カバーを取った中身は、昔のコミックスを再現したもの、

 そして、各巻、特別付録が付いてくる 

 藤子ファンにはすごく心をクスグラレル内容です~