複雑なこと、特別なことがすごいんだ、素晴らしいんだと思い込み、でも、息切れする。

 

「なぜ、気楽にいられないのだろう」と耐えられなくて、逃げたり、手放したり、離れたり。

 

例えば、

 

親と一緒の時、

親戚との集まり、

冠婚葬祭、

学校のグループ、

習い事、

ママ友との会食、

スピリチュアルな集い、

自分が主催した会も含め・・・。

 

苦手なものが増えていってた。

 

ただ一方的に「緊張」していて、その場が耐えられなくなる。

 

そんな自分を「意気地なし」「特別意識が強い」「心が狭い」などと責めている。

 

・・・


ある日気づいた。

 

何が起きてる?

 

「あ、思考に居座っている」と。

 

ただ、延々と頭のおしゃべりと共にいて、肝心の集まりに参加してない。


結局、自分の思考、感情、感覚を体験し続けている。


集まりは関係ないのだ。
 

・・・

 

「愚者になりて往生す」(法然)

 

・・・

 

自分って「愚者」だった。

 

誰よりも何よりもどこまでも愚かだー。

 

そしてそれでよかった。

 

底辺まで落ちていく。

 

そもそも、もともと底に居る。

 

これを認めたら、楽に。

 

「思考」を相手にしなくなった。

 

自分が何者かなんてわからなくていい。

 

自分像なんてない。

 

「空」なんだ。

 

・・・


空だから、隠すものもない。

 

「愚者」を認めちゃったらこれ以上責めようがない。

 

私以上に最低な人はいないから、誰の事も責めなくていい。

 

そんなスケルトンな気持ちになったら愛おしさが押し寄せた。

 

人間関係の駆け引きから自由になった。


なので、どんな集まりに対しても気楽になった。

 

いつでも悠々と全体だけがある。

 

このひとつらなりの安穏に包まれていた。

 

・・・・・

 

~「奇跡講座」「非二元」「禅」の気づきとわかち合い~

 

違和感だらけの苦しい暗中模索の人生の中で、

さまざまな心理や真理の学びを重ね、

「個人」として生きることのパラドックスに氣づきました。

 

そうして「奇跡講座」「非二元」に導かれました。➡●

 

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茂藤かおり

 

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